
このシリーズも今回が最後ですので、それにふさわしい、超大物を2点ご紹介します。
1番目の巻物の画像は、これもPスタンプで、60cm×188cmもあります。
前回ご紹介した巻物切手は、巻物タイプのフォルダーに切手シートをはさみこんだだけのものでしたが、これは違います。
絹製の巻物の上に、465mm×1,000mmの大きな切手シートを直接貼り付けているものです。
2番目の画像は部分的に拡大したものですが、判りますでしょうか?
そしてもう1点、3番目の画像をご覧下さい。ちょっと見ただけでは、上の巻物切手の色違いに見えますが、こちらは、紙のシートを貼り付けたのではなく、全体が絹製の切手シートになっています。
これこそ、究極の(?)巻物切手といえます。
4番目の画像はその部分拡大ですが、ご丁寧に目打穴まで空けてあります。


全体が絹製の小型シートになっていますので、これは、世界最大の小型シートと言うことができるかもしれません。
また、絹製のPスタンプというのも珍しく、おそらく世界初です。さらに、このシートの中央部分の地図には24Kの金箔が施されており、金箔+絹製切手のコンビネーションも世界初となります。
どちらのシートも、合計142枚の切手と、146枚のタブの合計288枚が入っています。
また、この巻物には、聖火リレーのトーチに似たデザインの金属製のケースと化粧箱、そして証明書が付けられています。これらを写したものが、最後の画像です。
なお、証明書の記述によれば、発行日は2008年4月8日、発行枚数(巻数?)は、何と20万とのことです。20万枚(巻)も発売されたなら、もっと市場に流通していても良いのですが…。

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