・セルフ糊シールタイプの変形切手

2013年5月 4日 (土)

円盤付切手&パズルピース型切手

Disc1

 南アフリカが3月に発行した、変わり種切手を2点紹介します。

 1つ目は、「国際水協力年」記念の円盤付切手です。
 上の画像のセットをばらすと、下のように2つの円盤に分かれます。下側の円盤には5枚の切手(水滴型)の切手と説明文が印刷されており、上側の円盤を回転させるとその内の1種類だけが現れる仕組みです。
 2011年にアルゼンチンが発行した円盤付切手とは少しタイプが異なりますが、同じカテゴリーに分類してよいでしょう。

Disc2

Disc3

 2点目は、パズルピース型の変形切手です。小型シート(下の画像)の中に、ジグソーパズルのピース型の切手が2種収められています。
 シート全体の画像では判りにくいですので、円盤付切手に収められた水滴型切手と共に封筒に貼られた状態(最後の画像)をご紹介します。これを見ると、切手部分の形が良く判ります。

Puzzle1

Discpuzzle_2









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2012年5月 7日 (月)

ソチ五輪記念のセルフ糊変形切手

Sochi

 ロシアから、ソチ五輪記念の記念小型シートが届きました。
 夏のロンドン五輪もまだなので、ちょっと気が早い気がしますが、開催国のロシアでは盛り上がり始めているのでしょうね。

 画像では判りづらいですが、ソチ五輪のマスコットを描いた変形のセルフ糊切手が合計4種納められています。

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2012年1月31日 (火)

史上3番目の透明切手

Tomeifra1_5

 フランスは、毎年、ハート型の切手を発行していることは有名ですが、先日発行された今年のハート型切手のうち、セルフ糊シールタイプの60c切手が透明素材で出来ていることが判りました。

 
 透明の切手は、これまでフィンランド、UAEで発行されており、このフランスが3番目の発行例になります。

 裏の剥離紙からはがして、新聞のテレビ欄を下に敷いてみたのが、下の画像です。

Tomeifra2

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2012年1月27日 (金)

ウルグアイの三角切手カバー

Uruguayr

 ウルグアイでは、2008年から2010年にかけて三角形のセルフ糊式変形切手を何種か発行しています。三角切手自体はそれほど珍しくないのですが、普通切手(郵便局で常時売られている切手)であることが特徴です。

 せっかくの普通切手なので、何とか実逓カバー(実際に郵便に使われた封筒)、それもウルグアイ国内便のカバーをずっと探していましたが、入手できたのは、他の四角形切手と混貼りの外国宛カバーだけでした。

 昨年末、ウルグアイの新切手をネットで注文した際に「他に探しているウルグアイ切手はあるか?」と聞かれたので、ダメもとで「三角切手の実逓カバーを作ってくれないか」と頼んでみたところ、書留便(画像上)・普通便(画像下)を色々組み合わせて6通も作って送ってくれました。のんびりした南米らしく、頼んでから届くまで2か月ぐらいかかったのはご愛嬌です。
 個人的には、下の画像の1枚貼りの普通便カバーが気に入っています。ちょっと表の消印(1月5日付)が薄いですが、裏面には到着印(1月10日付)も押されています。

Uruguayn_2

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2011年12月24日 (土)

カナダのクリスマス切手

Noel1

 Merry Christmas !!

 画像(上)のカバーは、1983年にカナダが郵便自動化の実験のために発行したセルフ糊式切手です。11.3cm×8.8cmの大型の切手の下部に、郵便番号のマークシート欄があるのが目立ちます。また、印面の左側には3本の黒い縦線があり、バーコードの役割を果たしています。カナダ最初のセルフ糊式切手でもあります。

 同様のセルフ糊式切手は、翌1984年にも発行されました(画像下)。このときは、印面部分とマークシート部分が分離されているなどの改良が加えられています。詳しくは2年前の記事をご覧下さい

 実験といっても、クリスマス向けに大量に、しかも通常料金よりも少し安く売られたため、未使用切手の入手は容易です。しかし、実逓カバーとなると、なかなか見つかりませんでした。個人的にクリスマスカードを送るのに使われたため、なかなか市場に出てこないのかもしれません。

 先月、ネットオークションにて見つけ、ようやく入手することができました。

Noel2

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2009年12月24日 (木)

マークシート欄付きのクリスマス切手

Canadaself1 Merry Xmas !!
 ということで、今回はカナダのちょっと変わったクリスマス切手をご紹介します。

 画像上の大型のセルフ糊シール切手は、1983年に郵便自動化の実験のために発行されました。
 クリスマスの時期は、カード等を送るために郵便物の数がピークになるため、その合理化を目指したものです。
 最初に目が行くのは、下部のマークシート欄ですが、ここは郵便番号をマークするところです。そして、上部の印面左横の縦3本のバーコードが、「郵便番号付きの郵便物」であることを示しています。
 嬉しいことに、この切手を使って郵便番号を記入した郵便物は、少し割安の料金が適用されたとのことです。

Canadaself2 翌1984年にも同様のセルフ糊シール切手が発行されています。こちらは、前年より少し改良されて、上部の印面部分と、下部の郵便番号マークシート部分の間に切れ込みが入れられ、別々に離して貼ることができます。

 なお、これら2点の切手はスコットカタログには掲載されていませんが、そんなに珍しいものではなく、ebay等で検索すれば、数百円で入手することができます。

 なお、この実験の結果を受けて、1986年から郵便番号記入の割引郵便制度が正式なものとなり、バーコード付きのクリスマス切手が発行されるようになりました。

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2009年11月24日 (火)

完集・1974年のセルフ糊切手

Selfuk10 イギリスのセルフ糊式切手については、公式発行の20年以上前の1974年に、切手付封筒のプライベートオーダー制度を利用して作られたものがあることは、以前から、私のHPの「世界の変わった切手たち」のコーナーでもご紹介したとおりです。

 何しろプライベートに作られたもので、一般のカタログには載っていないので、全部で何種類作られたのか、ハッキリしませんでしたが、複数のイギリスの切手商から情報を得て、何とか全種類を集めることができました。全部で4タイプ、合計26種もあります。
 他のコレクターの参考のため、全種類をHPの方に載せましたので、ご覧下さい。なお新しく入手した実逓カバーも展示しています。

 TYPE Iの最低額面(1/2P)は大量に作られたみたいで、10枚ブロック(画像参照)も入手できました。しかし、他は製作(発行)された数も少なく、結構高額で売られています。特に少ないのは、TYPE IIIの大型の長方形切手6種ですが、ebayで格安で入手できたのはラッキーでした。
 また、TYPE IVの円形切手については、最高額面(5P)が900枚しか作られていないそうです。

http://www.aramaki.com/home/stamp/stamp8/self-uk.html

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2008年6月28日 (土)

イランのホログラム切手のバラエティ

Holoi1 イランが2006年に発行したホログラム印刷は、セルフ糊シール式ですが、この剥離台紙のバラエティを入手しましたので、ご報告します。

 画像上は、額面Rls.4400の方の切手ですが、最初に入手したのは白い台紙(左)だったのですが、今回入手したのは茶色の台紙(右)です。

 また、画像下は同時発行の額面Rls.5500の切手の裏側ですが、これについてもメーカーのロゴらしき模様が入ったもの(左)と、全く白いもの(右)の2つのタイプがあることが判りました。

 とすると、額面Rls.4400で裏面ロゴ入りのものや、Rls.5500で茶色の台紙のものもありそうですが、どうなることでしょうか。
Holoi2

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2008年6月18日 (水)

犬ぞり郵便?

Zoo1 伝書鳩郵便に続いて、犬ぞり郵便?の切手を紹介します。

 画像(上)のカバーは、1975年3月にクリーブランド動物園で発行されたローカル郵便切手のカバーです。一応切手上に"LOCAL POST"と記載されていますが、動物園内に設置された専用のポストに三角形の専用切手を貼った郵便物を投函すると、動物園の関係者が最寄りの郵便局に届けて、そこからは正規の郵便ルートで配達されるというシステムだったそうで、実態は、動物園への寄附を集める手段として発行されたものです。
 と、ここまでは、三角切手の専門カタログの記載で知っていた事項です。

 先週、この切手のカバーを入手して、新情報が2つ判りました。
 第1は、この切手は、「セルフ糊シール」切手だったということです。正規の郵政庁が発行したシール式三角切手は、1994年のオーストラリアが最初ですから、それよりも19年も早いことになります。また、アメリカ最初のシール式切手は前年に発行されていますので、惜しくもアメリカでは2番目の発行になります。
 初期のセルフ糊シール切手としては貴重なアイテムです。

 第2は、このカバーは、「犬ぞり犬」によって運ばれたものだということです。これについては、カバーの右下のゴム印を見て下さい(画像下)。"Carried By Siberian Husky Sled Dogs"と書かれています(Sledは、犬ぞりの意味です)。
Zoo2_3
 アラスカならともかく、何でクリーブランドで犬ぞりなの?との疑問は、封筒の中に入っていた説明書で解けました。
 それによると、50年前の1925年に、アラスカ最北端のNomeという町でジフテリアが流行し、その治療用の血清を運ぶのに犬ぞり隊が活躍しました。その際の犬ぞりを引いたシベリアン・ハスキー犬は、一時期ちょっとしたヒーローになりましたが、その後、クリーブランド動物園に引き取られて余生を過ごしたそうです。このカバーは、血清輸送の50周年を記念したイベントの一環として、ジベリアン・ハスキー犬に荷物を運ばせた際の記念カバーらしいです。
 ただし、イベントでこのカバーを運んだのは、あくまでも「犬」であって、「犬ぞり」では無かったと思われます。それは、ゴム印の記述が"Dog Sled(犬ぞり)"ではなく、"Sled Dogs(犬ぞり用の犬)"とされていますし、3月のオハイオ州に十分な雪が積もっていたとは考えにくいからです。タイトルが「犬ぞり郵便?」と「?」付きなのは、そのような事情からです。正確には、「犬ぞり犬郵便」とでもすべきでしょうね。

 なお、このローカル郵便自体は、イベント時だけの一時的なものではなく、ある程度継続的なものだったようです。ゴム印には"Inaugural(創業)"とありますし、翌1976年には別の図案で3種の三角切手が発行されています。ただし、毎回犬で運んだとは考えにくいですから、2回目以降は人間によって運ばれたのでしょうね。


 

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2008年2月14日 (木)

セルフ糊シール切手44周年

Self0_2

 こんにちは。2月14日といえばバレンタインデー…ですが、1964年の今日、アフリカのシェラレオネより世界最初のセルフ糊シール切手が発行された日でもあります。

 この切手は、44年前の発行にもかかわらず、いまだにフレッシュな状態を保っており、当時のWALSALL社の印刷技術の高さが伺える切手といわれています。

 そしてもう一つ、あまり知られていませんが、この切手の印刷技術の素晴らしさが判る特徴があります。上の画像はこのセットの高額面切手のシートの左端3枚分です。これらの切手の中央の地球の図案の中をよーくみて下さい。…ちょっとこの画像では判らないですね。
 では、もっと拡大した、下の画像を見て下さい。もうお判りですね。地球の図案の中に極小さなアルファベットが隠れているのです。
 こういった隠し文字は、シークレットマークとも呼ばれ、最近の切手ではしばしば見られます。しかし、この切手のシークレットマークは、30面シートを構成するそれぞれの切手の位置により、異なる文字が異なる場所に隠されているという凝りようです(つまり30種類のシークレットマークがあります。)。したがって、単片切手でもシート上の位置を調べることが出来、いわゆるリコンストラクション(切手シートの復元・再構築)が可能なのです。

 ちなみに、下の画像のシークレットマークの位置は、次のとおりです。
 ・1番切手(シートの左上):アフリカ大陸北西部分に"KS(?)"
 ・2番切手:南アメリカ大陸の東端に"AA"
 ・3番切手:北アメリカ大陸の中に"FL"
 皆さんも、お時間があれば、お手元の切手とにらめっこして、シークレットマークを探してみて下さい。肉眼でも何とか識別できます。

Self1Self2Self3


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