・セルフ糊シールタイプの変形切手

2008年2月14日 (木)

セルフ糊シール切手44周年

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 こんにちは。2月14日といえばバレンタインデー…ですが、1964年の今日、アフリカのシェラレオネより世界最初のセルフ糊シール切手が発行された日でもあります。

 この切手は、44年前の発行にもかかわらず、いまだにフレッシュな状態を保っており、当時のWALSALL社の印刷技術の高さが伺える切手といわれています。

 そしてもう一つ、あまり知られていませんが、この切手の印刷技術の素晴らしさが判る特徴があります。上の画像はこのセットの高額面切手のシートの左端3枚分です。これらの切手の中央の地球の図案の中をよーくみて下さい。…ちょっとこの画像では判らないですね。
 では、もっと拡大した、下の画像を見て下さい。もうお判りですね。地球の図案の中に極小さなアルファベットが隠れているのです。
 こういった隠し文字は、シークレットマークとも呼ばれ、最近の切手ではしばしば見られます。しかし、この切手のシークレットマークは、30面シートを構成するそれぞれの切手の位置により、異なる文字が異なる場所に隠されているという凝りようです(つまり30種類のシークレットマークがあります。)。したがって、単片切手でもシート上の位置を調べることが出来、いわゆるリコンストラクション(切手シートの復元・再構築)が可能なのです。

 ちなみに、下の画像のシークレットマークの位置は、次のとおりです。
 ・1番切手(シートの左上):アフリカ大陸北西部分に"KS(?)"
 ・2番切手:南アメリカ大陸の東端に"AA"
 ・3番切手:北アメリカ大陸の中に"FL"
 皆さんも、お時間があれば、お手元の切手とにらめっこして、シークレットマークを探してみて下さい。肉眼でも何とか識別できます。

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2007年12月25日 (火)

セルフ糊切手の当たり年

Selfus Merry Christmas!!
 ということで、アメリカが1974年に発行した、有名なセルフ糊シール式クリスマス切手の画像をアップします。
 画像は、シートの左上部分ですが、耳紙部分に、"SELF STICKING STAMPS""REMOVE FROM BACKING"等の標語が入ったタブが付いているのが面白いです。
 米国切手ですので、単片は簡単に入手できますが、できればタブ付きで集めたいところです。

 ところで、この切手が発行された1974年は、このアメリカの切手の他にも、23日に紹介したジブラルタルイギリス、さらにはノーフォーク島といった国(地域)からもセルフ糊切手が発行されました。

 当時は、セルフ糊式シール切手というのは、四角形・変形を問わず珍しいものでしたので、この1974年は初期のセルフ糊切手の当たり年と言えるでしょう。

 参考までに、1974年発行のセルフ糊切手のリストを末尾に掲載します。セルフ糊切手常連発行国のトンガを合わせると、この年には5か国から発行されたことになります。
 ただし、1974年は世界最初のセルフ糊シール切手が発行されて10周年だというのに、先駆者のシェラレオネからの発行が既に途絶えていたのは残念です。

<1974年発行のセルフ糊式シール切手>
(1) 2月10日 イギリス(プライベートオーダー)
(2) 3月20日 トンガ(航空切手)
(3) 5月 2日 ジブラルタル(UPU100年)
(4) 6月20日 トンガ(UPU100年)
(5) 9月11日 トンガ(ガールスカウト)
(6)11月15日 アメリカ(クリスマス)
(7)12月11日 トンガ(王立海洋研究所)
(8)12月16日 ノーフォーク島(UPU100年)

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2007年12月23日 (日)

ジャポニカ&図案ミス

Bookturk_3 セルフ糊切手帳を整理していたら、面白い切手を見付けましたので、ご報告します。

 画像は、前回のセルフ糊切手帳リストの(16)のタークス・カイコス諸島の切手帳に収められた切手の1枚です。
 この切手帳は、郵便の父と呼ばれるローランド・ヒル卿死去100年の追悼切手ということで、古代からの通信の歴史を描いています。その中で、くさび形文字やパピルスを描いた切手の次に並んでいたのが、画像の切手です。画像ではつぶれて読めませんが、左下に"Chinese Paper"と書かれており、おそらく、中国で発明された紙を使った文書を描いたつもりなのでしょう。
 しかし、図案の手紙は仮名文字が使われており、どう見ても日本の文書です。切手発行の趣旨からすれば、ちゃんと中国の文書を載せるべきでしたね。

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今年最大の成果

Bookant1 先ほど、「世界の変わった切手たち」のコーナーに、世界最初のセルフ糊切手帳の展示を追加しました。

 私は、四角形のセルフ糊切手については、1980年代前半ぐらいまでの初期のものは収集対象にしています。しかし恥ずかしながら、1974年から1982年までの間に、これだけの数のセルフ糊切手の切手帳が発行されていることをズッと知らなかったのです。

 たまたま、ebayで他の切手を検索している時に、ジブラルタルの切手帳を見付けたときの驚きといったら・・・。それが今年の1月のことです。
 その後調べると、他の英領・英連邦諸国からも時々発行され、1981年のチャールズ皇太子ご成婚記念で途絶えているらしいことも判りました。 リストを末尾に載せましたが、全部で25種になります。

 そして、これらを入手することが今年の大きな目標だったのです。
 幸い、英領・英連邦諸国の切手は海外の切手商での在庫も多く、3カ月ほどでほぼ収集できました。しかし、最後に残ったのは(25)の加刷切手です。これは、(24)の切手に"S.Atlantic Fund +50c"という文字が加刷された寄付金付き切手で(画像上・下参照)、フォークランド紛争関係の寄付金を集めるために発行されたもののようです。

Bookant2_2  これがなかなか見つからず苦労しましたが、11月に英国の切手商のリストに載っているのを発見し、先週無事入手できた次第です。
 何とか年内にリストアップした切手帳を集めることができホッとしています。ただし、このリストは私がスコットカタログで見当を付けて作成したものに過ぎません。ひょっとしたら、まだリストから漏れたセルフ糊切手帳が発見できるかも・・・。もし、何か情報があれば、お知らせ下さい。

<セルフ糊切手帳リスト>
(1)1974年 5月 2日 ジブラルタル(UPU100年)
(2)1975年 3 月 3日 モンセラット(工芸品)
(3)1975年12月17日 ジブラルタル(ミケランジェロ生誕500年)
(4)1977年 2月 7日 アンティグア(エリザベス2世銀婚)
(5)1977年 2月 7日 グレナダ・グレナディーン(エリザベス2世銀婚)
(6)1977年 2月 8日 グレナダ(エリザベス2世銀婚)
(7)1977年 4月 4日 アンティグア・バーブーダ(エリザベス2世銀婚)
(8)1977年10月31日 バルバドス(エリザベス2世銀婚、*単片3種)
(9)1978年 4月12日 グレナダ・グレナディーン(エリザベス2世即位25年)
(10)1978年 6月 2日 アンティグア(エリザベス2世即位25年)
(11)1978年 6月 2日 グレナダ(エリザベス2世即位25年)
(12)1978年 6月12日 ジブラルタル(エリザベス2世即位25年)
(13)1978年 7月24日 タークス・カイコス諸島(エリザベス2世即位25年)
(14)1978年10月12日 アンティグア・バーブーダ(エリザベス2世即位25年)
(15)1979年 7月20日 モーリシャス(アポロ11号月着陸10年)*2007.12.24追加
(16)1979年 9月27日 タークス・カイコス諸島(ローランド・ヒル死去100年)
(17)1981年 6月16日 アンティグア(皇太子ご成婚)
(18)1981年 6月16日 セントルシア(皇太子ご成婚)
(19)1981年 6月16日 グレナダ(皇太子ご成婚)
(20)1981年 6月16日 グレナダ・グレナディーン(皇太子ご成婚)
(21)1981年 6月16日 ドミニカ(皇太子ご成婚)
(22)1981年 7月 7日 タークス・カイコス諸島(皇太子ご成婚)
(23)1981年 10月29日 カイコス諸島(皇太子ご成婚)
(24)1981年 8月14日 アンティグア・バーブーダ(皇太子ご成婚)
(25)1982年 6月28日 アンティグア・バーブーダ(*(24)に寄付金加刷)

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2007年11月27日 (火)

クリスマスの円形シール切手

Roundjap 昨日、恒例となった「冬のグリーティング切手(要はクリスマス切手)」2種シートが、これまた恒例のセルフ糊シールタイプの切手として発行されました。このうち、50円切手のシートの方は、恒例を破って?円形切手となっており、一部で話題になっています。
 変形切手収集家の私としては、実逓カバーも入手したいところですが、実家の姉が発売初日の消印で私宛の葉書を送ってくれました(画像上参照)。感謝です。

 たぶん、円形+シール切手+クリスマス切手という組み合わせは、世界でも最初ではないかと思います。(注:その後、11月8日にアイスランドが先に発行していることが判明しましたので、世界で2番目ということになります。)

 ただし、切手部分ではなく、シート全体の形が円形のシール式クリスマス切手であれば、2004年にロシアから発行されています(画像下)。この切手は、クリスマスツリーを描いた扇型のシール切手を8枚合わせたピザパイのような構成ですが、見てのとおりの可愛らしさで、変形切手コレクターでなくとも1枚欲しくなりますね。
Roundrus

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