・変わった形の切手

2018年9月16日 (日)

ジャージー島(およびモン・サン・ミッシェル)にて

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 旅行の5日目(8月30日)は、ジャージー島にいました。ホテルのそばのスーパーの奥に郵便局(画像2番目)があったため、朝一番で訪問し書留便を出します。
 書留は2通出したのですが、1通目の書類を書いている間に窓口の人が消印(やや不鮮明)を押してしまったので、慌てて2通目を出す際に「消印をここに押してくれ」とリクエストします。何でも日本と同様に切手の中央ではなく封筒に掛けるように押印しなければいけないそうで、ギリギリ封筒に掛かる位置で日付が読めるように押してもらえました。出来上がりが一番上の画像で、2017年発行の木製切手に、蜂蜜の香り付切手とホログラム切手を貼ったカバーです。ガーンジーと似たデザインの消印で、局名は"Roseville St Jersey"となっていました。
 続けて、普通便を数通差し出したのですが、普通便には窓口で消印できないそうで、そのままもっていかれました。後日届いた郵便には、大き目の消印がシートのど真ん中に押してありました。
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 その後、バスで約1時間の通称"Jersey Zoo"へ向かいます。ここは、正式名称を"Durrell Wildlife Conservation Trust"といい、2017年に発行された木製切手が記念する自然保護基金プロジェクト(Darwin Initiative)のパートナーになっています。
Jerseyzoo1
 自然保護を主体とした動物園のため、ゴリラやオランウータンが自然に近い環境で飼われ、ガラパゴスゾウガメ等もいました。
Jerseyzoo2
 ここの売店で購入した、創設者のDurrell氏とチンパンジーを描いた絵葉書に、持参した木製切手を貼ってポストに投函しておきましたが、届いたはがきには、インクジェット印で鮮明な消印が押してありました。島の郵政でインクジェット印が使われていたことに少し驚きです。
 これでジャージーから差し出した木製切手のカバーは3通とも成功で、しかもタイプの違う消印をゲットできました。
というと大成功のようですが、同時に差し出したホログラム切手やレンティキュラー切手、蜂蜜の香り付き切手のカバーの消印は不鮮明で、全体としての成功率はほぼ半分といったところです。本当に外国での実逓カバー作りは大変です。
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 動物園から市街地に戻り、郵便局の本局を訪問してみました。中では郵便窓口に加えて、レターセットや梱包用品やちょっとしたお土産も売っており、オーストラリアの郵便局に似ていました。少し前に発行されたフランケンシュタインのレンティキュラー切手が売られていましたが、結局ここでは何も買わずじまいでした。
Jerseypostoffice2
この日の夜遅く、フェリーでフランスに渡り、翌6日目(8月31日)は、有名なモン・サン・ミッシェル観光をしました。事前に聞いていた情報どおり、入口を入って程ない所に郵便局があり、モン・サン・ミッシェルを描いたPスタンプが売られていました。
Montsaintpostoffice
 Pスタンプは10種入りで16ユーロと結構な値段でしたが、せっかくですので、1組購入し、土産物屋で購入した封筒に、ハート型切手と共に貼って実逓便を作りました。
 消印はきれいに押されていましたが、Franceとだけ表示されていて、モン・サン・ミッシェルの表記が無いのが残念です。おそらく左上の21618A-02という表記がこの地域の郵便局の番号なのでしょう。
Covermontsaint

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2018年9月14日 (金)

ガーンジー島(およびハーム島)にて

Hermstamp

旅行記の続きです。4日目(8月29日)は、朝一番で、船で約15分のところにあるハーム島へ向かいます。この島は、丸ごと一企業に長期賃貸されており、リゾート地となっています。
かつては島独自の民間郵便切手も発行され、1954年には三角切手も12種発行されました(画像上参照)。その後民間郵便は廃止され、ガーンジー郵政の管轄となりましたが、1999年には民間郵便時代の三角切手を描いた切手がガーンジー郵政から発行されたりしています。
9:00少し前に島へ到着すると、看板にPOSTOFFICEの案内があるのを見つけました。
Hermpostoffice
事前に土産物屋の中に正規の郵便局が置かれていることを調査済みでしたので、おそらく前日のオルダニー島の郵便局の様な感じだろうと思い、とりあえず土産物屋へ向かいます。
Hermshop
しかし、2件ある土産物屋のどちらにも、郵便局らしき看板やカウンターが見当たりません。困って手前側の土産物屋(画像参照)の店員さんに聞いてみると、「ここが郵便局です。郵便物は私に渡してください。」とのこと。
とりあえず、絵葉書を何枚か買い、持参した上述の1999年発行の切手や2017年に発行されたシャツ型切手を貼って店員さんへ渡します。すると、レジのカウンターの後ろのキャビネットに絵葉書をしまっていました。チラッと見ただけですが、そのキャビネットの中に消印等の郵便局の事務用品が入っているようでした。念のため「消印はどこで押すの?ハーム島の消印なの?」と聞くと「ここで押します。ハーム島の消印です。」との返事でしたので、後はその方に任せるしかありません。
後日、届いた絵葉書には、きちんと"HERM  ISLAND"の消印が押されていましたが、なぜか29日の朝に差し出したのに、翌30日の日付でした。ひょっとしたら、29日の土産物店の店員さんには郵便局員の身分が無く、郵便局員を兼任している店員さんは翌30日の出勤だったのかもしれません。(単に忘れられていただけかもしれませんが…。)
Coverherm
船の時間まで1時間近く余ったので、島を散策しました。港近くの土産物屋、レストラン、ホテルの他にも、丘の上に少し古い教会やキャンプ場がありましたが、ごく普通の小島といった感じです。切手のイメージだと「野生の動植物の宝庫」で「超高級リゾート」の島かと思っていましたが、そんな感じではなく、ちょっとがっかりでした。
参考までに、前日オルダニー島へ飛んだ飛行機から撮影したハーム島です。ビーチはきれいに整備されていますが、島の原生林の大部分は伐採されてキャンプ場等になっているのがわかります。
Hermisl
昼前にガーンジー島へ戻り、市街地の郵便局へ向かいます。割と大きな郵便局でした。
Guernseypostoffice
そこの窓口で10通近くの封筒を差し出したのですが、残念ながら、窓口には消印が置かれていないとのことで、そのままカゴの様な箱に入れられてしまいました。スペインの時のような悪い予感がします。
案の定、後日届いた封筒は、ほとんどが消印漏れでした。1通だけ機械印が押されて届きましたが、運悪く日付部分が黒い切手の真上に来てしまいました。他の人に送った封筒もほとんど消印漏れだったと思います。申し訳ありません。
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2018年9月 8日 (土)

オルダニー島にて

Airplane
旅行の3日目(8月28日)からは、チャネル諸島へ渡りました。ロンドンからガーンジー島経由でオルダニー島へ。「ドルニエ機」という小さな飛行機で渡ります(画像参照)。ちなみに空港の係員からは「日本人のパスポートを見たのは2人目だ」と言われました。
オルダニー島はガーンジーに属していながら、独自の切手を発行しています。あらかじめ調べておいた唯一の郵便局は、昼休み中は閉まり午後は13:30~17:00の営業ということで、レストランで美味しい地元産バターを堪能した後、13:30ちょっと前に郵便局へ着きます。郵便局は、雑貨店の中に同居していました。
Alderneypostoffice
14:00からのバスツアーを予約していたので、時間にそれほど余裕はありません。とりあえず窓口で手持のカバーを数通差し出します。消印をすぐ押してくれと頼むと、局員さんは頑張って押してくれました。消印自体が小さくて位置に苦労されていましたが、まずまずの実逓カバーが出来ました。また、2014年に発行されたコットン(綿布)製切手の在庫があったので、3シート購入してフルシート貼のカバーも送ることが出来ました。
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ツアーが予定よりも延びて16:20に終わると、ダッシュで図書館に向かいます。ここには、コットン切手の図案の基となったタペストリーが飾られているのです。ただし、図書館の開館時間は16:30までです。息を切らしながら5分前に飛び込みました。
Tapestry
タペストリーの鑑賞後、売られていたタペストリー図案のポストカードを購入します。ただ、ここで予想外のことが…何とポストカードは横長のタペストリーの全体を納めるため、4枚続きだったのです。一瞬悩みましたが、4枚のポストカードを切り離し、それぞれに切手部分と写真に対応する図案部分のシート地を切り取って貼り付けることにしました。
郵便局に戻って、コットン切手のシートを追加購入し、ハサミを借りて切り取って(布製なので、手で切り放せないのです)貼り付け、住所を書きます。17:00ギリギリまで作業して差し出しました。
出来上がった実逓のポストカードの1通が下の画像です。良い記念になりました。
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2018年9月 7日 (金)

ジブラルタル・スペインにて

夏休みにヨーロッパ旅行へ行ってきました。
行程は、ロンドン→ジブラルタル→オルダニー島→ガーンジー島→ジャージー島→フランスという、切手収集家にはおなじみの国(地域)を巡りました。

Mailrail

初日の8月26日は、早朝に到着後、2009年にも訪問した大英図書館にて、モーリシャスのPost Office切手やハワイの宣教師切手、喜望峰の三角切手等の名品をじっくり鑑賞しましたが、残念ながら写真撮影は禁止でした。
その後、最近オープンした郵便博物館にも行き、話題のMail Rail にも乗車してきました。これは、かつて郵便物の輸送専用に作られた小さな専用地下鉄道網で、その一部を乗車できるというアトラクションです。大人がやっと座れるぐらいの狭いスペースの列車(画像参照)でしたが、約15分間、トンネルの旅を楽しみました。

Therock

2日目の8月27日は、飛行機で片道3時間かけてジブラルタルへ日帰旅行をしました。ジブラルタルは、地中海の入口の半島の先にある英国領土で、スペイン領に接しています。
到着後、まずは国境を越えてスペイン領へ、ここからもジブラルタルのシンボルの岩山(The Rock)が良く見えました(画像参照)。

スペインの郵便局は、あらかじめ調べておいたのですぐに見つかりましたが、何と郵便局の外まで人が並ぶという混雑ぶりでした。結局1時間近く待ってようやく窓口へ。準備していた10数通の変り種切手のカバーを差し出しましたが、残念ながら窓口には消印が置いてなく、あとでまとめて消印されるとのこと。いやな予感がしましたが、こればかりは仕方ありません。
帰国後に届いたカバーを見ると、予感が当たり、半分以上は消印が読めなかったり、切手に掛かっていなかったり、消印が無かったり…といったものでした。
特に残念だったのは、下のハン・ソロのレンティキュラー印刷切手で、大きなローラー印が付いていますが、切手シートには一切掛かっていません。「少しだけでも良いからシートに掛けてくれればいいのに…」と思います。
日本のコレクターにも何通かスペインからカバーをお送りしましたが、消印が上手く押されていなかったかもしれません。申し訳ありません。

Coverspa2

数少ない成功カバーを2点後ご紹介します。1通は木製切手貼りカバー(当初は単貼だったのですが、窓口で料金不足と言われ、急遽手持の切手を貼り足しました。)、もう1通はハン・ソロのレンティキュラー切手シートの切手部分だけの切り取り使用です。
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スペイン側で思わぬ時間ロスをしてしまいましたので、大急ぎでジブラルタルへ再入国し、郵便局へ急ぎます。事前に窓口営業が14:30までと知っていたためです。郵便局はすぐに見つかりましたが、1時前というのになぜか閉まっています。後で知ったのですが、8月27日(月)はイギリスの祝日だったそうです。Postofficegib

仕方なく、窓口で書留便を出すのはあきらめ、すべてポスト投函でカバーを作りました。画像はThe Rockを描いた絵葉書に、2002年発行のThe Rockの岩石粉混入切手を貼付した実逓カバーです。消印は翌28日付となりましたが綺麗に押されています。
Covergib

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2018年8月19日 (日)

フランス八角形&NZキウイ円形切手

Octfras

 フランスとニュージーランドの変形切手をご紹介します。
 画像上が、6月にフランスが発行した、今年で生誕150周年となる画家のエドゥアール・ヴュイヤールの自画像を描いた八角形切手です。1シートに9枚の切手が配置されていますが、よく見るとシートの四隅を斜めに切り取れる目打が付いており、それを切り取ると、シート全体も八角形となる仕掛けです。
 フランス郵政の解説を読むと、原画の自画像も八角形をしているそうです。
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 2つ目は、5月発行のニュージーランドの円形切手です。この国では以前キウイ図案の可愛らしい円形切手を何回か発行していましたが、久しく途絶えていました。今回は久しぶりの登場です。
 発行されたのは、単片5種と小型シート、さらには緑の$1.20切手6枚を収めた切手帳ペーンです。
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2018年7月 1日 (日)

ニュージーランドの「種付き切手」を入手

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 昨年末の記事で、ニュージーランド発行の種付き切手が海外向けには「種無し」で販売された旨をご報告しましたが、このたび、「種付き」バージョンの小型シートを無事入手しました。
 ある方から、「イギリスの切手商からebay経由で普通に買えた」との情報を得て、私も注文したところ、本当に種付きの小型シートが届きました。
 種の付いている部分は、白い石膏のようなものが吹き付けてあり、かなり盛り上がっています。その中に混入されている種が透けて見える切手もあります。(画像下参照、種が透けるかどうかは個体差があります。)
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2018年5月27日 (日)

スペインのレンチキュラーと変形シート

Solo

 久しぶりの投稿でご紹介するのは、変り種切手大国となった、スペインの新切手2点です。
 まず、画像上は、4月に発行されたレンティキュラーの小型シートで、スターウォーズの人気キャラクターのハン・ソロとミレニアム号を描いています。
 シート全体も変形シートとなっているレンティキュラー切手は、私の記憶によれば、ブータン、モルディブ、ロシアに続く4例目です。
Handball
 2番目の画像は、ハンドボールのヨーロッパ選手権優勝を記念した小型シートで、シート全体が旗がはためく形をしています。また、画像では判りにくいですが、切手部分も旗型の変形切手となっています。

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2018年2月13日 (火)

スペインの変り種切手4点

Spainbridge

 昨日付けの記事でご紹介した木製切手の他にも、スペインから続々と変り種切手が発行されています。最近のものから4点ご紹介します。
 1つ目は、2017年10月発行の組み立て型シートです。全国切手展を記念したもので、橋の図案が描かれ、シートを組み立てると橋とゴンドラが浮き上がります。組み立てた時の写真は「郵趣」誌2月号の49頁に掲載されていますので、ここでは展開した画像を載せました。なお、中央付近の黒い部分は穴が空いています。
 なお、「郵趣」誌2月号で紹介されていた石の粉入りの切手は、注文を忘れてしまいました。来月にでも注文する予定ですので、届き次第ご紹介します。
Spaintrain_2
 他の3点は、どれも2017年11月発行のものです。
 まずは、特急列車型の切手です。画像は背景が黒なので判りにくいのですが、列車の形に型抜きされています。3両編成?で車両間には目打があり、3つ折の状態で発売されました。なお、切手は1両目だけで、2・3両目はタブです。
Spainchristmas
 次は、恒例となりつつある、クリスマスの型抜き変形切手2種です。左側は中央の聖人部分、右側は星型の部分が切手となります。
Spaincoin
 最後は、古代の貨幣を描いた切手で、中央がひょうたん型の切手となっています。

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2017年12月24日 (日)

ニュージーランドの「種無し」五角形切手

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 画像は、ニュージーランドから5月に発行された、"Grow your own"と題した家庭菜園を勧める切手です。全体が細長い5角形の切手で、花壇(畑)のネームプレートの形を模した切手6種のセットです。
 実は、本来はこの切手の下部の白い丸の部分には野菜の種が添付されています。しかし、ニュージーランドの法規制により種を海外には送れないということで、外国のコレクター向けには、「種無し」の状態の切手しか販売してくれません。そのため、ただの五角形切手ということになってしまいます。
 ebay等でも種付きの切手は出品されていませんので、海外のコレクターにとっては、幻の種付切手になっています。
 なお、同時に単片の切手セットも発売されましたが、こちらは国内向けも「種無し」のみが発行されました。裏面には説明(種の育て方ではなく、種付きの小型シートが購入できるサイトの案内文です。)が印刷されています。
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2017年12月18日 (月)

ジャージーの香り付き切手

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 イギリス王室属領のジャージー島が10月に発行した、「養蜂家協会100年」記念の切手6種と小型シートです。どれも蜂蜜の香りが付いています。
 また、小型シートの方は、蜂の巣をイメージした、六角形切手です。
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