・特殊な材質の切手

2026年3月22日 (日)

オーストラリアの限定キャンバス生地製切手

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 オーストラリアでは、毎年11月頃、その年に発行された切手の特別シート等を限定で発行しています。
 2025年にも、同年9月に発行された"Ngana Nyitting"の切手の特別版が発行されました。
 4つの小型シートを紙製のフォルダに収めたセットですが、その内の1枚(左上)がキャンバス生地に印刷されています。
 このセットはオンラインの登録会員のみに案内があり、しかも申込期間は2025年11月10-19日の10日間だけでした。そのため発行数は相当少ないことが予想されます。通常でも150セットぐらいの少数しか発行されませんので、今回は恐らく100セットぐらいではないでしょうか。なお、実際に会員の手元に届いたのは2026年1月下旬だったとのことです。
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 キャンバス生地製の小型シートの拡大写真です。布目があるのが判ります。
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  残りの3枚は紙製ですが、変形小型シートかつエンボス加工がなされています。
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2026年1月11日 (日)

インドネシアの絹布添付・絹製・ホログラム箔製切手

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 インドネシアから届いた変わり種切手を2セットご紹介します。

 1つ目は、2025年10月に発行された民族衣装を描く切手で、4種の小型シートが紙製のフォルダに収められています。
 切手の上着部分には、図案の輪郭に合わせてカットされた絹布が添付されています。その部分を拡大したのが下の画像です。
 フォルダの表紙の右下には、今年8月に開催されるアジア切手展「BANDUNG 2026」のロゴも印刷されています。
 限定2,000セットの発売です。
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 2つ目は、2025年8月にタイで開催された「THAILAND 2025」を記念した小型シートです(発売は7月)。
 以下の4種の小型シートのセットです。
 ・絹製切手(型抜きあり)限定1500セットの発売
 ・絹製切手(型抜きなし)限定1500セットの発売
 ・ホログラム箔製切手(無地)限定1100セットの発売
 ・ホログラム箔製切手(ラメ)限定1100セットの発売
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 最近、インドネシアからは切手展関係の変わり種切手が多く発行されています。来年8月のアジア切手展の際に発行される切手が今から楽しみです。

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サンマリノのフロック加工紙製切手

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 新年あけましておめでとうございます。今年も様々な変わり種切手情報を提供していきますので、よろしくお願いいたします。

 最初にご紹介するのは、サンマリノが2025年11月に発行した、サンマリノサッカー代表チームを称える記念切手で、切手全体がフロック加工紙で出来ています。
 なお、発行日の11月18日は、世界最弱と言われていた同国の代表チームが
UEFAネーションズリーグのグループDで歴史的な勝利(リヒテンシュタインに3-1で勝利・1試合3得点は史上初だそうです)を収め、グループCへの昇格を決めた日だそうです。あらかじめ切手は用意されていたのでしょうが、試合の日と同日の発行というのも興味深いです。

 ただ、この切手の入手に当たっては、サンマリノからの送料が異常に高くてかなり割高になってしまいました。ここ数年の国際郵便の送料の値上げと円安のせいで、特にヨーロッパからの送料は2,000円以上かかるのが普通になっています。オーストリア郵政等の一定金額以上の購入で送料無料になる国の切手は大丈夫なのですが、そうでない国や一般の切手商から購入する場合は大変です。

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2025年12月17日 (水)

「トランプ・ゼレンスキー大統領会談」絹製切手

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 遅ればせながら、5月に中央アフリカから発行された絹製切手の小型シートを入手しました。
 今年4月に他界されたフランシスコ・ローマ教皇の追悼の切手ではありますが、図案は同教皇の葬儀の直前に行われたトランプ大統領とゼレンスキー大統領の直接会談の有名なシーンを描いています。
 切手発行エージェント(stampera社)が企画したもので、近年エージェント企画の絹製切手が乱発されているため購入を控えしていましたが、この切手に関しては話題のトピックということで購入することにしました。

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2025年11月24日 (月)

インドネシアの絹製&ビニール製切手

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 9月の「PHILAKOREA 2025」において韓国から木製切手が発行されたことを先日お伝えしましたが、インドネシアも特殊素材切手を発行していたことが判りました。3種の小型シートのセットで、限定2000セットの販売です。
 最初の素材は、絹製(またはナイロン・ペーパー製)のセルフ糊式の切手で、切手の周囲の型抜きがあるものと無いもの(無目打のようなもの)の2種類です。また、図案の民族衣装の部分には艶のあるビニールコーティングが施されています。

 次の素材は、おそらくビニール製です。小型シート本体は表面がざらざらしたビニールでできています。また、絹製切手と同様に図案の民族衣装の部分には艶のあるビニールコーティングが施されています。
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2025年11月14日 (金)

制服生地を再利用した切手(スイス)

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 スイスから、この11月に発行されたばかりの布製切手が到着しました。
 冒頭の画像の通り黄色いシャツ型の変形小型シートですが、これは今年新制服に切り替えたスイス郵政の古い制服を再利用(upcycking)したものだそうです。古い制服を再利用した切手は2022年にオーストリアからも発行されていますが、今回のスイスは生地の布そのものを使っている点が違います。
 スキャン画像ではシート地と切手の境界が判りにくいですが、布切りバサミの切り口で良く見られるジグザグになっています。また切手本体には、国名・額面・郵政の表示(3か国語)・発行年しか印刷されていないため、単片では制服の生地を再利用したことは判りません。これらの点は、公式FDCを見た方が判りやすいです。
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 なお、制服の素材については色々調べましたが不明です。通常のシャツと同じような手触りですので、綿とポリエステルの混合なのかもしれません。

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2025年11月11日 (火)

トンガにも足を延ばしました

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先日、ニュージーランドへ旅行した旨ご報告しましたが、実はその間の10/16-17の1泊2日でトンガにも足を延ばしました。
トンガに行くにはニュージーランドかフィジーを経由するしかないため、この機会を逃したら一生トンガに行けないなと思ったのです。

16日早朝の便に乗り、約3時間半のフライトでトンガに到着しました。あいにく厚い雲がかかっていましたが、着陸寸前にトンガタブ島中央部の入江の一部が見えました。
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1964年発行の島型のコイン型切手がトンガタプ島を描いています。この切手は大好きなので島の形は頭にこびり付いています。入江が見えたときは、「あ!あの島の中央部分だ」と感激しました。
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ホテルが手配してくれた送迎車で街中のホテルに到着します。ホテルの内部は南国情緒豊かです。天井に貼られているのはタパという木の繊維で作られた布です。
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13:00に島内半日ツアーを予約しているので、1時間ちょっとしかありません。何はさておき徒歩10分ぐらいの郵便局に行きます。
ビルの中央の通路に"POST OFFICE Main Entrance"と書かれていますが、判りにくいです。
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通路の奥の郵便局です。右手の柱に掛かっているのが、この島唯一のポストです。
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壁にコレクター向けの切手が展示されていました。ニウアフォオウ島の切手もあります。なぜか少し年代の古い切手ばかりです。
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1999年発行のミレニアム切手のT$1(約80円)の額面のものがまだ売られていました。
私が作業をしている間に来店した観光客らしき一団が購入・使用したようです。
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2001年発行のフルーツ型セルフ糊切手も、低額のココナツ型のみ在庫がありました。
郵便料金が値上がりしているので、低額切手の用途がなくて売れ残っているようです。一番低額(10s)のバナナ型切手は売り切れていましたが、観光客がお土産代わりに買っていったのでしょう。
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日本までの郵便料金は何とT$7.15(約570円)もしました。またポストカードも売っていましたが、パソコンで印刷したようなものが1枚T$5(約400円)もしました。そのため、限られた方にしかポストカードを送れず、申し訳ありません。
2020年発行のプラスティック製切手(長方形の切手)2021年発行のフルーツ型切手を使いましたが、郵便局の方は「初めて見た」というようなことを言っていました。
貼付作業中、前述の観光客らしき一団が興味深そうに覗いてきましたので、余った低額切手をプレゼントしました。
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12:45に郵便局での作業を終えたので、同じ建物内の"Coffee Post"で軽食とカフェラテを注文し、大急ぎで食べてホテルに戻ります。
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切手とは直接関係ありませんが、ツアーで撮影した写真を数枚ご紹介します。
バナナやヤシの木は道端のいたるところで見かけました。植えているというよりも自然に生えている感じのものも多いです。
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ツナミ・ロックという、大昔に津波で打ち上げられた(と考えられる)大岩です。
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近くに行くと巨大さがわかります。高さ10mぐらいあります。
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サンゴ礁の岸に波が打ち寄せる名所です。
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フルーツオオコウモリ(トンガオオコウモリ)が棲みついている大木です。昼間でも活動しています。
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10分ほど粘って、1枚だけ飛行するコウモリを撮影できました。
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トンガから発行されたコウモリ図案の切手です。実物とちょっと違う気がします。
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市街地に戻り、マーケットで降ろしてもらいました。民芸品やフルーツがたくさん売られていましたが、お客はほとんどいません。
ちなみにポストカードを売っている店はどこにも無く、高くても郵便局で買っておいて正解でした。
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翌朝の朝食で食べたトンガのバナナです。沖縄の島バナナのようにちょっとずん胴です。
本場(?)の味は・・・濃くて甘いです。
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翌朝は、8:20にホテルを出なければいけません。8:00頃、追加の封筒をポスト投函するために郵便局を再訪します。オープンは8:30ですが、出勤していた局員さんが私のことを憶えていてくれて早めに中に入れてくれました。
さらに消印も押させてくれました。呼び名は不明ですが「ガシャン」と押すタイプのスタンプです。急いでいたので日付が10/15になっていたことにはこの時は気づきませんでした。前日(10/16)発送したポストカードにも10/15の消印が押されていました。どうやら数日に1回しか日付を変えていないようです。おおらかな国です。
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渋滞を避けて早めにホテルを出たので、空港で2時間も空きました。
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待合室のカフェでトンガ製のキャッサバ(Manioke)チップとビールを注文します。キャッサバ・チップは厚さが不均等で食感は悪かったですが、これもトンガならではでしょう。トンガの味を満喫しました。
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約3週間待って、ようやく自分宛に発送した封筒とポストカードが届きました。
この数通を入手(作成)するのに、多大な労力とコストがかかっています。

2020年発行のプラスティック製切手です。

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2021年発行のフルーツ型切手です。
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2025年10月 9日 (木)

韓国の木製切手シート

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 9月17日から21まで韓国・ソウルで開催されていた国際切手展「PHILAKOREA 2025」を記念した切手の一つに木製切手があることが判りました。韓国の伝統的な建物の天井画を描いた切手3種を収める小型シートです。
 未使用シートの他に実逓カバーも入手しましたので、ご紹介します。
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 さらに、切手展会場では限定3,000セットの特別版が販売されました。
 切手展に行かれた方に入手を頼んでみましたが、発売コーナーは長蛇の列で早々に売り切れたそうです。そのためネットオークションを探して何とか入手できたのが下のシートです。
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 一見しただけでは、違いが判りませんが。シート下部のロゴの刷色が、限定版では金色風の色になっています。
下部のロゴ部分だけを比較したのが次の画像です。
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 なお、今回の切手展の記念切手のセットには、同じく天井画を描いた切手を収めた紙製の小型シートと、韓国のスイーツを描いた変形切手を収めた食器型の変形小型シートもあります。
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2025年8月15日 (金)

北朝鮮の木製切手(続報)

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 今年1月にご紹介した北朝鮮の木製切手ですが、不発行になった鳥(オオワシ)の切手を入手しました。
 外側の切手ケースはなく、切手本体と台紙だけの状態です。
 不発行になった理由は、北朝鮮の国鳥がオオワシからカササギに変更になったからのようです。
 ネット検索すると、北朝鮮の国鳥は正式に決まっていないらしく、様々な情報が出てきます。ただ、2019年に発行された「朝鮮の国家象徴」という資料には国鳥はオオタカと明記されています。この文書からは、発行された3種に描かれた花、木、犬が、それぞれ北朝鮮の国花(モンラン)、国樹(松)、国犬(豊山犬)だったことも判りました。
 なお、2023年6月には、国鳥「カササギ」を描いた切手が発行されているので、この頃までに国鳥が変更されたことは確実です。

 併せて、上記オオタカの不発行切手の初日カバーも入手しました。不発行切手だけの初日カバーだけが出回るのも変な話ですが、余ったオオタカの切手を有効利用(?)したのかもしれません。消印は、2020年9月30日です。
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2025年7月20日 (日)

リヒテンシュタインの変わり種切手(トランプ、レーザー加工、絹製)

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 2024年5月にオーストリアから発行されたトランプ切手はこのブログでも紹介しましたが、同じ年の7月にリヒテンシュタインから同様の切手セットが発売されていました。ただし、こちらは正規の発行ではないPスタンプ扱いの切手です。
 最初の画像がそのセット一式で、プラスティックのケース(右下)の中に36枚のカード一式(左下)、説明書(右上)、切手シート(左上)の4点で構成されています。

 36枚のカード一式(左下)は、日本で使われるトランプと少し違うもので、スイスを中心に普及しているJass(ヤス)というカードゲームです。鈴(Schellen、ダイヤ相当)・盾(Schilten、スペード相当)・野バラ(Rosen、ハート相当)・ドングリ(Eicheln、クラブ相当)の4種類のマークのカードがそれぞれ9枚ずつのセットです。36枚のカードを並べたのが次の画像です。
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 切手シートは、上記のJassカード36枚とは別に1枚だけが入っています。そのため、全部のマークの切手シートを揃えるには最低4セット買わなければいけません。しかも、セットに入っている切手シートの図案は外からは見ることが出来ず、開封してみないと判らない仕組みです。
 何とか全4種を揃えたのが、下の画像です。右端の青色のカードは切手シートの裏面です。切手シート自体はカードの様な厚みは無いので、「トランプセット付切手」と呼ぶべきかも知れません。
 なお、切手シートにQRコードが印刷されており、NFT画像も見ることができます。このNFT画像の種類は各マークごとに4種の合計16種で、一番多いデザインは1,200セット、一番少ないデザインは50セットだけだそうです。
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 なお、切手にはQRコードが印刷されており、NFT画像も見ることができます。このNFT画像の種類は各マークごとに4種の合計16種で、一番出現率の高いデザインは1,200セット、一番少ないデザインは50セットだけだそうです。購入した切手のNFT画像を確認したところ、運よく50セットしか出現しないデザインの1つ(野バラが4つ描かれている)をゲットしました。
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 2番目に紹介するのは、同じくPスタンプ扱いのレーザー加工の穴あき切手で、2025年1月に発行されました。2023年(赤)・2024年(緑)に続く3回目の発行で、今回は青色です。
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 3番目に紹介するのは、2月に発行された「ハンス・アダム2世80歳」を記念した切手の特別シートです。限定2,500セットの発売で、シートの右上にシリアルナンバーが入っています。絹製の無目打切手シートです。
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 シートは、しっかりとしたフォルダに収められています。
Silklifolder

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