・特殊な材質の切手

2008年2月18日 (月)

クウェートの金箔切手風シール

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 最近の国内某切手商のオークションの落札品です。ご覧の通り、1970年の万博の際にクウェートのパビリオンにて発売された、金箔切手風シールです。

 この万博の当時、私は幼稚園児でしたので、リアルタイムでの記憶や情報はほとんどありません。しかし、中学生頃に読んだ子供向けの切手関係書籍の中で、「大阪万博のクウェート館で金箔切手が売られて話題になったが、その切手は実は郵便に使用できないものだった。」という記事を読んだ記憶があり、ずっと頭の片隅で気になっていました。
 熱心に探し回れば、もっと前に入手できたのでしょうが、今回たまたま縁があって、その現物を手に入れることができました。

 画像ではよく判りませんが、金箔というより金紙製で、かなり安っぽいつくりです。また、一応目打ち風の縁取りがされていますがハサミで切らなければいけないし、裏糊も付いていないので封筒には部分的にのり付けがされているといった状態です。国名と額面が付けられているので、一見、切手と勘違いしそうですが、よく見ると、クウェートの切手に入れられている"POSTAGE"という文字がない点が、決定的におかしいですね。
 やはり、これは、正式な切手ではなく、切手風シールだったのだと、妙に納得した次第です。

 どちらにしても当時話題のアイテムですし、私は岡本太郎のファンでもあるので、太陽の塔風の変なイラストが書かれた(これは、岡本太郎氏本人のチェックを受けていないことは確実ですね)封筒は、ちょっと嬉しいです。大事に保存したいと思います。

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2008年2月10日 (日)

コルク切手関連の話題

Corkpor2 「郵趣」誌2月号でも紹介されていました、ポルトガルのコルク製切手ですが、通常の切手(発行枚数23万枚)の方はもう手に入れられた方も多いかと思います。
 ところが、同時に発行された、AMORIM社(コルク材メーカー)の広告タブ付き切手(画像上)の方の入手が困難になっています。郵趣誌の掲載価格は同じ450円となっていましたが、こちらの方の発行枚数は、10面シートがわずか2,000枚(合計2万枚)と、通常の切手の10分の1しかないので、当然といえば当然ですが…。
 私は郵趣サービス社で買い損なったのでebayで調達しましたが、もうかなり値段が上がっており、1枚30ドル以上でなければ落札できない状態でした。もし売っているのを見かけたら、多少高くても購入しておくことをお勧めします。

 ところで、この実逓カバー(実際に郵便に使われた封筒)を手に入れようと、ポルトガルの切手商に頼んで、私宛にこの切手を貼った郵便を送ってもらいました。しばらくして届いた封筒(画像下)を見てニンマリです。
 なんと、珍しいことに税関の検査にかかって、一度開封されたようです。「税関の内容点検、外装の傷み等があったため、弊社にて補修しました。」と書かれた修復のテープや、税関の日付印が押されて、なかなか味のあるカバーとなりました。
 どうも先方が小包(small packet) 扱いで送ったのに、内容物の申告票が貼られていなかったため、開封検査されたようです。開封検査される経験自体、1年に1度あるかどうかなのに、変わり種切手を貼った郵便物で遭遇するとは、ラッキーでした。
 なお、封筒の中には切手が数枚入っているだけでしたので、結局関税は1円もかかりませんでした。
Corkporc1

 

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2008年1月18日 (金)

やっと到着

Woodsheet こんにちは。11月16日のブログでもお知らせした、イタリアの木製切手の15面フルシートが、届きました。(画像:クリックすると拡大します。)
 昨年の11月に注文し、送金もすぐしたのですが、先方が発送を忘れていたため、昨日やっと届きました。

 このシートのサイズは、縦24cm×横18.4cmと、標準サイズの黒地ストックリーフ(注:切手を整理するバインダー式アルバムのページの一種で、黒地に透明のポケットが付いているもの。ドイツ製)に収まるのが嬉しいです。

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2007年11月16日 (金)

世界最初の木製切手の裏側

Woodgab 昨日の金箔切手に引き続いて、ガボンのネタを。

 ガボンは、世界最初の木製切手(画像上)を1982年に発行したことでも知られていますが、そのバラエティの話です。
 この切手は、セルフ糊シールになっており、裏面の剥離紙を剥がせば糊を付けずに封筒に貼ることができる様になっていますが、この剥離紙に2つのタイプがあるのです。

Photo_2 1つは無地(画像中央)、もう一つはメーカーのロゴらしきマーク入り(画像下)のものです。

 たまたま、違う切手商から購入した2枚の裏側を見て発見したのですが、同様のバラエティは、オランダが2001年に発行した銀製切手でも見られます。他の切手でも探せば見つかるかも知れません。
 ちょっと、マニアックな話題でした。

Photo_4  木製切手といえば、もう一つ。先日、イタリアからも木製切手が発行されました。この木製切手の特徴は、何と言っても、シート(15枚)で発行されている点です。
 ペアや田型ブロック、そして、耳紙(耳木?)付きのものが入手できるのというのが、コレクター心をくすぐりますね。
(注:耳紙とは、切手シートの周囲の余白の紙のことです。)

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2007年11月15日 (木)

0.6gの純金切手

Gimperf1_4 こんにちは。最近、原油高につられるように金の価格が上がっているようですが、切手の世界にも金を使ったものがあることは、ご存じかと思います。
 一般に、これらは金「箔」切手と総称されていますが、最初にガボンが発行したシュバイツアーを描いた金箔切手(左上画像)は、金箔のように薄いものではなく、1枚当たり純金を0.6g(某切手ディーラーの話による)も使った、金「板」切手とも呼ぶべき立派なモノです。現在の金相場は1gあたり約3000円ですので、この切手は、金の価値だけでも約1800円もするということになります。
 ちなみに、この切手には「無目打」もありますが無目打の方が穴がない分、純金の量も若干多いはずですね。
 http://www.aramaki.com/home/stamp/stamp9/g-imperf.html

 ところで、純金量が多いことは、決して良いことづくめではありません。
 というのは、金の価格が切手の価格を上回ると、地金として鋳つぶされてしまう可能性があるのです。実際、1980年の金の高騰時には、この切手の値段より金の価値が高く なったため、かなりの枚数が鋳つぶされたという話です。この切手が他の金箔切手と比べると入手が難しいとされる原因の一つは、ここにあるのです。
 今度、もし、海外の金相場が1トロイオンス(約31g)あたり1000ドル近辺になると、再び切手が鋳つぶされて、ますます市場の在庫が減ってしまうことになりかねません。

Gimperf3_4  また、金箔切手は、金箔部分が裏打ちの紙と密着しているはずなのですが、この切手は金箔(板)の部分がそれなりの厚みを持っているせいか、裏打ちの紙から 剥がれてしまうのです。左中央の画像は、完全に剥がれてしまった裏打ちの紙です。何しろ発行後40年近い切手ですから、長年の間に接着剤が劣化したので しょうか。
 この切手は何枚か持っていますが、どれも裏打ちの紙から、一部ないし全部剥がれてしまっています。

 
Photo なお、実逓カバーも持っているのですが、切手部分をよく見ると、不自然なズレがあります。(左下側の拡大画像)
 おそらくこれは、一度剥がれた金箔(板)部分を接着剤で付け直した跡だと思われます。

 最近、ガラス玉やら真珠やらをくっつけた変わり種切手が登場していますが、30年後、これらの切手が無事にくっついたままであることを願っています。

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2007年11月13日 (火)

中国の絹製切手

1_2  当ブログ最初の話題は、中国発行の絹製切手です。

 絹製の切手は、ポーランドから1958年に発行されて以来、ポツポツと発行されてきましたが、昨年(2006年)中国からも絹製の小型シートが発行されました。
 これを実際の郵便に使用した封筒(「実逓カバー」と言います。)が左上側の画像です。
 中国の切手商の人に頼んで、私宛の郵便に貼付してもらったのですが、よく見ると絹切手のシート上には消印が押されず、サインペンのようなもので線が引かれた(「ペン消し」といいます。)状態で届きました。「ひょっとしたらこの絹切手は、中国本国では本当の切手ではなく、ただの記念品で、消印は押してくれないのかも。」と思いましたが、この点は、どうもグレーゾーンのようです。
 詳しくは、椙山さんのブログをご覧下さい。 http://topofswan.tea-nifty.com/hyper_philatelist_annex/2007/06/post_37e9.html#comments

Photo_3 今年(2007年)になって、また中国から絹製の小型シートが発行されました。
 前回に懲りずにまた、同じ切手商に頼んで実逓カバーを作ったところ、今度はバッチリとシート上に消印が押されて届きました。(郵便局は前回と同じです。)
 前回はシートの他に他の切手がごちゃごちゃ貼ってあったのですが、今回はシンプルだったのが良かったのかも知れません。

 しかし、この封筒、どちらもサイズが大きいので、整理に苦労するのが難点です。

 

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