切手全般

2025年1月22日 (水)

防府切手のつどい2025に参加します

直前のご案内になりましたが、1月26日(日)に山口県防府市にて開催される「防府切手のつどい2025」に参加いたします。
せっかくですので、出店テープルも1つ申し込んでいます。

海外旅行先で作成した実逓カバーや、ブータンの変わり種切手の重品等を販売しますので、お近くの方はぜひお越しください。
(当日は15:00頃の電車で帰りますので、14:00頃までにご来店ください。)

なお、昨年7月に発刊した「変わり種切手大図鑑」も持参しますが、他の店で購入済みの方であっても、当日に本を持参してくださればサイン(英字)をさせていただきます。

防府切手のつどい2025については、以下のページをご覧ください。
http://topofswan.tea-nifty.com/hyper_philatelist_annex/2025/01/post-2b5db7.html


| | コメント (0)

2024年9月28日 (土)

ヨーロッパからの実逓便(ハイジ編)

9月13日から19日までヨーロッパ旅行へ行ってきました。
そこで作成した実逓便を何回かに分けてご紹介します。
まずは、今年が名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」の放映50周年ということにちなんで訪問した、スイス・マイエンフェルトに関するカバーです。今回、事前にあれこれ考えて合計4種類のハガキを使いました。

(1)市販の記念ポストカードの実逓便
01
日本国内のあちこちで開催されているハイジ50周年記念展の会場で購入したポストカードを使った実逓便です。
・牛込郵便局(アルプスの少女ハイジを放送したフジテレビの当時の所在地)の8月12日(ハイジの日)の消印(記念押印)
・「ハイジの村(山梨県立フラワーセンター)」の建物を描いた風景印のある、山梨県・明野ひまわり郵便局から発送
・宛名は、宿泊先の「Swiss Heidi Hotel」気付
という点にこだわりました。

明野ひまわり郵便局は、続日本100名城の新府城を訪問したついでに立ち寄りました。
建物の壁もひまわりをイメージする色に塗られていました。
Photo_20240927230301

(2)3か国のハイジ切手を貼付した圧着ハガキ
02
少し判りにくいですが、手製の圧着ハガキの上半分に日本とドイツのハイジ切手を貼付し、下半分にスイスのハイジ切手を貼付したものです。
・日本のハイジ切手には、牛込郵便局の8月12日(ハイジの日)の消印と、明野ひまわり郵便局の風景印を記念押印しています。
・ドイツのハイジ切手には、最初の訪問地フランクフルトの郵便局で消印を押してもらう予定でしたが、バーコード式切手に切り替わって以降は郵便局の窓口に消印は置いていないとのことでした。仕方がないので、スイスのハイジ村のスタンプを押しました。
・上半分の写真は、山梨県の「ハイジの村」とフランクフルトの「ゲーテハウス(ゲーテの暮らした家)」です。
・なぜゲーテハウスなのかと言えば、ハイジがクララと出会ったゼーゼマン邸のモデルになった建物だからです。
・今回の旅行では実際にゲーテハウスを見学しました。写真の上に貼付した青い丸型シール(g/H/Rの文字がデザインされている)は、ゲーテハウスと併設のロマン派博物館の入場シールです。
Photo_20240927232001

・下半分には、スイス・ハイジ村のロゴマークと写真を印刷しました。
・ハイジ村のショップの片隅には「スイス最小の郵便局」と表示されたコーナー(画像)があり、そこの机の上のポストに投函して自宅宛に送りました。机の上にはスタンプが置かれていました。
Photo_20240927232401
数年前まではこのポストから投函するとハイジの絵入り消印を押してくれましたが、残念ながら今はなくなったそうです。その代わり、当時の絵入り消印と同じデザインの丸いスタンプがありましたので、上半分の右下に押印しました。
届いたハガキの消印は残念ながら不鮮明でした。また局名もハイジ村の所在地のマイエンフェルトではなく、約10km南のウンターヴァーツ(Untervaz)でした。
実は途中でマイエンフェルト唯一の郵便局の前を通ったのですが、スーパーの中に同居したタイプでした。合理化でマイエンフェルト局の消印は無くなったのかも知れません。
Photo_20240927233301

なお、圧着ハガキの内側には、日本のハイジの村とスイスのハイジ村の写真を印刷しました。
04

(3)日本・スイス往復の圧着ハガキ
03
(2)の圧着ハガキと似ていますが、
・上半分には日本のハイジ切手だけを貼付
・ゲーテハウスの代わりに、ハイジの村「クララ館」の写真を印刷
・(1)と同様、明野ひまわり郵便局から宿泊先の「Swiss Heidi Hotel」気付で発送
・ホテルでこのハガキを受け取り、下半分(圧着時は裏面)にスイスのハイジ切手を貼付
・(2)と同様、ハイジ村のポストに投函して自宅宛に送付
したものです。
なお、内側の印刷は(2)と全く同じです。

宿泊先の「Swiss Heidi Hotel」はマイエンフェルト駅のすぐ裏にあります。
ホテル名にハイジ(Haidi)と入っていますが、入口近くの看板と、部屋のシャワーのガラスにハイジのイラストが描かれているだけで、後は普通のホテルでした。
Photo_20240927234801
Photo_20240927234901

(4)ハイジ村で購入した変形ハガキ
05
06
ハイジ村のショップで購入した変形ハガキにスタンプを押して、(2)(3)と同様にハイジ村のポストに投函したものです。
ただ、宛先の住所は金沢駅内郵便局留置にしましたので着印が押されています。金沢駅内郵便局の欧文印の局名表示は「EKINAI」とシンプルなのに少し驚きました。

最後にマイエンフェルトとハイジ村の写真を少しだけご紹介します。

*ハイジ村へ歩いている途中に、何か所もの泉に出会いました。
Photo_20240927235601

*ハイジ村には、こんな感じで建物が点在しています。ハイジの山小屋風の建物もあります。
Photo_20240927235901

*山小屋の屋根裏部屋に、ハイジのベッドとクララの車椅子らしきものがありました。
 アニメとはイメージが違います。
Photo_20240928000101

*帰り道の雰囲気も良かったです。
Photo_20240928000102

| | コメント (0)

2024年7月13日 (土)

「変わり種切手大図鑑」を出版します

Photo_20240713192801
 昨年から執筆していた変わり種切手の本が予定通り完成しました。
 「変わり種切手大図鑑」というタイトルで、変わり種切手を6つのカテゴリーに分類してご紹介しています。
 オールカラー120ページで定価は税込1,650円とリーゾナブルです。
 一般向けの本で、変わり種切手専門収集家の方には少し物足りないかも知れませんが、コラム等でマニアックなアイテムもご紹介しています。
 スタマガネットのサイトで詳しく紹介されていますので、こちらもご覧ください。
 https://www.yushu.co.jp/shop/g/g8067/?ismodesmartphone=on

 この本の出版を記念して、私製のフレーム切手を2種類作成しました。
Framestampunusualsheet
Framestampunusual2stamps
 1つ目は「鮭皮添付切手」で私の苗字のARAMAKIと新巻鮭を掛けた語呂合わせとなっています。
 もう一つは「LED添付切手」でスマホのNFC対応アプリ等を使って点滅させることが出来ます。
Framestampunusuallight1
Framestampunusuallight2

 鮭皮については、数年前にヤフオクで「鮭のなめし皮製の財布(中古)」というのを見つけて購入していたのを解体しました。

Salmonskin

 さらに、出版記念のフォルムカードも特注しました。ブータンのレコード切手&立体印刷切手、トンガのアルミ箔製島型切手、シエラレオネのセルフ糊切手、オーストリアの刺繍切手の実逓カバー計4通を重ねた、変則多角形の変形葉書です。
Photo_20240713194101

 本の発売日は7月20日ですが、私の手元には出版社からもう現物が届きました。
 本(サイン入)に、私製フレーム切手(ペア)とフォルムカード1枚をおまけに付けたセットをshopで販売しますので、ご興味のある方はどうぞ。

※ご注意
shopのシステムが最近更新され、過去に会員登録していただいた方のデーターの半分以上が消えているようです。
過去に登録したID・パスワードでログインできない場合は、お手数ですが新規に会員登録をお願いします。



| | コメント (0)

2024年3月18日 (月)

世界の変わった切手shop復活します

2か月以上更新が無く申し訳ありません。

実は、このブログだけでなく「世界の変わった切手shop」のシステムも
閉鎖状態が続いていました。
こちらの方は、makeshopの無料プランを利用していたのですが、利用を
しないで一定期間が過ぎたため、自動的に閉鎖になっていました。
本日、改めて有料プランに切り替えましたので、また使えるようになり
ました。

新切手が手元に溜まっているので、今週末(3/24予定)にアップする予定です。
 ・アルメリアの刺繍切手第2弾
 ・スペインの木製切手、折り紙切手第2弾
 ・香港の年賀切手(透かし彫り、金板添付) 等々です。

引き続きよろしくお願いいたします。

(ご報告)
半年ほど前から、「変わり種切手大図鑑(仮称)」の原稿の執筆中です。
(B5番変形・120頁/オールカラー/切手の博物館刊)
7月下旬に刊行予定ですので、こちらもご期待ください。

| | コメント (0)

2021年3月20日 (土)

ミッヘル「変わり種切手」カタログ

Michel1
 今回はカタログのご紹介です。
 世界切手カタログの老舗であるドイツのミッヘル(MICHEL)社から発売されているトピカル別カタログに、ついに「変わり種切手(Kuriose Briefmarken)」が登場しました(定価69.90EUR)。表紙には、昨年発行されたオーストリアのスキー板切手、スイスのチョコの香り付き切手、シエラレオネのセルフ糊変形切手、エクアドルのコルク製切手の写真が紹介され、その下に、1852年以降の5,000図版(写真)と39,000種の評価が掲載されている旨の説明があります。

 早速購入して中を見ると、当たり前ですが変わり種切手が満載されており、少し感動しました。
 もっとも、編集者独自の基準で変わり種切手を選定しているようです。例えばセルフ糊切手は古いものは四角形でも載っていますが、最近のものは変形であっても一部しか載っていません。また、フランスのハート型切手は載っていますが、初期(1969年)の名品のジブラルタルの岩山型切手は載っていなかったりします。近年、濫発されているエージェント企画の変わり種切手はほとんど載っていませんが、これは当該国内で発売されたかといった基準があるのかもしれません。

 とはいえ、貴重な資料であることは間違いありません。ドイツ語で書かれているため解読に時間がかかりますが、活用していきたいと思います。


 カタログページからいくつかサンプリングしてご紹介します。
Michel2
Michel3
Michel4
Michel5
Michel6
Michel7

 

| | コメント (0)

2021年3月15日 (月)

おまけでもらえるマスク

Covid191

 スペイン郵政に先日注文ミスをした2020年発行の木製切手と、レコード切手・ルーペ切手の追加注文をしたついでに、10月発行の「COVID-19」切手の小型シートを購入しました。というのも、小型シートとFDC(1番目の画像)のセットのおまけとして、もれなく特製マスクがついてくるからです。

 先日届いたマスクが下の画像です。袋から出してないので付け心地は分かりませんが、表は切手模様が描かれたなかなかお洒落なデザインです。
Covid192

Covid193

| | コメント (0)

2020年4月 1日 (水)

「郵趣」5月号の特集記事

Alaska
 皆様のお手元に「郵趣4月号」が届いている頃と思います。次号予告にある「"三角切手"の誕生とその歴史」の記事は私が執筆しました。
 一昨年のトピカル切手展に出品した「三角切手の歴史」の内容をベースに、3つのコラムを加えてまとめました。トピカル切手展での私の作品をご覧になれなかった人にも雰囲気を味わっていただけると思います。
 なお、画像はコラムで紹介している「謎のアラスカ切手」です。お楽しみに。

| | コメント (0)

2018年9月16日 (日)

ジャージー島(およびモン・サン・ミッシェル)にて

Coverjersey1
Jerseypostoffice1_2
 旅行の5日目(8月30日)は、ジャージー島にいました。ホテルのそばのスーパーの奥に郵便局(画像2番目)があったため、朝一番で訪問し書留便を出します。
 書留は2通出したのですが、1通目の書類を書いている間に窓口の人が消印(やや不鮮明)を押してしまったので、慌てて2通目を出す際に「消印をここに押してくれ」とリクエストします。何でも日本と同様に切手の中央ではなく封筒に掛けるように押印しなければいけないそうで、ギリギリ封筒に掛かる位置で日付が読めるように押してもらえました。出来上がりが一番上の画像で、2017年発行の木製切手に、蜂蜜の香り付切手とホログラム切手を貼ったカバーです。ガーンジーと似たデザインの消印で、局名は"Roseville St Jersey"となっていました。
 続けて、普通便を数通差し出したのですが、普通便には窓口で消印できないそうで、そのままもっていかれました。後日届いた郵便には、大き目の消印がシートのど真ん中に押してありました。
Coverjersey2
 その後、バスで約1時間の通称"Jersey Zoo"へ向かいます。ここは、正式名称を"Durrell Wildlife Conservation Trust"といい、2017年に発行された木製切手が記念する自然保護基金プロジェクト(Darwin Initiative)のパートナーになっています。
Jerseyzoo1
 自然保護を主体とした動物園のため、ゴリラやオランウータンが自然に近い環境で飼われ、ガラパゴスゾウガメ等もいました。
Jerseyzoo2
 ここの売店で購入した、創設者のDurrell氏とチンパンジーを描いた絵葉書に、持参した木製切手を貼ってポストに投函しておきましたが、届いたはがきには、インクジェット印で鮮明な消印が押してありました。島の郵政でインクジェット印が使われていたことに少し驚きです。
 これでジャージーから差し出した木製切手のカバーは3通とも成功で、しかもタイプの違う消印をゲットできました。
というと大成功のようですが、同時に差し出したホログラム切手やレンティキュラー切手、蜂蜜の香り付き切手のカバーの消印は不鮮明で、全体としての成功率はほぼ半分といったところです。本当に外国での実逓カバー作りは大変です。
Coverjersey3
 動物園から市街地に戻り、郵便局の本局を訪問してみました。中では郵便窓口に加えて、レターセットや梱包用品やちょっとしたお土産も売っており、オーストラリアの郵便局に似ていました。少し前に発行されたフランケンシュタインのレンティキュラー切手が売られていましたが、結局ここでは何も買わずじまいでした。
Jerseypostoffice2
この日の夜遅く、フェリーでフランスに渡り、翌6日目(8月31日)は、有名なモン・サン・ミッシェル観光をしました。事前に聞いていた情報どおり、入口を入って程ない所に郵便局があり、モン・サン・ミッシェルを描いたPスタンプが売られていました。
Montsaintpostoffice
 Pスタンプは10種入りで16ユーロと結構な値段でしたが、せっかくですので、1組購入し、土産物屋で購入した封筒に、ハート型切手と共に貼って実逓便を作りました。
 消印はきれいに押されていましたが、Franceとだけ表示されていて、モン・サン・ミッシェルの表記が無いのが残念です。おそらく左上の21618A-02という表記がこの地域の郵便局の番号なのでしょう。
Covermontsaint

| | コメント (0)

2018年9月14日 (金)

ガーンジー島(およびハーム島)にて

Hermstamp

旅行記の続きです。4日目(8月29日)は、朝一番で、船で約15分のところにあるハーム島へ向かいます。この島は、丸ごと一企業に長期賃貸されており、リゾート地となっています。
かつては島独自の民間郵便切手も発行され、1954年には三角切手も12種発行されました(画像上参照)。その後民間郵便は廃止され、ガーンジー郵政の管轄となりましたが、1999年には民間郵便時代の三角切手を描いた切手がガーンジー郵政から発行されたりしています。
9:00少し前に島へ到着すると、看板にPOSTOFFICEの案内があるのを見つけました。
Hermpostoffice
事前に土産物屋の中に正規の郵便局が置かれていることを調査済みでしたので、おそらく前日のオルダニー島の郵便局の様な感じだろうと思い、とりあえず土産物屋へ向かいます。
Hermshop
しかし、2件ある土産物屋のどちらにも、郵便局らしき看板やカウンターが見当たりません。困って手前側の土産物屋(画像参照)の店員さんに聞いてみると、「ここが郵便局です。郵便物は私に渡してください。」とのこと。
とりあえず、絵葉書を何枚か買い、持参した上述の1999年発行の切手や2017年に発行されたシャツ型切手を貼って店員さんへ渡します。すると、レジのカウンターの後ろのキャビネットに絵葉書をしまっていました。チラッと見ただけですが、そのキャビネットの中に消印等の郵便局の事務用品が入っているようでした。念のため「消印はどこで押すの?ハーム島の消印なの?」と聞くと「ここで押します。ハーム島の消印です。」との返事でしたので、後はその方に任せるしかありません。
後日、届いた絵葉書には、きちんと"HERM  ISLAND"の消印が押されていましたが、なぜか29日の朝に差し出したのに、翌30日の日付でした。ひょっとしたら、29日の土産物店の店員さんには郵便局員の身分が無く、郵便局員を兼任している店員さんは翌30日の出勤だったのかもしれません。(単に忘れられていただけかもしれませんが…。)
Coverherm
船の時間まで1時間近く余ったので、島を散策しました。港近くの土産物屋、レストラン、ホテルの他にも、丘の上に少し古い教会やキャンプ場がありましたが、ごく普通の小島といった感じです。切手のイメージだと「野生の動植物の宝庫」で「超高級リゾート」の島かと思っていましたが、そんな感じではなく、ちょっとがっかりでした。
参考までに、前日オルダニー島へ飛んだ飛行機から撮影したハーム島です。ビーチはきれいに整備されていますが、島の原生林の大部分は伐採されてキャンプ場等になっているのがわかります。
Hermisl
昼前にガーンジー島へ戻り、市街地の郵便局へ向かいます。割と大きな郵便局でした。
Guernseypostoffice
そこの窓口で10通近くの封筒を差し出したのですが、残念ながら、窓口には消印が置かれていないとのことで、そのままカゴの様な箱に入れられてしまいました。スペインの時のような悪い予感がします。
案の定、後日届いた封筒は、ほとんどが消印漏れでした。1通だけ機械印が押されて届きましたが、運悪く日付部分が黒い切手の真上に来てしまいました。他の人に送った封筒もほとんど消印漏れだったと思います。申し訳ありません。
Coverguernsey

| | コメント (0)

2018年9月 8日 (土)

オルダニー島にて

Airplane
旅行の3日目(8月28日)からは、チャネル諸島へ渡りました。ロンドンからガーンジー島経由でオルダニー島へ。「ドルニエ機」という小さな飛行機で渡ります(画像参照)。ちなみに空港の係員からは「日本人のパスポートを見たのは2人目だ」と言われました。
オルダニー島はガーンジーに属していながら、独自の切手を発行しています。あらかじめ調べておいた唯一の郵便局は、昼休み中は閉まり午後は13:30~17:00の営業ということで、レストランで美味しい地元産バターを堪能した後、13:30ちょっと前に郵便局へ着きます。郵便局は、雑貨店の中に同居していました。
Alderneypostoffice
14:00からのバスツアーを予約していたので、時間にそれほど余裕はありません。とりあえず窓口で手持のカバーを数通差し出します。消印をすぐ押してくれと頼むと、局員さんは頑張って押してくれました。消印自体が小さくて位置に苦労されていましたが、まずまずの実逓カバーが出来ました。また、2014年に発行されたコットン(綿布)製切手の在庫があったので、3シート購入してフルシート貼のカバーも送ることが出来ました。
Coveralderney1_2
Coveralderney2
ツアーが予定よりも延びて16:20に終わると、ダッシュで図書館に向かいます。ここには、コットン切手の図案の基となったタペストリーが飾られているのです。ただし、図書館の開館時間は16:30までです。息を切らしながら5分前に飛び込みました。
Tapestry
タペストリーの鑑賞後、売られていたタペストリー図案のポストカードを購入します。ただ、ここで予想外のことが…何とポストカードは横長のタペストリーの全体を納めるため、4枚続きだったのです。一瞬悩みましたが、4枚のポストカードを切り離し、それぞれに切手部分と写真に対応する図案部分のシート地を切り取って貼り付けることにしました。
郵便局に戻って、コットン切手のシートを追加購入し、ハサミを借りて切り取って(布製なので、手で切り放せないのです)貼り付け、住所を書きます。17:00ギリギリまで作業して差し出しました。
出来上がった実逓のポストカードの1通が下の画像です。良い記念になりました。
Coveralderney3

| | コメント (0)

より以前の記事一覧