・別物仕様の切手

2024年10月31日 (木)

オーストリアのトランプ切手

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 2024年5月にオーストリアから発行されたトランプ切手(「郵便」9月号P49参照)を遅ればせながら入手しました。大手トランプメーカーのピアトニック社の200年を記念した切手です。
 厚紙に印刷されたハート、スペード、クラブ、ダイヤそれぞれのAのカードがそのままセルフ糊式の小型シートになったもので、裏面は黄色地にオーストリア郵政のロゴマークがデザインされています(最初の画像参照)。
 それぞれのマークごとに10からAの4枚ずつがセットになって箱に入れられて販売されています。合計20枚ですが、切手(小型シート)として額面(4.5ユーロ)が入っているのはAだけで、他はおまけのカードです(画像2番目参照)。トランプとしては不完全なセットに思えますが、この20枚があれば、オーストリアで人気のシュナプセンというゲームを楽しむことが出来るそうです。
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 カードセット(ハート)が入れられた箱の未開封(表)、未開封(裏)、開封後に展開した物の写真です。
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 なお、別の記事でご紹介しましたが、9月にオーストリアのインスブルックを訪問した際に、現地の郵便局でこの切手が販売されていたので、自分宛に実逓カバーを2通送りました。切手の端に段差があるので消印は不完全ですが、年号は読むことが出来ます。
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2024年9月29日 (日)

ヨーロッパからの実逓便(ドイツ・オーストリア編)

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1日目の午後にフランクフルトからミュンヘンに移動して、2日目はフッセン(Fussen)郊外のノイシュバンシュタイン城を見学しました。上の画像は城近くの展望所からの写真です。
ドイツのハイジ切手とセットだった「長靴下のピッピ」の切手が余っていたので、土産物店で絵はがきを買って、城へ行く道沿いのポストから投函したのが次の画像です。消印には地名ではなくBriefzentrum(郵便センター)と書かれています。
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 3日目はミュンヘンからオーストリア・インスブルック経由でスイスに移動しました。途中のインスブルックはチロル地方の中心都市で、かのスワロフスキーの本社とスワロフスキー美術館があります。
 実はドイツ・オーストリア国境付近が数日前から大雨で、予約していた途中列車が運休になってしまいました。急遽、高速バスの予約を取って移動はできましたが、インスブルックの滞在時間は1時間減って5時間だけでした。
 まずはスワロフスキー美術館へ。ここの入口は森の精をイメージした大きな顔で、、2004年発行の最初のクリスタル・ガラス添付切手の背景にも描かれています(次の画像)。
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 中にはクリスタル・ガラスで構成された様々な展示がありますが、中でも印象的だったのが、あの草間彌生さんが手がけたシャンデリアと鏡を組み合わせた展示です(次の画像)。CHANDELIER OF GRIEFというタイトルがついていました。これを見ただけでも訪問した価値がありました。
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 インスブルック駅に戻って、駅前の郵便局で郵便を差し出します。「ここに消印を押してくれ」と片言の英語で頼んで、何とか局名と年号が読めるカバーを作ることが出来ました。2019年発行のクリスタル・ガラス添付切手と2016年発行のチロル地方の民族衣装を模した刺繍切手で、どちらも数年前の発行ですが、インスブルックにちなんだ切手です。
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 郵便局窓口では5月に発売されたトランプ切手(「郵趣」9月号P49・50参照、当ブログでも近日中にご紹介します。)が販売されていました。急遽2セット購入して差し出したのが次の画像です。「日付が読めるように消印を押してくれ」と頼んだのですが、局員さんは「これは段差があるから無理だ」といって無造作に押印されてしましました。でも一応24年ということは判りますので一応コレクションに入れることが出来ると思います。
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 その他、街中のポストに数通の郵便を投函しましたが、消印の読めるものはなく全滅でした。残念です。

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2024年8月 9日 (金)

限定333セットの純金添付暗号切手

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 以前、このブログでもご紹介した超高額(額面500ユーロ)の純金添付暗号切手ですが、その後も発行が続き、現時点で本家オーストリアで5種、オランダで2種、ルクセンブルクで1種の発行がなされています。
 特に2023年10月に発行されたものは、オーストリア、オランダ、ルクセンブルクの3か国の共同発行という面でも話題になりました。これらのうち、オーストリアとオランダは初回と同じ999セットの発行ですが、ルクセンブルクのものだけは333セットと3分の1の発売数でした。そのことを後から知って切手商のサイトやebayで探しましたが、なかなか見つかりませんでした。ようやくスイスのローカルなオークションサイトに出品されているのを見つけ、先日手に入れることができました。
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 裏面をよく見ると、右側の白い剥離紙の下にNFTタグが透けて見えます。NFTタグ添付切手でもあることは、現物を入手して初めて気づきました。
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 NFC対応アプリを使ってみると、ライオンの動画が現れました。

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 なお、この切手は紙製の黒いケースに入って販売されました。

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