・異物が添付・混入された切手

2018年9月 7日 (金)

ジブラルタル・スペインにて

夏休みにヨーロッパ旅行へ行ってきました。
行程は、ロンドン→ジブラルタル→オルダニー島→ガーンジー島→ジャージー島→フランスという、切手収集家にはおなじみの国(地域)を巡りました。

Mailrail

初日の8月26日は、早朝に到着後、2009年にも訪問した大英図書館にて、モーリシャスのPost Office切手やハワイの宣教師切手、喜望峰の三角切手等の名品をじっくり鑑賞しましたが、残念ながら写真撮影は禁止でした。
その後、最近オープンした郵便博物館にも行き、話題のMail Rail にも乗車してきました。これは、かつて郵便物の輸送専用に作られた小さな専用地下鉄道網で、その一部を乗車できるというアトラクションです。大人がやっと座れるぐらいの狭いスペースの列車(画像参照)でしたが、約15分間、トンネルの旅を楽しみました。

Therock

2日目の8月27日は、飛行機で片道3時間かけてジブラルタルへ日帰旅行をしました。ジブラルタルは、地中海の入口の半島の先にある英国領土で、スペイン領に接しています。
到着後、まずは国境を越えてスペイン領へ、ここからもジブラルタルのシンボルの岩山(The Rock)が良く見えました(画像参照)。

スペインの郵便局は、あらかじめ調べておいたのですぐに見つかりましたが、何と郵便局の外まで人が並ぶという混雑ぶりでした。結局1時間近く待ってようやく窓口へ。準備していた10数通の変り種切手のカバーを差し出しましたが、残念ながら窓口には消印が置いてなく、あとでまとめて消印されるとのこと。いやな予感がしましたが、こればかりは仕方ありません。
帰国後に届いたカバーを見ると、予感が当たり、半分以上は消印が読めなかったり、切手に掛かっていなかったり、消印が無かったり…といったものでした。
特に残念だったのは、下のハン・ソロのレンティキュラー印刷切手で、大きなローラー印が付いていますが、切手シートには一切掛かっていません。「少しだけでも良いからシートに掛けてくれればいいのに…」と思います。
日本のコレクターにも何通かスペインからカバーをお送りしましたが、消印が上手く押されていなかったかもしれません。申し訳ありません。

Coverspa2

数少ない成功カバーを2点後ご紹介します。1通は木製切手貼りカバー(当初は単貼だったのですが、窓口で料金不足と言われ、急遽手持の切手を貼り足しました。)、もう1通はハン・ソロのレンティキュラー切手シートの切手部分だけの切り取り使用です。
Coverspa1

スペイン側で思わぬ時間ロスをしてしまいましたので、大急ぎでジブラルタルへ再入国し、郵便局へ急ぎます。事前に窓口営業が14:30までと知っていたためです。郵便局はすぐに見つかりましたが、1時前というのになぜか閉まっています。後で知ったのですが、8月27日(月)はイギリスの祝日だったそうです。Postofficegib

仕方なく、窓口で書留便を出すのはあきらめ、すべてポスト投函でカバーを作りました。画像はThe Rockを描いた絵葉書に、2002年発行のThe Rockの岩石粉混入切手を貼付した実逓カバーです。消印は翌28日付となりましたが綺麗に押されています。
Covergib

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2018年8月20日 (月)

ポルトガルのダイヤモンド付切手

Diamondpor1

 7月にポルトガルから、ダイヤモンド付切手が発行されました。
 これは、イスラム教の一派であるニザール派の精神的指導者アーガ・ハーン4世の在位60周年を記念した切手の限定版で、通常発行の額面2ユーロの小型シートとは別に、額面20ユーロで発売されました。
 中央上部の紋章のような図案の中央部分に、直径1.25mmのダイヤモンドが添付されています。
 発行枚数は7,000枚ですが、その内の5,000枚はアーガ・ハーンの関係する財団に納められ、一般発売されたのは2,000枚だけという話です。
 ダイヤモンド付きの切手は、Pスタンプを除いた正規の発行のものとしては、ジャージが2012年に発行したものに続いて2例目になります。
Diamondpor2

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2018年7月 1日 (日)

ニュージーランドの「種付き切手」を入手

Seednz4
 昨年末の記事で、ニュージーランド発行の種付き切手が海外向けには「種無し」で販売された旨をご報告しましたが、このたび、「種付き」バージョンの小型シートを無事入手しました。
 ある方から、「イギリスの切手商からebay経由で普通に買えた」との情報を得て、私も注文したところ、本当に種付きの小型シートが届きました。
 種の付いている部分は、白い石膏のようなものが吹き付けてあり、かなり盛り上がっています。その中に混入されている種が透けて見える切手もあります。(画像下参照、種が透けるかどうかは個体差があります。)
Seednz5

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2018年2月 4日 (日)

オーストラリアの透明素材切手、フロック添付切手

Transaus

 オーストラリアの限定版変り種切手の続きを紹介します。
 1つ目が、透明素材製の「深海生物」切手です。プラスティック系の素材であることは確かですが、郵政の説明も"Clear self-adhesive minisheet"としか書かれていないので、正確な素材名は不明です。ケースの左側に通常の紙製切手、右側に透明素材の切手が納められています。(写真では裏側のスケッチブックのリングが透けて見えています。)
 発行部数は、わずか120部です。
Flockaus1
 2つ目は、フロックが添付された「多肉植物」切手です。セットのホルダーの外側に通常の切手シートが4種、中央にはフロック付の切手シートが4種収められています。
 フロックは、各シートの花の部分に付けられていますが、正直、透明のホルダーに入れられている状態ではすぐには判りませんでした。ホルダーから出して良く見ると、例えば右上の黄色い花のシートでは、雄しべの部分にフロックが添付されていることが判ります。(画像3番目)
 実は、このシートは郵政のサイトに"Minisheet are embellished on selected areas"と書いているだけでしたので、フロック添付ということに気づかず見逃していました。最近になって海外の収集家からの情報で気づき、慌てて注文した次第です。
 発行部数は250部です。
Flockaus2

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2017年12月25日 (月)

シンプルなスワロフスキー添付切手

Swaat

MERRY CHRISTMAS !!

 本日、クリスマスにふさわしい切手が届いたので、急遽ご紹介します。
 オーストリアが11月に発行した切手で、中央より少し右下にスワロフスキーのラインストーンが添付されています。おそらく、クリスマス向けに発行されたものでしょう。
 デザインは雪の結晶で、色使いも落ち着いて、シンプルで品のある切手です。スワロフスキーの粒は比較的大粒ですが、うれしいことに、額面は2.5ユーロと、過去のスワロフスキー添付切手よりも割安感があります。
 また、小型シートや型抜きタイプではなく、通常の切手シートで発行されたため、ペアや田型も取れる点も新鮮に感じます。

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2017年11月18日 (土)

カナダのエンブレム添付切手とジョイント切手

Embrem

 カナダ発行の変り種切手が2点届きました。
 1点目は、10月に発行された「トロント メイプルリーフス(アイスホッケーチーム)100周年記念」の小型シートで、フェルトに刺繍が施されたチームのエンブレムが、中央に貼り付けられています。
Canadaindia
 2点目は、9月に発行されたカナダとインドの異国同居型のジョイント小型シートで、ディーワーリー(ヒンズー教の新年)を祝したものです。

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2017年9月 6日 (水)

サンマリノの刺繍切手

Sanmarino140

 7月に、サンマリノから切手発行140年を記念した刺繍切手が発行されました。図案はサンマリノの市章をデザインしています。
 この切手は、1シート6枚構成の20,000セットの限定発行ということですが、1セットが1シートを意味しているのであれば、12万枚も発行されているはずで、それほど少ないものではありません。
 しかし、実際には、発売直後に売り切れ、ネットオークションでは1枚5,000円以下では手に入らないのが現状です。
 実は、私、先日までヨーロッパ旅行をしており、サンマリノにも立ち寄りました。そのため、事前にネットオークションや切手商を通じて3シート(18枚)を手に入れ、その一部を現地で使ってみました。ただ、無理して入手したので、1枚あたり4,000円近くかかってしまいましたが・・・。
 で、帰国して届いたのが下のカバーです。観光地のティターノ山(サンマリノ市)のポストに投函しましたが、消印は麓のDOGANA市のものが押されています。
Sanmarinoc1
 観光名所のリベルタ広場そばには、郵趣窓口(切手・コイン販売所)がありました。もしかしたら刺繍切手が売れ残っているかもと期待していましたが、残念ながら刺繍切手どころか目ぼしい切手は余りありませんでした。
 何しろ1枚4,000円もかかっている切手を貼るのですから、最低1通は確実に窓口で消印を押して欲しいと考え、郵便局を探したところ、郵便局は観光地から1キロぐらい離れた住宅街の中にあるとのことでした。行ってみると、ごく普通の郵便局におじさんの局員が1人いました。
 刺繍切手を貼った封筒を出して、「日本へ送りたいのでクリアに消印を押してくれ」と頼んだところ、「これ(刺繍切手)は切手ではないので、消印は押せない」と一旦断られました。しかし、こちらも粘ったところ、正規料金(2.2EUR)の切手を貼れば送ってくれるということになり、届いたのが次のカバーです。こちらは、ティターノ山のイラスト入りのサンマリノ局の消印でした。
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 合わせて、昨年に発行された種付き切手(3連刷の中央の切手)のカバーも差し出しました。こちらはすんなりと消印を押してくれました。
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2017年8月21日 (月)

香港の五感切手

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 香港から7月に「五感」をテーマにした切手のセットが発行されました。
 まず、「聴覚」については、一部が砂粒を混入したインクで印刷され、その部分を引っかくことで音が出るようになっています。「視覚」については、図案のカメラレンズ部分が穴あきになって、そこから覗くことができます。「嗅覚」については、桃の香りが付いています。「味覚」については、裏糊にバニラ味が付いています。「触覚」については、図案のバスケットボール部分を熱膨張性インクで印刷して、ゴムのような手触りを実現しています。
 なお、このセットは、単片5種、5種×3枚シート(画像2番目)に加えて、絵本タイプのスーベニアパックも発売されました(画像3番目)。スーベニアパックの中には、各切手を2枚ずつ収めた特別小型シートが収められています(画像4番目)。
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2017年7月 9日 (日)

リヒテンシュタインの「公式」ルビー添付切手

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 先日、リヒテンシュタインのルビー添付のPスタンプを紹介しましたが、5月22日付で、同じリヒテンシュタインから、公式発行のルビー添付切手が発行されました。
 これは、君主の金婚式を祝う記念小型シートの特別限定版(無目打)で、発行枚数はわずか1,250シートです。22Kの金箔が施され、王冠の中央部分に本物のルビーが添付されています。販売価格は250スイスフランでした。
 詳しくは、リヒテンシュタイン郵政のHPをご覧ください。
Liechtensteinruby2
 事前に申し込みを受け付けて抽選が行われたのですが、私は残念ながらハズレとなり、直接購入することはできませんでした。
 その後ネットーオークション等で探して3セット入手できましたが、かなり高額になってしまいました。2012年にジャージーがダイヤモンド付切手を600部限定で発行した際も、かなりの高額で購入しましたが、その後市場で売られているのを見たことがありません。今回は倍以上の発行数ですが、収集人口の多いリヒテンシュタインの切手ですので、一層の入手難になるかもしれません。

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2017年6月25日 (日)

異物添付のPスタンプ第2・3弾(リヒテンシュタイン)

Zeppelinrubie

 昨年、リヒテンシュタインのエメラルド添付のPスタンプをご紹介しましたが、その第2弾、第3弾が発売されました。
 第2弾となったのは、ルビーを添付したものです。初日カバーの消印は、2017年3月1日付でした。
 第3弾は、ツェッペリン伯爵の死去100年を記念したもので、ツェッペリン飛行船をかたどったスターリングシルバー(銀92.5%の合金)製の金属版が添付されています。初日カバーの消印は、伯爵の死去した3月8日付でした。
 どちらも、昨年のエメラルド添付のPスタンプと同じ、ドイツの切手商が製作・販売しているものです。結構良い値段がしますし、非公式のものですので、今後購入を続けるかは悩みどころですね。

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