« 2025年6月 | トップページ | 2025年8月 »

2025年7月

2025年7月20日 (日)

リヒテンシュタインの変わり種切手(トランプ、レーザー加工、絹製)

Jassli1
 2024年5月にオーストリアから発行されたトランプ切手はこのブログでも紹介しましたが、同じ年の7月にリヒテンシュタインから同様の切手セットが発売されていました。ただし、こちらは正規の発行ではないPスタンプ扱いの切手です。
 最初の画像がそのセット一式で、プラスティックのケース(右下)の中に36枚のカード一式(左下)、説明書(右上)、切手シート(左上)の4点で構成されています。

 36枚のカード一式(左下)は、日本で使われるトランプと少し違うもので、スイスを中心に普及しているJass(ヤス)というカードゲームです。鈴(Schellen、ダイヤ相当)・盾(Schilten、スペード相当)・野バラ(Rosen、ハート相当)・ドングリ(Eicheln、クラブ相当)の4種類のマークのカードがそれぞれ9枚ずつのセットです。36枚のカードを並べたのが次の画像です。
Jassli3
 切手シートは、上記のJassカード36枚とは別に1枚だけが入っています。そのため、全部のマークの切手シートを揃えるには最低4セット買わなければいけません。しかも、セットに入っている切手シートの図案は外からは見ることが出来ず、開封してみないと判らない仕組みです。
 何とか全4種を揃えたのが、下の画像です。右端の青色のカードは切手シートの裏面です。切手シート自体はカードの様な厚みは無いので、「トランプセット付切手」と呼ぶべきかも知れません。
 なお、切手シートにQRコードが印刷されており、NFT画像も見ることができます。このNFT画像の種類は各マークごとに4種の合計16種で、一番多いデザインは1,200セット、一番少ないデザインは50セットだけだそうです。
Jassli2
 なお、切手にはQRコードが印刷されており、NFT画像も見ることができます。このNFT画像の種類は各マークごとに4種の合計16種で、一番出現率の高いデザインは1,200セット、一番少ないデザインは50セットだけだそうです。購入した切手のNFT画像を確認したところ、運よく50セットしか出現しないデザインの1つ(野バラが4つ描かれている)をゲットしました。
Nft

 2番目に紹介するのは、同じくPスタンプ扱いのレーザー加工の穴あき切手で、2025年1月に発行されました。2023年(赤)・2024年(緑)に続く3回目の発行で、今回は青色です。
Castle2025li

 3番目に紹介するのは、2月に発行された「ハンス・アダム2世80歳」を記念した切手の特別シートです。限定2,500セットの発売で、シートの右上にシリアルナンバーが入っています。絹製の無目打切手シートです。
Silkli
 シートは、しっかりとしたフォルダに収められています。
Silklifolder

| | コメント (0)

2025年7月19日 (土)

フランスのハート型切手(スイーツ図案)

Heart20252
 遅ればせながら、今年1月にフランスから発行された、恒例のハート型切手を入手しました。今年は、初めてスイーツ図案で、パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」とのコラボです。
 1.39EUR切手はイスパハン(私自身は食べたことが無いのですが、有名なスイーツだそうです。)、2.78EUR切手はマカロンがそれぞれデザインされています。
 1.39EUR切手を5枚収めた小型シートも発行されています。
Heart2025s

 

| | コメント (0)

2025年7月 9日 (水)

絹ではなく綿製と判明(コロンビア2020年)

Photo_20250709202301
 5年前にご紹介した、コロンビアの絹製切手ですが、実は絹製ではなく綿(ゴム引きコットン)だということが判明しました。
 発行当初、ネット販売での説明がすべてsilkと書かれていましたし、その後の「郵趣」誌の世界新切手ニューズでも布製としか書かれていなかったため、絹製切手に分類していました。実は、silk製として売られている切手にはレーヨンやナイロン製のものもあるので、100%絹製と信じていたわけではありませんが、まさか発行例の少ない綿製とは思いませんでした。
 昨年7月に発刊した「変わり種切手大図鑑」P41でも絹製切手として紹介しておりましたが、これは間違いだったということになりますので、訂正してお詫びいたします。

 海外の変わり種切手コレクターが、切手発行時に配布されたらしいリーフレットを昨年8月に入手し、そこにスペイン語で"Algodón engomado de 125grs"と書かれているのを発見したのだそうです。これを英訳すると"125g rubberized cotton"、日本語では「125gのゴム引きコットン」と訳されます。

 綿製切手自体は、私が知る限り、オルダニー島、ポルトガル、エストニアぐらいしか発行例が無かったので、コロンビアの発行例が増えたこと自体は嬉しいことです。

| | コメント (0)

2025年7月 7日 (月)

ルクセンブルクの刺繍切手

Embroiderylux
 5月に、ルクセンブルクより君主のアンリ大公の御即位25年を記念した刺繍切手が発行されました。
 額面は5.5ユーロと、最近の刺繍切手の中ではリーゾナブルな方です。

| | コメント (0)

2025年7月 6日 (日)

スイスの変わり種切手色々

Riversw
 スイスで最近発行された変わり種切手を5点ご紹介します。
 最初の画像は2024年11月発行の「切手の日」の切手で、川の流れに合わせた形の変形切手を収めています。

 これ以降の画像の切手は2025年5月発行のものです。
 2点目はフロック加工紙製切手です。地元で作られるエーデルワイスシャツの柄の図案の美しい切手ですが、切手自体は毎年夏に開催されるレスリング&アルプス・フェスティバルを記念したものです。この大会に出場するレスリングの選手が伝統的なエーデルワイスシャツと「ツヴィルヒホーゼ」と呼ばれる革製の短パンを身に着けることにちなんだ図案なのだそうです。
Flocksw

 3点目は、かわいらしいフルーツの香り付きのセルフ糊切手です。
Fruitssw

 4点目は、灌漑水路を描く切手シートで、ヴァレー州の山間で15~17世紀に建設された灌漑用水路が描かれています。
 注目すべきは、シート左上部分に4色の絵具が添付されていることで、水にぬらすと絵具として使えます。この絵具を使って、シート右上のイラストを彩色するという、塗り絵切手の一種でもあります。裏面の説明によると、この塗り絵を完成させて切取って送ると、賞品がもらえるそうです。
 似たようなの絵具添付切手としては、2018年にエストニアが発行した切手があります。
 残念ながらスイス郵政では未使用シートは売り切れで、消印付のシートしか購入できませんでした。
Colorsw3
Colorsw4

 5点目は、7月開催の「UEFA女子ユーロ2025」の記念切手です。一見するとただのセルフ糊切手に見えますが、図案のサッカーボール部分が取り外せるようになっています。一種の穴あき切手です。
 画像の右側の切手は、サッカーボール部分のシールを取り外して少しずらした状態にしています。Soccorsw

| | コメント (0)

2025年7月 5日 (土)

スイスの巨大な示温インク切手

Solarsw1
 「郵趣6月号」P49で紹介されていた、3月発行の太陽系スペシャルシートが届きました。
 まず驚かされるのは、その大きさです。セルフ糊式のシートが5つ折りになっており、全体の大きさは98cm×28cm(実測)もあります。ひょっとしたら、世界最大の小型シートかも知れません。

 これだけのサイズになったのは、太陽系を1cm=6440万kmの縮尺で再現したためで、8つの惑星+月+太陽の計10種の切手が収められています。さらに、シート1ページ目左上にはチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星、3ページ目中段にはハレー彗星が描かれており、その部分を温めると彗星の姿が現れるようになっています(これらの部分は切手ではありません)。
Solarsw5
 発行数は、地球の平均直径12,742kmにちなんで12,742部の限定発行だそうです。

 

| | コメント (0)

« 2025年6月 | トップページ | 2025年8月 »