スイスの竹繊維切手
「郵趣12月号」P50で紹介されている、スイスの「芸術促進」シリーズの最新版が届きました。
このシリーズは、2021年にキャンバス生地切手、2022年に葉緑素入り切手、2023年にセメント粉添付切手が発行されています。今回はその第4弾で、竹の繊維の用紙に印刷されています。
図案は、画家のMirko Baselgiaの「re-respirar」という作品を原画にしたもので、 植物・動物・人間の相互依存関係を象徴する想像上の木を描いているのだそうです。
竹の繊維と言えば、1948年にベトナムで発行された竹紙製切手が恐らく最初です。この切手はその後改値加刷も出ており、かなりバラエティが豊富です。なお、日本では竹紙(ちくし)と呼ばれていますが、おそらくベトナムで作られているpoonah paper製だと思います。
今回の竹繊維切手は、ベトナムの切手の様に竹の繊維がはっきりと判るものではありません。しかし良く見ると、表面が少しザラザラした質感です。
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