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2024年10月

2024年10月31日 (木)

オーストリアのトランプ切手

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 2024年5月にオーストリアから発行されたトランプ切手(「郵便」9月号P49参照)を遅ればせながら入手しました。大手トランプメーカーのピアトニック社の200年を記念した切手です。
 厚紙に印刷されたハート、スペード、クラブ、ダイヤそれぞれのAのカードがそのままセルフ糊式の小型シートになったもので、裏面は黄色地にオーストリア郵政のロゴマークがデザインされています(最初の画像参照)。
 それぞれのマークごとに10からAの4枚ずつがセットになって箱に入れられて販売されています。合計20枚ですが、切手(小型シート)として額面(4.5ユーロ)が入っているのはAだけで、他はおまけのカードです(画像2番目参照)。トランプとしては不完全なセットに思えますが、この20枚があれば、オーストリアで人気のシュナプセンというゲームを楽しむことが出来るそうです。
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 カードセット(ハート)が入れられた箱の未開封(表)、未開封(裏)、開封後に展開した物の写真です。
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 なお、別の記事でご紹介しましたが、9月にオーストリアのインスブルックを訪問した際に、現地の郵便局でこの切手が販売されていたので、自分宛に実逓カバーを2通送りました。切手の端に段差があるので消印は不完全ですが、年号は読むことが出来ます。
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2024年10月 5日 (土)

ヨーロッパからの実逓便(スイス(2)・フランス編)

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最終日(9/18)ですが、昨日訪問したサルガンスの郵便局をまた訪問します。
前日は曇りでしたが、この日は晴れて、郵便局前の通りからの景色も楽しめました。

昨日と同じ窓口の女性にお願いしたのが、下の2種類のカバーです。
1通目は2022年に発行されたオーストリア・リヒテンシュタイン・スイスの3か国同居型小型シートです。
実は、9/16にインスブルック局(オーストリア)、9/17にファドゥーツ局(リヒテンシュタイン)で消印を押してもらっていました。最後のスイス切手(右端)は当初チューリッヒの郵便局で押印して差し出そうと考えていましたが、より確実に奇麗な押印をしてくれそうなサルガンスの郵便局にお願いすることに予定変更しました。
2通目は昨日も差し出した、面ファスナー添付切手です。手元に余っていたので、急遽追加で差出しました。
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サルガンスから、チューリッヒへ約1時間の移動です。ここではリンツ社が運営するチョコレート博物館を見学します。巨大なチョコレート・フォンデュ(本物のチョコが流れています)が出迎えてくれます。併設されたカフェで食べたパン・オ・ショコラとホットチョコレートのセットは絶品でした。
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チューリッヒから最後の訪問地・バーゼルへも約1時間の移動です。ここではピカソ等の絵で有名な美術館2箇所を訪問しました。

帰りの便はバーゼル空港発のトルコ航空です。
バーゼル空港でチェックイン後、フランスへ移動します(??)。というのもバーゼル空港のターミナルはスイスとフランスの国境上にあるので、少し歩けばフランスになるのです。ターミナルの通路にも「ここからフランス」という案内が出ていました。
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フランス側の案内所でポストの場所を尋ねると、建物の外だと言われました。そこにハート型切手を貼付したカバーを投函します。
今回の旅行で、ポスト投函が成功したのはここだけでした。
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これで4泊でヨーロッパ5か国を巡る忙しい旅行は終わりです。
最後に先にほぼ全滅したというオーストリア・インスブルックからのポスト投函カバーの内、かろうじて月日が読める2通をご紹介します。もう少し消印が濃ければ良い使用例になったのですが、残念です。
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2024年10月 4日 (金)

ヨーロッパからの実逓便(スイス(1)編)

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3日目に宿泊したスイス・サルガンスのホテルは"Hotel Post"という名でした。
ホテルのマークは郵便馬車でしたので、昔は郵便局も併設されていたのかも知れません。
現在は、ホテルの2件ぐらい隣に郵便局があります。
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郵便局の窓口で20通ぐらいの郵便を差し出しました。日本までの郵便料金を尋ねると「20gまでで2.5スイス・フラン(約420円)」とのこと。予想より高く結構切手を加貼しなければいけません。持参した切手だけでは足りず、窓口で追加購入して差し出しました。
ただ、窓口の女性は1通ずつ全部重さを測るほど几帳面な方で、消印も綺麗に押してくれました。この郵便局は大成功です。

2023年発行のビニールコーティングされたダック型切手の実逓カバーです。ビニールが反ってしまい、実用には向かない切手です。
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2023年発行の面ファスナー添付切手と、2024年発行の示温インク切手の実逓カバーです。
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裏面です。面ファスナー添付切手は、マキシマムカード用のハガキを、示温インク切手は宿泊したHotel Postの部屋に在ったハガキを使いました。
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2021年キャンバス生地切手、2022年葉緑素入り切手、2023年コンクリート粉添付切手の実逓カバーです。
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2023年のレーザー加工切手、2024年の穴あき切手の実逓カバーです。
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2024年10月 2日 (水)

ヨーロッパからの実逓便(リヒテンシュタイン編)

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ヨーロッパ旅行の3日目はスイス・サルガンスに泊まり、翌朝は駅前からバスで約30分のリヒテンシュタインの首都ファドゥーツへ向かいます。
上の画像は、ファドゥーツのメインストリートの東端です。ストリートの中心付近に市役所の建物と郵便局があります。
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郵便局の窓口で、準備してきた変わり種切手貼り封筒を差し出します。
まずは、刺繍切手を2種類。王冠の刺繍切手は5年前の発行ですが、やはり豪華で見栄えがします。またリヒテンシュタインの消印の日付部分中央の少し上に小さな王冠が描かれていますので、それともマッチします。白い刺繍切手は、2024年に発行されたばかりの切手です。
消印が読めるようにこの辺に押してくれと片言の英語で頼むと、こちらの意図を察知していただき、申し分のない押印をしてくれました。さらにPRIORITY郵便のラベルも貼ってくれました。このラベルはなぜかセルフ糊ではなく裏糊式で手間がかかるのです。
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2022年発行(2023年用)のレーザー加工の年賀切手は、現地で購入した絵葉書に貼付しました。不足額は20サンチームだけだったのですが、少額切手が無かったため1.2スイス・フランの切手を加貼しました。
手元に残っていた、ファドゥーツ城のレーザー加工切手(2023年発行)のカバーも作成しました。これと同じデザインで緑色のものが2024年にも発行されていますが、手元の在庫が無く現地でも売っていなかったので、これ1通のみの作成です。
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メインストリートから見上げると山の中腹に本物のファドゥーツ城が見えます。
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一番大きな土産物の奥には、切手コーナーがありました。相場よりはかなり高めです。
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ショーケースの中に、1,250セット限定だったルビー添付切手(変わり種切手図鑑P73参照)があってビックリ。
売価は500スイス・フランで結構リーゾナブルで迷いましたが、箱のふたを開けた状態で展示してあるので切手の状態に不安があり、購入は諦めました。後から思ったのですが、購入して実逓カバーとして送れば良かったかもしれません。
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