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2024年9月

2024年9月29日 (日)

ヨーロッパからの実逓便(ドイツ・オーストリア編)

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1日目の午後にフランクフルトからミュンヘンに移動して、2日目はフッセン(Fussen)郊外のノイシュバンシュタイン城を見学しました。上の画像は城近くの展望所からの写真です。
ドイツのハイジ切手とセットだった「長靴下のピッピ」の切手が余っていたので、土産物店で絵はがきを買って、城へ行く道沿いのポストから投函したのが次の画像です。消印には地名ではなくBriefzentrum(郵便センター)と書かれています。
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 3日目はミュンヘンからオーストリア・インスブルック経由でスイスに移動しました。途中のインスブルックはチロル地方の中心都市で、かのスワロフスキーの本社とスワロフスキー美術館があります。
 実はドイツ・オーストリア国境付近が数日前から大雨で、予約していた途中列車が運休になってしまいました。急遽、高速バスの予約を取って移動はできましたが、インスブルックの滞在時間は1時間減って5時間だけでした。
 まずはスワロフスキー美術館へ。ここの入口は森の精をイメージした大きな顔で、、2004年発行の最初のクリスタル・ガラス添付切手の背景にも描かれています(次の画像)。
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 中にはクリスタル・ガラスで構成された様々な展示がありますが、中でも印象的だったのが、あの草間彌生さんが手がけたシャンデリアと鏡を組み合わせた展示です(次の画像)。CHANDELIER OF GRIEFというタイトルがついていました。これを見ただけでも訪問した価値がありました。
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 インスブルック駅に戻って、駅前の郵便局で郵便を差し出します。「ここに消印を押してくれ」と片言の英語で頼んで、何とか局名と年号が読めるカバーを作ることが出来ました。2019年発行のクリスタル・ガラス添付切手と2016年発行のチロル地方の民族衣装を模した刺繍切手で、どちらも数年前の発行ですが、インスブルックにちなんだ切手です。
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 郵便局窓口では5月に発売されたトランプ切手(「郵趣」9月号P49・50参照、当ブログでも近日中にご紹介します。)が販売されていました。急遽2セット購入して差し出したのが次の画像です。「日付が読めるように消印を押してくれ」と頼んだのですが、局員さんは「これは段差があるから無理だ」といって無造作に押印されてしましました。でも一応24年ということは判りますので一応コレクションに入れることが出来ると思います。
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 その他、街中のポストに数通の郵便を投函しましたが、消印の読めるものはなく全滅でした。残念です。

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2024年9月28日 (土)

ヨーロッパからの実逓便(ハイジ編)

9月13日から19日までヨーロッパ旅行へ行ってきました。
そこで作成した実逓便を何回かに分けてご紹介します。
まずは、今年が名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」の放映50周年ということにちなんで訪問した、スイス・マイエンフェルトに関するカバーです。今回、事前にあれこれ考えて合計4種類のハガキを使いました。

(1)市販の記念ポストカードの実逓便
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日本国内のあちこちで開催されているハイジ50周年記念展の会場で購入したポストカードを使った実逓便です。
・牛込郵便局(アルプスの少女ハイジを放送したフジテレビの当時の所在地)の8月12日(ハイジの日)の消印(記念押印)
・「ハイジの村(山梨県立フラワーセンター)」の建物を描いた風景印のある、山梨県・明野ひまわり郵便局から発送
・宛名は、宿泊先の「Swiss Heidi Hotel」気付
という点にこだわりました。

明野ひまわり郵便局は、続日本100名城の新府城を訪問したついでに立ち寄りました。
建物の壁もひまわりをイメージする色に塗られていました。
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(2)3か国のハイジ切手を貼付した圧着ハガキ
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少し判りにくいですが、手製の圧着ハガキの上半分に日本とドイツのハイジ切手を貼付し、下半分にスイスのハイジ切手を貼付したものです。
・日本のハイジ切手には、牛込郵便局の8月12日(ハイジの日)の消印と、明野ひまわり郵便局の風景印を記念押印しています。
・ドイツのハイジ切手には、最初の訪問地フランクフルトの郵便局で消印を押してもらう予定でしたが、バーコード式切手に切り替わって以降は郵便局の窓口に消印は置いていないとのことでした。仕方がないので、スイスのハイジ村のスタンプを押しました。
・上半分の写真は、山梨県の「ハイジの村」とフランクフルトの「ゲーテハウス(ゲーテの暮らした家)」です。
・なぜゲーテハウスなのかと言えば、ハイジがクララと出会ったゼーゼマン邸のモデルになった建物だからです。
・今回の旅行では実際にゲーテハウスを見学しました。写真の上に貼付した青い丸型シール(g/H/Rの文字がデザインされている)は、ゲーテハウスと併設のロマン派博物館の入場シールです。
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・下半分には、スイス・ハイジ村のロゴマークと写真を印刷しました。
・ハイジ村のショップの片隅には「スイス最小の郵便局」と表示されたコーナー(画像)があり、そこの机の上のポストに投函して自宅宛に送りました。机の上にはスタンプが置かれていました。
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数年前まではこのポストから投函するとハイジの絵入り消印を押してくれましたが、残念ながら今はなくなったそうです。その代わり、当時の絵入り消印と同じデザインの丸いスタンプがありましたので、上半分の右下に押印しました。
届いたハガキの消印は残念ながら不鮮明でした。また局名もハイジ村の所在地のマイエンフェルトではなく、約10km南のウンターヴァーツ(Untervaz)でした。
実は途中でマイエンフェルト唯一の郵便局の前を通ったのですが、スーパーの中に同居したタイプでした。合理化でマイエンフェルト局の消印は無くなったのかも知れません。
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なお、圧着ハガキの内側には、日本のハイジの村とスイスのハイジ村の写真を印刷しました。
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(3)日本・スイス往復の圧着ハガキ
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(2)の圧着ハガキと似ていますが、
・上半分には日本のハイジ切手だけを貼付
・ゲーテハウスの代わりに、ハイジの村「クララ館」の写真を印刷
・(1)と同様、明野ひまわり郵便局から宿泊先の「Swiss Heidi Hotel」気付で発送
・ホテルでこのハガキを受け取り、下半分(圧着時は裏面)にスイスのハイジ切手を貼付
・(2)と同様、ハイジ村のポストに投函して自宅宛に送付
したものです。
なお、内側の印刷は(2)と全く同じです。

宿泊先の「Swiss Heidi Hotel」はマイエンフェルト駅のすぐ裏にあります。
ホテル名にハイジ(Haidi)と入っていますが、入口近くの看板と、部屋のシャワーのガラスにハイジのイラストが描かれているだけで、後は普通のホテルでした。
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(4)ハイジ村で購入した変形ハガキ
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ハイジ村のショップで購入した変形ハガキにスタンプを押して、(2)(3)と同様にハイジ村のポストに投函したものです。
ただ、宛先の住所は金沢駅内郵便局留置にしましたので着印が押されています。金沢駅内郵便局の欧文印の局名表示は「EKINAI」とシンプルなのに少し驚きました。

最後にマイエンフェルトとハイジ村の写真を少しだけご紹介します。

*ハイジ村へ歩いている途中に、何か所もの泉に出会いました。
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*ハイジ村には、こんな感じで建物が点在しています。ハイジの山小屋風の建物もあります。
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*山小屋の屋根裏部屋に、ハイジのベッドとクララの車椅子らしきものがありました。
 アニメとはイメージが違います。
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*帰り道の雰囲気も良かったです。
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