ブータンのPスタンプ
ブログの更新がご無沙汰しておりました。4月に金沢へ引っ越して、今だに切手が段ボールに入ったままであるのと、円安でほとんど切手を購入していなかったのが原因なのですが、いきなりの大ネタです。
9/21~24の4日間、念願の「変わり種切手王国」ブータン旅行へ行ってきました。事前に「切手収集をしているので、郵便局へは必ず寄って欲しい」と伝えており、Pスタンプ作成や実逓カバー作成等の郵趣活動も満喫してきました。
冒頭の写真はブータンの首都ティンプーにある中央郵便局で、1階には郵便博物館が併設されています。
博物館の展示室前のポストと共に記念撮影しました。
展示室内は撮影禁止でしたが、歴代の変わり種切手の他、公式初日カバーのカシェの原版やコレクターが寄贈したカバーコレクションが展示されていました。特に印紙を代用した1番切手の実逓カバーが5通ぐらいあって興味深かったです。
売店では、最近の切手が額面販売されていました。2018年発行のレンティキュラー切手(フォルダ入)や2021年発行の絹製切手の在庫がありました。他にポストカードや民芸品も売られています。
Pスタンプ作成コーナーもありました。手持ちのスマホから画像を送信するのですが、私のスマホはブータンではネット接続していないので、ガイドさんのスマホでポストと一緒の写真を再度撮影してもらって、使用しました。
出来上がったPスタンプのシートです。3日目に訪問したタクツァン僧院のシート地です。
画像では判りにくいですが、額面が上の列から30NU、45NU、50NUと、3種類の額面が併存しています。
もちろん、郵便局の窓口で実逓カバーも差し出しました。ガイドさんが交渉してくれて、裏の部屋で消印を自分で押させてもらえました。
この日は、レンティキュラー切手、絹製切手、そして作成したばかりのPスタンプの実逓カバーを発送しました。
なおブータンでは、数年前より書留便は切手を使わない形で発送することになっています。そのため、すべて普通便です。無事に届きますように。
最終日は日曜日でしたが、空港の出発ロビー(AIR SIDE)に切手ショップが営業していました。ブータンの郵便局は日曜休みなので、正式な郵便局ではなく切手販売所という位置づけなのでしょう。
切手とポストカードが展示販売されており、店内のポストに投函できます。
ここでもPスタンプが作成可能のようです。
奥のスペースに顔ハメパネルがあり、そこで写真を撮ってもらって使用します。
中央郵便局とは違う、仮面舞踊のシート地で作成してもらいました。
ブータンの通貨はこの時点で残っていなかったのですが、米ドル(7ドル)で支払うことが出来ました。
現地から発送した実逓カバーが届きましたら、またご紹介させていただきます。
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