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2020年8月29日 (土)

超高額の純金添付暗号切手(仮想アイテム付き切手)

Cryptog10
 6月に発行された暗号切手の第2弾をご紹介したばかりですが、翌7月には、さらに純金バージョンの暗号切手も発行されました。
 画像のとおり、昨年発行されたユニコーン図案の暗号切手をベースにしたものですが、注目すべきは、額面が500ユーロと超高額な点、そしてタブ部分に1グラムの純金インゴット(オーストリア造幣局製)が添付(はめ込み)されている点です。
 発売価格は額面と同じ500ユーロでしたので、購入できた人は、純金1g(約7,200円)分だけ得をするという良心的な(?)価格設定です。

 裏面(画像2番目)を見ると、パスワード部分にスクラッチ、純金インゴットの裏面にホログラムのような加工(潜像加工か?)がなされています。なお、裏面からも純金インゴットが見えることから、プラスティック製切手の厚みと同じ厚みのインゴットがはめ込まれていることが判ります。
 以上を整理すると、この切手は、特殊素材(プラスティック製)、異物添付(純金インゴット)、特殊印刷(スクラッチ)、アイデア切手(仮想アイテム付)という、変わり種切手の色々な要素を有している切手ということになります。

Cryptog2

 ケースも少しだけ凝っています。
 まず金色の紙袋を開けると、中に黒を基調とした紙製フォルダーが入っています。超高額切手なのでもう少し高級な材料でも良かったと思いますが。かさばらずに保存できる点は助かります。
Cryptog3
 そのフォルダーを開けると、飛び出す絵本のような感じで、切手が現れます。
Cryptog4

 ちなみに製造枚数は999セットです。しかもその内売り出されたのは500セットだけで、残りの499セットは秋に実施するクジの景品に取り置かれているそうです。
 発売直後はebay等で2,000ユーロ超で出品されていましたが、今は落ち着いて1,000ユーロ前後で取引が成立しているようです。

 

 

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