スペインの変わり種切手(2)
12月に注文したスペインの変わり種切手が、正月明けにようやく届きました。
最初は、郵趣1月号にも掲載されていた、10月発行の石の粒子が混入された切手です。
スキャン画像ではわかりませんが、図案の鉱夫の表面に石の粒子入インクが使われています。
単片の額面が3.5ユーロと、やや高い切手です。
次は、これも郵趣1月号に載っていた10月発行の変形切手入シートです。世界遺産「ウベダとバエーサのルネサンス様式の記念碑的建造物群」を描いた切手で、それぞれの地域の頭文字のUとBの形をした切手を収めています。にあるシート全体の画像では分かりにくいので、裏面の画像も載せます。
次も変形切手ですが、11月に発行されたスペインのアニメキャラクターを縁取った変形切手です。背景の違う6種が連刷になっています。1枚の額面が0.6ユーロなので、6連刷でも3.6ユーロと良心的です。
さらに、必ずしも変わり種切手とは言えませんが、少し面白い切手を2点ご紹介します。
上の画像は、11月発行のクリスマス切手のフルシートですが、全部で何枚の切手があるのか分るでしょうか?
図案の中で完全に四角形の切手全体が描かれている部分だけが切手で、12枚が正解です。
最後にご紹介するのは、11月発行の全国切手展(EXFILA)記念切手シートです。ちょっと見ると何かの特殊素材か特殊印刷の切手に見えますが、実際にはアセテートでできた透明素材のホルダーに、通常の紙製切手を差し込んだだけのものでした。
切手シート本体とアセテート製のホルダーを外した状態が、下の画像です。
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