謎の?スワロフスキー添付切手
上の画像は、最近市場に出回った、グレナダが2017年に発行したらしい年賀切手です。
別々の切手商から購入したものですが、右側の切手には左肩に大粒のスワロフスキーのクリスタルガラスが添付されていますが、左側の切手にはそれがありません。
フルシートの画像を下に示します。上側がクリスタルガラスの添付無し、下側が添付有りです。
両者とも、左下のマージン部分に、"MADE WITH SWAROVSKI(R) ELEMENTS"と印刷されています。また、添付有りのシートのみに、右下マージン部分にスワロフスキーの公認マークらしきシール(注:印刷ではありません。)が貼り付けられています。
このクリスタルガラス添付切手は公式のものか、そもそもなぜ2年以上も経ってから市場に出回ったのか等、疑問は尽きません。
海外の収集家の間では、添付無しの切手をPスタンプの形で少量製作し、その上に切手商が独自にクリスタルガラスを添付したのではないかという説が有力のようです。ドイツの切手商が2017年から企画・製作しているリヒテンシュタインの宝石等の添付切手と同じタイプのもののようです。
| 固定リンク
「・異物が添付・混入された切手」カテゴリの記事
- インドの変形小型シート2点(2025.01.12)
- ポルトガルの松破片混入切手(2024.11.30)
- ヨーロッパからの実逓便(スイス(2)・フランス編)(2024.10.05)
- ヨーロッパからの実逓便(スイス(1)編)(2024.10.04)
- ヨーロッパからの実逓便(リヒテンシュタイン編)(2024.10.02)
コメント