トロント最古の郵便局にて
ナイアガラ観光の翌日、トロント空港から帰国したのですが、少しだけ時間があったので「トロント最古の郵便局」へ立ち寄りました。ユニオン駅から徒歩約15分のところにある、レンガ造りの重厚な建物です。資料展示のほか現在も郵便局として営業しています。

郵便局のカウンターを過ぎた奥の部屋には机があり、昔ながらの羽根ペンで書いた手紙を「封ろう」をして送るサービスを利用することができます。

いざ羽根ペンを使ってみると、これがなかなか難しく、インクを付けすぎたり、字が曲がったりして苦戦しました。それでも書き上げると、砂をかけて余分な水分を吸収させます。

その手紙を持ってカウンターへ行くと、店員の方が便箋を折り畳んで、その裏側には封ろうを溶かしてシールしてくれます。

表側に宛先を書き、日本までの郵便料金分の切手を貼れば完成です。ちなみに手数料は切手代実費+1通2ドルでした。

昨日(3月14日)自宅に届いた手紙です。せっかくなので、ローソクの図案のインドとのジョイント切手を貼ってみました。
消印が2重に押されてしまい、羽根ペンの図案の消印が汚くなったのが残念です。

裏面には、お洒落なAIRMAILスタンプを押してくれました。ただ、封ろうはほとんど剥離してしまったのが残念です。
結果的には残念な状態で手紙が届いてしまいましたが、貴重な体験でした。
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