ヨーロッパからの実逓便(リヒテンシュタイン)
年末のヨーロッパ旅行で作った実逓カバーには、成功したものもあります。
それを国別に分けてご紹介します。
まずは、リヒテンシュタイン。スイスのチューリッヒから片道2時間弱で行けるので、足を伸ばしました。当日は祝日でしたが、中央郵便局は空いていると思ったのですが…残念ながら中央郵便局も閉まっていました。切手博物館は開いていましたが、多くの店が閉まっており、1時間ちょっとの滞在で終わりました。
ポストから投函したカバーの中から状態の良いものを紹介します。
1番目は、今年(酉年)の年賀切手のフルシート貼りカバーです。中央の消印はハッキリ読めます。別に単片貼りの絵葉書も出したのですが、こちらは、印面の「穴あき」のせいで日付は全く読めませんでした。
2番目は、以前ご紹介した、六角形切手のP-STAMPシート貼りカバーです。
図案は、神戸ルミナリエの写真です。
実は、現地についてから、このP-STAMPと上の年賀切手のシートには、裏糊が付いていないことが判明しました。手持はスティック糊しかなく、仕方なくそれで貼りましたが、糊質が強く手に付くとべたべたするので、少し苦労しました。
3番目は、少し古いですが1995年にスイスと共同で発行したジョイント切手のカバーです。これについては、スイス(アンナーム局)側とリヒテンシュタイン(ファドゥーツ局)側の両方のポストから差し出し、どちらも良い状態で届きました。
スイス側のカバーには薄いバーコードもプリントされています。リヒテンシュタインの郵便事業は、スイス郵政に委託していると聞いていましたが、バーコードを印刷するのは、スイス側だけなんですね。
4番目は、残念なカバーです。
先日ご紹介した「エメラルド添付」の切手を貼付したのですが、残念ながら肝心のエメラルドは脱落していました。ひょっとしたら途中で局員が故意に取り外したのかもしれません。これも高価な切手ですので、大損害です。
ただ、異物添付切手の添付物が郵送中に脱落するのは、有り得ることですし、一緒に貼ったレース風の穴開き切手の実逓カバーにもなるので、失敗作とまではいえず、コレクションとして大事にしたいと思います。
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