噂のガラス製切手
発売前からかなり話題になっていた、オーストリアの「ガラス製切手」(6月10日発行)が届きました。
オーバーエスターライヒ州ザンドル市にある「ガラス絵美術館Hinterglasmuseum」が原画をデザインし、陶磁器メーカーのアウガルテン(Augarten)が製造したもので、厚さ2mmぐらいのガラス板の裏面にキリストとマリアの像が描かれています。
アウガルテンといえば、2014年に発行された磁器製切手を製造した会社ですが、今回は、ガラスの裏面への印刷を請け負ったようです。ちなみに、今回のガラス製切手は、磁器製切手よりも少し薄いので、世界一厚い切手の記録更新にはなりませんでした。
磁器製切手の時と同様に、「消印付」の切手も購入したのですが、何と、消印もガラスの裏側に印刷されていました。明らかに製造過程で図案と同時に入れられたものですので非常に興味深いです。
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