私製フレーム切手(真珠粉混入)
スタンプショウ2016へ行ってきました。恒例となっている私製のフレーム切手ですが、今回はフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」、ミュッシャの「健康であれ、健康の祝福の泉水で」、伊勢志摩サミット(G7)の3種類の図案にしました。(画像トップ-クリックすると拡大します)
伊勢志摩サミット(G7)はもちろん5月のサミットを記念したものです。フェルメールの絵はG7の図案の真珠とのマッチングを考えたものです。ミュッシャは2015年11月25日にスロバキアから発行された美術切手(郵趣4月号P51参照)にちなんだもので、発行された切手は原画の左部分だけの図案でしたので、原画の右側を図案にしました。
フレーム切手の上部の余白には、オランダのフェルメール切手、スロバキアの美術切手(結構高価な切手です)、今回製作したミュッシャのフレーム切手、の3枚を貼付し、それぞれオランダ郵政、スロバキア郵政、日本郵政(浅草郵便局)の記念印を押しています。
また真珠の図案の部分に、市販のエンボスパウダーを使って盛り上げ印刷を施し、伊勢志摩産の真珠パウダーを混入させてみました。でも、出来栄えの方は…あまり成功とはいえませんでした。
まず、購入した真珠パウダーは、化粧品や食品に混ぜるためのもので、粒子がきめ細かすぎてあまり目立ちませんでした。また、G7切手の方は背景の色が薄すぎて、真珠粉の粒が肉眼ではほとんど判りません。この点については、フェルメールの耳飾部分の方が良く判ります。両者は同じ手法で付着・混入させましたので、ほぼ同じ分量の真珠粉が混入されているはずなのですが…。
まず、購入した真珠パウダーは、化粧品や食品に混ぜるためのもので、粒子がきめ細かすぎてあまり目立ちませんでした。また、G7切手の方は背景の色が薄すぎて、真珠粉の粒が肉眼ではほとんど判りません。この点については、フェルメールの耳飾部分の方が良く判ります。両者は同じ手法で付着・混入させましたので、ほぼ同じ分量の真珠粉が混入されているはずなのですが…。
真珠図案部分の拡大画像は以下のとおりです。
実逓カバーも何通か作成しました。スタンプショウの会場は浅草郵便局なのですが、伊勢志摩サミットの特印がまだ押印期間中であることを思い出し、特印を置いている上野郵便局まで出向いて差し出しました。図案と消印のマッチだけは上手くいったと思います。
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コメント
うちにも届きました。よくこういうの考えつきましたね。最初、何なのかわかりませんでした。ありがとうございました。
投稿: 椙山哲太郎 | 2016年5月 4日 (水) 15時54分