木片混入切手
木片が混入された切手と言えば、2005年に英連邦の12か国が発行した「トラファルガーの戦い200年」記念切手のみが知られていましたが、昨年11月にニュージーランドからも発行されていることが判りました。
2014年11月12日に発行された、映画「ホビット 決戦のゆくえ」にちなんだセットで、全7種セットの内の1種のだ円形のドアの図案部分に、映画に登場したパーティーツリー(樹齢100年のパインツリー)の木片を、盛り上げ印刷のインクに混入しています。(画像上)
単片7種の他に、小型シートも7種発行されています。結構高額の切手なので、変わり種切手収集家としては、全セット購入しなければならないのが悩ましいところです。
実際の切手を拡大してみると、濃緑~黒の粒子が付着しているのがわかります。これがパインツリーの木片のようです。(画像下)
上述の2005年の切手には白っぽい材木片が混入されていましたが、今回は樹皮部分なのかもしれません。
なお、パインツリーは松とも訳されますが、日本の松とはだいぶ雰囲気の違う木です。
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