コットン(綿布)製の切手
英領のオルダニー島が、5月にコットン(綿布)製の切手を発行しました。
画像の切手で、縦48mm×横198mmという横長の小型シートです。
地元のタペストリーの図案が描かれ、製造したカルトール社の証明書(画像上側)も付けられています。
綿布関連の切手は、2011年にインドが綿布を添付した切手を発行しましたが、全面が綿布で出来ている切手はこれが世界初です。
英領のオルダニー島が、5月にコットン(綿布)製の切手を発行しました。
画像の切手で、縦48mm×横198mmという横長の小型シートです。
地元のタペストリーの図案が描かれ、製造したカルトール社の証明書(画像上側)も付けられています。
綿布関連の切手は、2011年にインドが綿布を添付した切手を発行しましたが、全面が綿布で出来ている切手はこれが世界初です。
1つ前の記事でご紹介したアンゴラの不発行切手は、南アフリカ共和国の切手商から購入しましたが、送られてきた封筒(画像上)の切手を見てびっくりしました。
南アフリカの切手と共に貼られていたのは、「シスカイ(Ciskei)」「トランスカイ(Transkei)」の切手です。(画像下参照)
ご存知の方も方も多いと思いますが、20世紀の南アフリカ共和国は、人種差別政策(アパルトヘイト)を取っており、その一環としてホームランドと呼ばれた4つの国家(国際的には未承認)が作られました。黒人をこのホームランドの所属とし、そこから南アフリカに出稼ぎに来た労働者を外国人扱いとすることで、南アフリカ国内の政治的権利をはく奪したのです。
シスカイ、トランスカイは、そのホームランドの内の2つで、独自の切手も発行していました。
アパルトヘイトの終了に伴い、1994年にホームランドは南アフリカ共和国に併合されました。当時のホームランドで発行された切手が、今も南アフリカ国内で使うことができるとこが判ります。
2004年にSAPOA(南アフリカ郵便管理機構)が発行した鳥図案の六角形切手は、当初予定の8か国の内アンゴラだけが発行の承認が下りず不発行となったことは、以前の記事でもお知らせしました。
今年になって、この不発行切手が市場に出回り、海外のオークションで見かけるようになりました。大体$1,000ぐらいの値付けがされているものが多いのですが、ebayに格安(?)のものが出品されていたので、購入しました。
これで、10年ぶりに8か国全部が揃いました。
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