ドイツ・ローカル変形切手
最近入手した、非常にマニアックな変形切手を2点ご紹介します。どちらも2次大戦直後の混乱期において、切手不足に対応するために地方都市の郵便局で作られた暫定的なローカル切手です。
画像上は、Vlothoで1946年に発行された円形の切手です。封緘シールの用紙を利用して作られたもので、裏面には糊も付いています。
この切手は、ミッヘルのドイツ専門カタログに記載はあるものの、切手の画像は掲載されておらず、画像自体が貴重です。
画像2番目は、Berlstedtで1945年に発行された三角形切手2種です。3番目の画像はその裏面ですが、何かの申請書類の裏面を使って作られています。ちなみに、三角形の枠線部分は鉛筆で、文字部分はペンで描かれています。
これらの切手は、上記のカタログではUnofficial Issues/Private Creationsのコーナーで紹介されていますので、正規の切手には分類されませんが、興味深いアイテムです。
なお、これらの切手は、10月19・20日に福岡市で開催される「スタンプショウはかた」で展示しますので、お楽しみに。
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