濫発国の十字型切手
ギニア・ビサウ(Guinea-Bissau)といえば、収集家をターゲットとした切手を濫発している国の一つですが、このたび、十字型の切手を発行しました。
セルフ糊シール式の切手では、大昔にトンガが十字型の切手を発行していますが、目打入りの裏糊タイプ切手としては、世界初です。
画像上は、その内の1枚で、ローマ法王を描いた十字型の切手が1枚納められた小型シートです。そのほか、十字型切手を3枚納めた横長の小型シートもあります(画像下)。
ここまでは、世界初の切手として嬉しいニュースなのですが…。問題はこのタイプの切手も濫発されてロングシリーズになる気配があるということです。
現時点でも、既に、紹介した「ローマ法王」の他、「モナコ大公アルベール2世のご成婚」「3大テノール歌手」の図案の切手を確認しています。それぞれが2種類のシートを出していますので、合計6種類です。
これで終わってくれれば良いのですが、切手濫発国のことですから、今後大量に発行される可能性が高いです。以前ご紹介した、モザンビークの八角形切手や、ハイチやマリの菱形切手のシートと同様、収集家泣かせです。
| 固定リンク
「・変わった形の切手」カテゴリの記事
- トルコの変わり種切手(2021.04.03)
- 香港の変わり種切手(2021.03.28)
- フランスの印刷50周年切手帳(2021.03.14)
- スペインの変形切手(2021.01.23)
- リヒテンシュタインの透かし彫り年賀切手(2020.12.28)
コメント