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2011年8月

2011年8月23日 (火)

対角目打入り半裁切手

Bisectgua Guatemala 1935,1941,1951

 切手の在庫が不足した場合に、在庫の切手を半分に切って、(通常は半分の額面の切手として)郵便に使用したものを、半裁切手(bisect stamp)と呼びます。こういった例は日本切手では見られませんでしたが、昔の外国の切手では時々見られます。

 この半裁切手はハサミで切ることがほとんどなのですが、ごくまれに切手中央に目打が入れられている場合もあります。その一例が上の画像の3枚の切手で、左から1935年、1941年、1951年にグアテマラから発行されたものです。

 このように対角線上に半裁用の目打が入れられたものは、"Diagonal perforated bisects"と呼ばれており、直訳すると「対角目打入り半裁切手」となります。このタイプの半裁切手は、切り離すと2枚の直角三角形になりますので、隠れた変形切手といえます。

 これまでに7例しか発行されていませんので、完収を目指して探していましたが、結構揃えるのに苦労しました。最後に残ったのは、グアテマラの1941年発行の切手(上の画像の中央の人物切手)です。「これなら私も持っているよ。」と言われる方もいるかも知れません。実は、この切手は半裁切手の中でも比較的ありふれており、使用済の切手や封筒に貼られた状態のものは日本の切手商でもよく売られています。ところが、未使用で切り離されていない状態のものがなかなか見つからなかったのです。カタログ評価は安いのですが…。先日、オーストラリアの切手商で在庫を見つけて、やっと入手できました。

 参考までに他の4つの画像も載せておきます。

Bisectpar Paraguay 1911

Bisectpin Portuguese India 1911

Bisectlou_3 Lourenco Marques(モザンビークの一部)1915,1915

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2011年8月 2日 (火)

ARマーカー付切手

Ar

 今日まで横浜で開催されていた、日本国際切手展に行ってきました。展示の方はインド(Scinde地方)の封蝋製円形切手や、タイの三角形・八角形のローカル切手など、普段実物を目にする機会のないアイテムをみることができました。また、外国のユース部門のレベルの高さも特筆ものですね。

 残念ながら切手商ブースや各国郵政ブースではあまり掘り出し物がありませんでしたが、凸版印刷のブースで面白い切手を入手できました。「ARマーカー(Augmented Reality:拡張現実)」というQRコードの進化したようなマークを印刷したフレーム切手です。このARマーカーを専用アプリをインストールした携帯のカメラで撮影すると、撮影画像の上に動画や音声等を重ね合わせることが出来るものです。ブースの実演では、舞妓さんの画像の上に花吹雪が流れたり、横浜の夜景に花火が上がったりしていました。

 ちなみに、ブースの来場者がもれなく貰えたのは切手ではなくシールで、抽選(この抽選もARマーカーを使っていました。)で当選した人のみ、さらに50円のフレーム切手を1枚プレゼントされました。私は運良く切手を貰えたため、封筒にシールと切手を貼って会場のポストに入れ、記念カバー(画像)を作りました。

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