モロッコの種付き切手
最近、異物添付・混入切手のご紹介が続いていますが、また、新着の切手をご紹介します。
画像の10面シートは、モロッコから発行された、アルファルファの種付き切手です。
種付き切手は、オランダ、ベルギーに続いて3例目となります。シートの右下に"15.02.2010"とあるので、発行日が2月15日と間違えそうですが、調べたところ、実際の発行日は4月22日だということで、ベルギー(3月15日)の後の発行ということになります。
種の部分の拡大画像も下に付けておきます。オランダやベルギーのものよりも比較的大きい粒の種が付いています。
実は、この切手の詳細を調べていて知ったのですが、この切手にはもう一つ大きな特徴があります。
それは、100%リサイクル、しかも薬剤処理による汚染が無い用紙を使っているという点です。
同様のリサイクル紙を使った切手としては、フィンランドが5月に発行した「グリーン切手」が有名ですが、こちらの方が少しだけ早い発行になります。このモロッコの切手もフィンランドと同じThai British社の印刷ですので、おそらく同じ用紙を使っているのでしょう。
なお、モロッコからは同じ4月22日に"Day of the Earth"と題した切手も発売されており、こちらも、同じリサイクル紙を使っています。…というよりも、リサイクル紙に関しては、"Day of the Earth"切手の方がメインなのでしょうね。
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