小さな切手帳
以前、椙山さんのブログで、最小の切手帳の話題が出ていましたが、ついにその最小記録を更新する切手帳を見つけました。
上の画像の切手帳がそれで、南アフリカが1930年代に発行したものです。縦2.4cm×横4.8cmの小ささです。
中を開くと、額面1dの連刷切手(スコットNo.48d)が2セット(計4枚)と、額面1/2dの連刷切手(46d)が2セット収められています。(画像下)
当時の南アフリカでは、「South Africa」と「Suid Africa」の2種類の国名表示の切手を連刷で発行していました。
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コメント
荒牧さん
いやはや、よくぞ見つけられましたね!。この極端に小さなサイズは何か理由がありそうですね。タバコ入れとか薬莢箱に挟んでおくためとか。
投稿: すぎやま | 2010年1月17日 (日) 15時54分
別の南アフリカの切手を検索中に偶然見つけたものです。
普通切手2枚分ギリギリの大きさですので、これを下回るには、普通切手1枚分の大きさの切手帳しかないということになりそうです。
投稿: 荒牧 | 2010年1月17日 (日) 19時44分
よく研究調査してますね。素晴らしい。
投稿: 山北雅仁 | 2010年2月 7日 (日) 10時08分
コメントありがとうございます。
今回は偶然見つけたもので、積極的に研究調査したわけではありませんが、変形・変わり種切手の分野では、年に数回は大発見があります。
発見だけしても、現物が手に入るまで公表はしていないので、未公表の情報もいくつかあります。
投稿: 荒牧 | 2010年2月 7日 (日) 20時53分