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2009年7月

2009年7月31日 (金)

世界で2番目の「透明切手」

Tomeiuae1 画像(上)の切手は、UAEが2月に発行した「第2回アラブ切手展」記念の切手です。
 切手展のマークが金箔+エンボスで印刷された、豪華なセルフ糊シール切手だな。というのが、発行当初にこの切手の画像を見たときの感想でした。
 しかし先日、オーストラリア在住の収集家の方のWebを見てびっくり。単なるセルフ糊シール切手ではなく、2008年11月発行のフィンランドのPET樹脂切手に続く、透明素材の切手だったのです。

 UAE発行の切手は、日本に輸入されるのが遅いことも多く、たまには入荷すらしないこともあるので、海外の切手商からネットにて購入することにしましたが、できれば、UAEの業者から購入したかったので、ebayに出品されるのを待つこと約1カ月…。ようやくフルシート(20枚)を入手しました。
 画像(上)はその第1列目の5枚で、上部マージンには印刷会社の名前(カルトール社)の名前が大きく入っています。普通、印刷会社の名前(銘版)は下の方に小さく入っているものなので、この点もちょっと変わっています。
 材質は、フィンランドのPETのような堅いものではなく、もう少し柔らかく、いわゆるビニールのような感じですが、詳細は不明です。

 なお、UAEの切手商から送ってもらったため、例によって、「郵送時にこの切手を貼付してくれないか。」と頼んだところ、快く応じて下さいました。それが画像(下)の実逓カバーです。
 ちょっとザイズが大きいのが残念ですが、下の封筒の色が透けて見えて、透明切手であることがよく判ると思います。

Tomeiuae2 

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2009年7月19日 (日)

1mm小さい小型シート

Sheetsur こんにちは。また、小さな小型シートを見つけましたので、ご紹介します。

 画像の小型シートは、2003年にスリナムから発行された「エンスケデ社300年記念」の小型シートですが、縦40mm×横57mmしかありません。私が「世界の変わった切手たち」ご紹介している、アルメリアの小型シートが、縦40mm×横58mmですので、横幅が1mmだけ短いことになります。

 古い「郵趣」誌を読み返して見つけたのですが、まだまだ探せば、もっと小さな小型シートが見つかる様な気がします。

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2009年7月12日 (日)

香り付き切手のリスト

Choco 最近、変わり種切手の発行のペースが多くて嬉しい悲鳴を上げています(画像は、5月にフランスが発行した、チョコレートの香り付き切手)が、新発行の際に見落としてしまう変わり種切手も少なくありません。

 今年に入って、暇を見つけて、古い「郵趣」誌を見直しているのですが、何点か、発行当時に気が付かなかったアイテムがあります。
 特に先日、リストを公開した「点字入切手」と並んで見逃しやすいのが、香り付き切手です。郵趣の世界新切手ニューズの説明に「香り付き」と書かれている場合がほとんどですが、たまに書かれていないこともあります。また、最近集め始めた方にとっては、探すのは大変かと思います。

 というわけで、多少暇が出来た6月に、手持ちの香り付き切手を整理してリストを作成しました。かなり点数が多いので、htmlファイルの表示ではなく、エクセルファイルをダウンロードしていただく形にしました。
 なお、このリストの作成に当たっては、HYPER Philatelistでおなじみの椙山さんにもご協力をいただき、2人の手持ち情報を付き合わせて作成しましたので、かなり完成度は高いと思います.。(ご協力ありがとうございました>椙山様)
 
 香り付き切手リスト(~2008)のダウンロード(Excelファイル)

リストに関する注意点は次のとおりです。
(1)リストは、2008年発行分までを対象にしています。
(2)Qatarの2008年の切手は、香り付き切手で無い可能性があります。
(3)リストに載っていない「香り付き切手」をご存じの方は、ぜひお知らせ下さい。
(4)2007年に中国が発行した年賀切手(豚図案)に香りが付いているという話を聞きました。この情報の真偽をご存じの方は、ぜひお知らせ下さい。

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2009年7月 4日 (土)

139年ぶり!!

Vatican 画像の切手は、昨年(2008年)11月に、バチカン市国とマルタ騎士団から共同発行された、三角切手です。
 一見どちらも同じように見えますが、額面(2.50ユーロ)の印刷位置が違うのが判りますでしょうか?
 左側がバチカン市国の切手+タブ(切手に付属しているが、切手としては使えないラベル)、右側がマルタ騎士団の切手+タブです。
 マルタ騎士団というのは馴染みがありませんが、ひと言でいうと、古い歴史のある慈善活動団体です。大昔は、独自の領土を持っていましたが、現在では領土を失い、ローマに本部ビルを所有しているだけです。しかし、独自の通貨と切手を発行していることでも知られ、その切手は、本部ビル内の郵便局から、マルタ騎士団と郵便協定を結んでいる国宛の郵便にのみ使えます(残念ながら日本は協定を結んでいません)。
 今回ご紹介した切手は、2008年にバチカン市国とマルタ騎士団との間で郵便協定が締結されたのを記念して、発行されたものです。

Colombia1869 この切手の形は、ご覧のとおり、不等辺の直角三角形ですが、実はこの形の切手は非常に珍しいのです。三角切手は数多く発行されていますが、そのほとんどは直角二等辺三角形で、不等辺直角三角形となると、実に139年前の1869年のコロンビアの発行例ががあるだけです(画像下)。このコロンビアの三角切手は無目打でしたので、目打の付いたものとしてはこれが最初の発行となります。

 このように、共同発行切手としての珍しさの他に、変形切手としても非常に貴重な存在ですので、1セットは欲しいところです。
 ところが、バチカン市国の切手は、郵趣サービス社を始め新切手を取り扱っている切手商で容易に購入できました(ただし1枚980円と結構高かったです)が、マルタ騎士団の切手の方の入手が大変でした。日本でマルタ騎士団の新切手を取り扱っている店はなく、インターネットで海外の切手商を探しても見つかりません。結局、ある切手商に頼み込んで、特別に取り寄せてもらい、やっと先日入手できた次第です。
 ちなみに、1枚だけ取り寄せるわけにはいかなかったので、シートで購入してバラしました。まだ重品が何枚も手元にありますので、もし、このマルタ騎士団の三角切手をお探しの方がいましたら、お譲りできます。直接私までご連絡下さい。(mail@aramaki.com)

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