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2009年5月17日 (日)

収集家泣かせの円形切手

Nkorearound もう一つ、先週届いた円形切手の話題です。

 画像の円形切手の小型シートは、2008年に北朝鮮から発行されたものです。
 今や「アジアの変わり種切手大国」ともいえる北朝鮮は、円形切手の発行点数も断トツですので、発行自体は珍しくも何ともありません。ただ、問題はその価額なんですね。
 額面を見ると、680Wの切手が2枚。北朝鮮ウォンのレートはよく知りませんが、以前ご紹介したビデオCD切手でさえ300Wと500Wでしたので、これはかなりの高額切手になります。
 しかも発行されたのは、画像の2枚だけではなく、合計10種類も…。1枚○千円×10シートの出費です。
 さらにさらに、無目打切手も購入したので、合計金額は新切手としては破格になってしまいました。

 さすがの私も、昨年このシートを見たときは購入を躊躇しました。しかし、コレクションに穴を空けるわけにもいけないので、半年以上迷った末に購入することにしました。今の内に買っておかないと、数年後には入手が難しくなりそうでしたし…。

 聞くところによると発行枚数は15,000枚もあるそうですが、そんなに売れるのでしょうか?大いに疑問を感じる、収集家泣かせの切手です。

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・変わった形の切手」カテゴリの記事

コメント

北朝鮮切手の個人輸入は、経済制裁に引っかからないのでしょうか?
以前から疑問なのですが、「北朝鮮からの輸入を禁ずる」のであれば第三国からの購入は構わないでしょうけど、「北朝鮮製品の輸入を禁ずる」のであればアウトになります。
でも、ニューイッシューじゃない制裁以前の切手は、国内に広く出回ってるし、新規に輸入したものと区別できません。
ましてや、パケットやロットで一部入ってるものはどういう扱いなのでしょう。
いずれにしても、趣味の世界に政治がらみの事情を持ち込んで欲しくないものですね。


投稿: Heinrich | 2009年7月 9日 (木) 23時08分

 こんにちは。北朝鮮の経済制裁については、切手収集家としては、悩ましい問題ですね。

 これは、外為法に基づく措置で「北朝鮮を原産地又は船積地域とする全ての貨物」が対象になります。したがって、北朝鮮の業者からの輸入は、北朝鮮を「船積地域」とするので、ほとんどの物品が対象になります。
 しかし、第三国経由の輸入については、北朝鮮を「原産地」とするものだけが禁止対象です。この「原産地」の範囲は関税法基本通達や同施行規則に定められていますが、基本的には農林水産物とその加工品が対象で、工業製品は対象外です。
 したがって、北朝鮮切手については、第三国経由なら入手可能です。ただし、将来、農林水産物を素材にした変り種切手(植物の種入り切手等)が発行されたら、規制の対象になり得ますね。

 北朝鮮に限らず、国際的に非難を受けている政権の切手を集めるということは、その国へ間接的に資金を提供することになり、好ましくないという考えもあります。
 しかし、日本の戦前の切手や各種の占領地切手も含め、戦争や政治的宣伝のために切手が使われることは当たり前であり、切手収集家としてはそれらを避けて通れません。むしろ、後世への記録の伝承の意味を含めて、集めることには一定の意義があります。
 間接的な資金援助になるという点については、個人的には「国連切手」を購入することで、罪滅ぼしをしています。

投稿: 荒牧 | 2009年7月11日 (土) 12時51分

情報、ありがとうございます。
では、eBay等で購入するのは大丈夫なのですね。
Item locationがDPRKというのは見たことがないので…
安心しました。
Y社をはじめ、かつて取り扱っていたFスタンプやAスタンプも、皆やめちゃったのは「自主規制」なのですね。

投稿: Heinrich | 2009年8月 1日 (土) 10時44分

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