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2009年5月

2009年5月29日 (金)

1894年のカバー

Liberia1894 最近、クラシックの素晴らしいアイテムをいくつか入手しましたので、順次ご紹介します。

 画像は、リベリアが1894年に発行した三角切手を、「切手付き封筒」に加貼して、ドイツ宛に送った実逓カバーです。
 19世紀に発行された、数少ない三角切手の一つですが、単片切手はそれほど高いものではありません。
 しかし、カバーとなると案外見つからないものです。しかも、消印は発行年である1894年の10月22日で、裏面にはハンブルグ局の11月14日付到着印が鮮明に押されています。
 これまで私が持っていたこの切手のカバーは、翌年の1895年の消印で、しかも切手が少し破れているという、残念な状態でした。でも、今回入手したカバーは、大満足です。

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2009年5月17日 (日)

収集家泣かせの円形切手

Nkorearound もう一つ、先週届いた円形切手の話題です。

 画像の円形切手の小型シートは、2008年に北朝鮮から発行されたものです。
 今や「アジアの変わり種切手大国」ともいえる北朝鮮は、円形切手の発行点数も断トツですので、発行自体は珍しくも何ともありません。ただ、問題はその価額なんですね。
 額面を見ると、680Wの切手が2枚。北朝鮮ウォンのレートはよく知りませんが、以前ご紹介したビデオCD切手でさえ300Wと500Wでしたので、これはかなりの高額切手になります。
 しかも発行されたのは、画像の2枚だけではなく、合計10種類も…。1枚○千円×10シートの出費です。
 さらにさらに、無目打切手も購入したので、合計金額は新切手としては破格になってしまいました。

 さすがの私も、昨年このシートを見たときは購入を躊躇しました。しかし、コレクションに穴を空けるわけにもいけないので、半年以上迷った末に購入することにしました。今の内に買っておかないと、数年後には入手が難しくなりそうでしたし…。

 聞くところによると発行枚数は15,000枚もあるそうですが、そんなに売れるのでしょうか?大いに疑問を感じる、収集家泣かせの切手です。

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2009年5月16日 (土)

盲点だった円形切手

Iraqround こんにちは。 本日、手元に届いた円形切手をご紹介します。
 実はこの切手、新切手ではなく、イラクが1971年に発行した、かなり初期のアイテムです。

 私は変形切手を30年以上も集めているのですが、恥ずかしながら、この円形切手の存在には気が付いていませんでした。イラクからは、同じ1971年に別の円形切手が発行されており、そちらの方は前から知っていたのですが…。
 存在に気が付かなかった最大の理由は、スコットカタログに画像が掲載されていなかったからです。同カタログをお持ちの方は見ていただけると判ると思いますが、カタログに掲載されているのは、同じセットの内の長方形切手だけで、円形切手の画像は省略されています。変形切手を集め始めた当初、最初に購入したスコットカタログの全ページを見て、変形切手をチェックしていったのですが、画像がなかったため、その時に気が付かずにいたという訳です。
 まさしく、盲点でした。

 ちなみに、気が付いたきっかけは、ゴールデンウィークの帰省でした。実家に置いてあった、故今井修氏の名著「切手入門」を何気なく読んでいると、私の持っていない円形切手の画像が掲載されて入るではありませんか…。
 中学生の頃に購入した本なので、何度かそのページを見ているはずなのですが、全く気がつきませんでした。

 まあ、たまにはこういうことがあるのも、楽しいハプニングですね。

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2009年5月 6日 (水)

点字入切手のリスト

 先日、スタンプショウの観覧に行った際、大沢さんの「切手が伝える視覚障害」の講演を聴きました。それに刺激されたこともあり、ゴールデンウィークで少し時間の余裕が出来た機会に、手持ちの点字入り(点字エンボス)切手の整理をしました。
 一応、昨年(2008年)までの発行分をリストにまとめましたので、下にアップします。

 点字エンボス切手は、「変わり種切手」の一環として、気が付いたときに購入していましたが、メインで集めていたわけではないので、結構整理がいい加減でした。発行に気が付かずに買いそびれたものもありそうなので、リストに漏れている切手もあるかと思います。
 もし、他に点字エンボス切手をご存じの方がいらっしゃいましたら、教えていただければ幸いです。

 今年は、点字の発明者のルイ・ブライユの生誕200年に当たるため、各国から多くの点字入り切手が発行されています。この機会に点字入り切手に興味を持たれる方もいらっしゃるでしょう。不完全なリストですが、そういった方の参考資料にもしていただければ幸いです。

 なお、画像は、コスタリカが2003年に発行した、11種連刷の点字エンボス切手です。右側の広い部分も切手になっており、その部分の大きさは縦150mm×横80mmもあります。有名なフジャイラの超大型切手(147mm×82mm)よりホンの少し小さいだけです。

Braillecosta

点字入り切手リスト(~2008年)
※( )内は、スコットカタログ番号

(Argentina)
 2000年(2100) 図書館(4種連刷中1種)
 2003年(2241) ブラインド・サッカー優勝(2種セット中1種)

(Australia)
 1995年(1451) 障害者(2種ガッターペア、タブに点字)

(Austria)
1997年(1738) 盲導犬(1種)

(Belgium)
 1998年(B1145) 盲導犬(1種)

(Brazil)
 1974年(1357) 世界盲人福祉会議(1種入S/S)
 1979年(1650) 点字本出版150年(1種入S/S)
 2008年( - ) 人物(1種)

(Canada)
 2008年( - ) モントリオール盲人協会100年(1種)

(China)
 2008年( - ) 北京パラリンピック(2種、盛上印刷)

(Colombia)
 2008年( - ) 盲学校50年(1種)

(Costa Rica)
 2002年(554-555) 識字教育(2種)
 2002年(560) 9.11テロ攻撃祈念(1種)
 2002年(561-564) 海洋生物(4種)
 2003年(565) 宇宙探検(2種連刷)
 2003年(566) ココ島国立公園(2種連刷)
 2003年(567) 魚(2種連刷)
 2003年(568) 童話?(11種連刷)
 2003年(571) リンドバーグ飛来75年(1種)
 2003年(572) モニュメント(1種)

(Croatia)
 2006年(633) 白杖の日(1種)

(Denmark)
 1990年(927)  万人のための都市(1種) *2009.5.22 追加

(Finland)
 1992年(B245-247) Arla盲人訓練センター100年、蝶(3種)
 2008年( - ) FFVI設立80年、スイトピー(1種、盛上印刷)

(France)
 1989年(2140) バランタン・アユイ協会100年(1種)

(Germany)
 2006年(2374) ベルリン盲学校、ニコラウス愛護協会(1種)

(Great Britain)
 1993年(1478) 高額切手(1種)

(India)
 2007年(2222) 世界障害者の日(1種)

(Indonesia)
 2008年( - ) 特別支援教育(3種連刷)

(Ireland)
 2006年(1673) 盲導犬協会30年(1種)

(Israel)
 2001年(1461) エルサレム盲学校100年(1種)

(Italy)
 2004年(2634) 点字と手(1種)

(Japan)
 1988年(1807) リハビリテーション世界会議(1種)
 1990年(2070) 日本の点字制定100年(1種)

(Korea)
 1998年?(1844) 水鳥(1種)

(Luxembourg)
 2005年(1176) 盲導犬(1種)

(Mexico)
 1999年(2177) 20世紀シリーズ(5種入変形S/S)
 1999年(2180) 20世紀シリーズ(5種入変形S/S)
 2000年(2191) 20世紀シリーズ(5種入変形S/S)
 2000年(2192) 20世紀シリーズ(5種入変形S/S)
 2000年(2193) 20世紀シリーズ(5種入変形S/S)
 2000年(2194) 20世紀シリーズ(5種入変形S/S)
 2000年(2195) 20世紀シリーズ(5種入変形S/S)
 2000年(2196) 20世紀シリーズ(5種入変形S/S)

(New Zealand)
 2006年(2054) 年賀、盲導犬(5種セット中1種)

(Oman)
 2004年(463) 国際白杖の日(1種入S/S、盛上印刷)

(Romania)
 2007年(5002) 盲人援助(1種、タブに点字)

(South Africa)
 2005年(1355) 失明予防(1種)

(Spain)
 2003年(3217) ヨーロッパ障害者年(1種、盛上印刷) *2009.5.22 説明追加

(Switzerland)
 2003年(1138) スイス国立盲人協会100年(1種)

(Tristan da Cunha)
 2004年(746) 筆記具の歴史(1種入S/S)

(Uruguay)
 1983年(1151) クリスマス(1種)

(United Nations)
 2008年( - ) 障害者権利条約(6種中1種)

(Venezuela)
 1981年(1243) ヘレン・ケラー生誕100年(1種)

 

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2009年5月 4日 (月)

香り付きのPスタンプ、ゆうペーン

Pstampis 久しぶりに、外国のPスタンプ(オリジナルの図案を使える、セルフオーダーの切手)を作りました。画像の、イスラエルの切手2種です。
 ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、これらは「香り付き」の切手です。切手の印面を少しこすると、バラの切手の方はバラの香りが、シクラメンの方はシクラメンの香りが、ただよってきます。
 「シクラメンのかほり」と言えば、有名なヒット曲ですが、その当時は「花屋で売っているシクラメンには香りがない」と物議を起こしていました。その後、ヒット曲をきっかけに品種改良され、今では香り付きのシクラメンも売られています。しかし、元々シクラメンの原種には香りがあったそうで、それを一旦は香りを消す品種改良をし、その後また香りを復活させる品種改良をしたということだそうです。
 ちなみに、香り付きのPスタンプは、以前にも韓国から発行されています。

Yupane1 もう1つ、香り付きアイテムの話題を…。

 画像の切手帳(ゆうペーン)は、表紙に書かれているとおり、ズバリ「香り付きゆうペーン」として、平成4年に発売されたものです。
 この切手帳は、当時の郵政省が公式に発行したものではなく、七尾郵便局が独自の企画で発売したものです。また、香りが付いているのは切手ではなく、表紙の方です。おそらくユリの香りだと思いますが、今でもほのかな香りが残っています。
 「香り付き切手」ではありませんので、厳密には私の収集範囲からはずれますが、切手商の人に見せられて、話の種に買っておいたものです。

 中を開くと、当時発行されたクロユリの切手が10枚綴じ込まれています。(画像下)
Yupane2

 

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