アメリカのアナグリフ切手
画像は、最近入手したアメリカのPスタンプ(Personalized Postage)です。
アメリカのPスタンプは、民間会社が製作しており、あえて"stamp(切手)"ではなく"postage(郵便料金)"と呼んでいます。また、スコット・カタログ「アメリカ専門版」では2009年版から掲載を中止するなど、収集の対象にするかどうかは微妙なところです。(詳しくは、「郵趣」2009年1月号の記事を参照のこと。)
それはさておき、私がこのPスタンプを購入した動機は、別の点にあります。画像でも何とか判るかと思いますが、この図案部分はアナグリフ(赤と緑の専用メガネを付けて見ると、立体的に見える印刷)になっているのです。
アナグリフを使った切手は、イタリアのものが有名ですが、まだ発行点数は少ないため、Pスタンプといえども貴重な例だと思います。
また、このアイデアは、日本のPスタンプ(フレーム切手)にも使えます。アナグリフの作成ソフトは、フリーソフトで手に入りますので、今度作成したいと思っています。
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