ルクセンブルグの2001年クリスマス切手
今年初めての書き込みになります。本年もよろしくお願い致します。
正月明けに、1週間ほどヨーロッパ旅行に行ってきました。美術館・博物館巡りが主目的でしたが、現地からはいくつか実逓カバーを作ったりもしました。
切手商には、ロンドンとパリで2件ずつ立ち寄ったのですが、あまり収穫はありませんでした。唯一嬉しかったのは、画像の切手を入手できたことです。ルクセンブルグ発行の2001年クリスマス切手です。
ちょっと見ると「ただの正方形切手」ですが、切手の左上部分をご覧下さい。星形の穴が空いているのです(画像下参照)。最近では毎月のようにどこかの国が穴空き切手を発行していますが、この当時はまだ発行例も少なく、初期の発行例だと言えるでしょう。
数年前に、東京目白の「切手の博物館」での展示でこの切手の存在を知って以来、色々と探しましたが、なかなか入手できなかったものです。ebayでも、ルクセンブルグの最近の切手はあまり出品されていないので、密かにヨーロッパ旅行中に探そうと心に決めていました。
期待していたロンドンのギボンス社では、この切手だけが在庫切れでガッカリしましたが、その直後に偶然見つけた斜め向かいの切手商で尋ねたところ、この切手が5枚ほどストックされており、1ポンドで購入してきました。あるところにはあるのですね。
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コメント
このルクセンブルクのクリスマス切手は本当に妙に入手難ですね。発行時に郵趣サービス社さんが頒布していた時はわずか100円でしたのに、今はなぜか恐ろしく見かけません。sepac加盟の小国は発行時に買いもらすと意外に難しいということでしょうか(もちろん本件発行時にはsepacはまだできてませんけども)。
投稿: すぎやま | 2009年1月26日 (月) 00時04分
こんにちは。本当に穴一つのために苦労しました。
ルクセンブルグといえば、2005年に点字エンボスの切手を発行しましたが、これも発行時に買いそびれてしまい、つい先日やっと見つけて購入しました。
点字エンボスの切手は、すぐには気が付かないので、リストから漏れてしまって買いそびれるものも多いです。
投稿: 荒牧 | 2009年1月26日 (月) 17時27分