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2008年12月27日 (土)

アメリカの再生紙切手(1)

Recyclepane 今年も残りわずかですが、今年の初めにこのブログのコメントで述べた、「アメリカ発行の再生紙の切手」の話が宿題になったままでした。
 大変遅くなりましたが、その調査結果をご報告します。

 画像のセルフ糊切手帳ペーンは、アメリカが1991年に発行したATM販売用のペーンです。このATMペーンの初代と2代目は、プラスティック製の切手として有名になりましたがその3代目として紙製で発行されたものです。
 このペーンが発行された当時、私は、再生紙使用という説明を切手商で聞いた記憶がありました。
 初代・2代目のペーンについては、材質がプラスティックではリサイクルできないという意見があったという話でしたし、当時のアメリカでは再生紙使用の切手付き封筒が次々に発行されていたため、十分にあり得る話です。
 しかし、文書等での裏付け資料が見つからず(カタログにも特段の記載はありませんでした)、ずっと「再生紙らしき」切手としてコレクションしていたものの、ネットでの公開は躊躇していました。

 そして、今年になって色々資料を探したところ、ようやく裏付け資料が見つかりました。
 最後の画像がそれです。
 これは、"Souvenir Page"と呼ばれる、U.S.Postal Service製作の公式郵趣品ですが、その最後に、"The stamp, which is printed on partly recycled paper, …"という1文が載っています。その部分を拡大した画像(下から2番目)もアップしておきます。
 具体的に何パーセントの混入率かは判りませんが、公式郵趣品に記載されている以上、一部再生紙の切手であることは間違いないでしょう。

 なお、このペーンは、翌年に再版が発行されています。画像上の左側が初版、右側が再版なのですが、紙の色合いが少し異なるのがお判りになるでしょうか?この違いは、購入当初はわずかでしたが、年月が経つにつれて鮮明になり、今では再版の用紙はほとんどクリーム色になっています。
 確かな資料があるわけではないですが、再版の方が再生紙の混入率が高い可能性がありますね。

Recycleline

Recyclepage

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