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2008年12月

2008年12月29日 (月)

北京変わり種切手五輪(17)「巻物」切手(その2)

Makimono21
Makimono22 このシリーズも今回が最後ですので、それにふさわしい、超大物を2点ご紹介します。

 1番目の巻物の画像は、これもPスタンプで、60cm×188cmもあります。

 前回ご紹介した巻物切手は、巻物タイプのフォルダーに切手シートをはさみこんだだけのものでしたが、これは違います。
 絹製の巻物の上に、465mm×1,000mmの大きな切手シートを直接貼り付けているものです。
 2番目の画像は部分的に拡大したものですが、判りますでしょうか?

 そしてもう1点、3番目の画像をご覧下さい。ちょっと見ただけでは、上の巻物切手の色違いに見えますが、こちらは、紙のシートを貼り付けたのではなく、全体が絹製の切手シートになっています。
 これこそ、究極の(?)巻物切手といえます。
 4番目の画像はその部分拡大ですが、ご丁寧に目打穴まで空けてあります。

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 全体が絹製の小型シートになっていますので、これは、世界最大の小型シートと言うことができるかもしれません。
 また、絹製のPスタンプというのも珍しく、おそらく世界初です。さらに、このシートの中央部分の地図には24Kの金箔が施されており、金箔+絹製切手のコンビネーションも世界初となります。

 どちらのシートも、合計142枚の切手と、146枚のタブの合計288枚が入っています。
 また、この巻物には、聖火リレーのトーチに似たデザインの金属製のケースと化粧箱、そして証明書が付けられています。これらを写したものが、最後の画像です。

 なお、証明書の記述によれば、発行日は2008年4月8日、発行枚数(巻数?)は、何と20万とのことです。20万枚(巻)も発売されたなら、もっと市場に流通していても良いのですが…。

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2008年12月28日 (日)

北京変わり種切手五輪(16)「巻物」切手(その1)

Makimono11 このシリーズもそろそろ終わりに近づいていますが、開催国の中国から、面白いPスタンプ(プライベート・オーダでオリジナルの図案が作れる切手)が発行されましたので、ご紹介します。

 画像上(クリックすると拡大します)は、見てのとおり、巻物タイプのフォルダーに五輪記念の切手40枚と、五輪競技のイラストが描かれたタブ(切手と連刷になった同型のシール)40枚で構成されるシートが納められたものです。変わっているのは、フォルダーだけで、納められた切手シート自体は、結構大きいことを除けば(実測372mm×270mm)、特に変わったものではありません。

 一種の記念品として販売されたらしく、特製の化粧箱と紙袋が付いていました。画像下(クリックすると拡大します)はその写真で、上から、「紙袋」「化粧箱」「巻物」「証明書」の順に写っています。
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2008年12月27日 (土)

アメリカの再生紙切手(2)

Recycleflower もう一点、アメリカの再生紙切手を紹介します。

 画像上は、1999年にアメリカが発行した、セルフ糊切手帳ペーン(販売用パッケージに入ったままの状態)です。このペーンは、剥離紙(はくりし)の両面に切手を付けて紙を節約した、"Double-Sided"ペーンとして有名ですのでご存じの方も多いかと思います。

 このペーンについても、再生紙が使用されているようです。
 私が、切手の博物館の図書室で資料を調べたところ、JPS(日本郵趣協会)のアメリカ切手部会の会報"THE U.S. PHILATELY Vol.10,No.2"の9ページに、「アメリカ切手では初めて 再生紙を使用」という解説が載っています。
 アメリカ切手で初めてという点には疑問が残りますが、両面仕様で剥離紙を節約しただけでなく、再生紙も使った、エコロジーな切手といえます。

 なお、画像の郵便局での販売用パッケージは、しっかりしたボール紙の上にペーンを載せ、透明フィルムでパッキングされたものです。さらに、"NEW FORMAT""DOUBLE-SIDED"等のPR文が印刷された黄色いシールも貼ってあり、このパッケージはかなりの資源の無駄遣いだという気もしないではありません。

 

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アメリカの再生紙切手(1)

Recyclepane 今年も残りわずかですが、今年の初めにこのブログのコメントで述べた、「アメリカ発行の再生紙の切手」の話が宿題になったままでした。
 大変遅くなりましたが、その調査結果をご報告します。

 画像のセルフ糊切手帳ペーンは、アメリカが1991年に発行したATM販売用のペーンです。このATMペーンの初代と2代目は、プラスティック製の切手として有名になりましたがその3代目として紙製で発行されたものです。
 このペーンが発行された当時、私は、再生紙使用という説明を切手商で聞いた記憶がありました。
 初代・2代目のペーンについては、材質がプラスティックではリサイクルできないという意見があったという話でしたし、当時のアメリカでは再生紙使用の切手付き封筒が次々に発行されていたため、十分にあり得る話です。
 しかし、文書等での裏付け資料が見つからず(カタログにも特段の記載はありませんでした)、ずっと「再生紙らしき」切手としてコレクションしていたものの、ネットでの公開は躊躇していました。

 そして、今年になって色々資料を探したところ、ようやく裏付け資料が見つかりました。
 最後の画像がそれです。
 これは、"Souvenir Page"と呼ばれる、U.S.Postal Service製作の公式郵趣品ですが、その最後に、"The stamp, which is printed on partly recycled paper, …"という1文が載っています。その部分を拡大した画像(下から2番目)もアップしておきます。
 具体的に何パーセントの混入率かは判りませんが、公式郵趣品に記載されている以上、一部再生紙の切手であることは間違いないでしょう。

 なお、このペーンは、翌年に再版が発行されています。画像上の左側が初版、右側が再版なのですが、紙の色合いが少し異なるのがお判りになるでしょうか?この違いは、購入当初はわずかでしたが、年月が経つにつれて鮮明になり、今では再版の用紙はほとんどクリーム色になっています。
 確かな資料があるわけではないですが、再版の方が再生紙の混入率が高い可能性がありますね。

Recycleline

Recyclepage

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2008年12月25日 (木)

北京変わり種切手五輪(15)ホログラム

Beijingholo 「北京変わり種切手五輪」のシリーズも、もう15回を数えました。「もう飽きた」とおっしゃらずに、あと数回お付き合い下さい。

 画像で紹介するのは、中国発行の、北京五輪開幕記念の小型シートです。
 この小型シートと同図案の切手シートが、開幕日の8月8日に発行されていますが、これは、それから2カ月以上も後の10月24日に発行されたシートです。五輪閉幕後だいぶ経ってから、堂々と開幕記念の切手を発行するところがスゴイですね。何か事情があって発行が遅れたのかもしれません。

 画像では判りにくいですが、全面が金属箔の切手で、ホログラムで記念の文字や切手背景の「鳥の巣」の模様が入れられています。

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2008年12月23日 (火)

北京変わり種切手五輪(14)実逓カバー

 以前、このブログでも紹介した、ビデオCD切手の実逓カバーを、何とか入手することができました。(画像上)
 この切手は重いので、このカバーを作成した人も苦労したらしく、厚紙製の封筒をくり抜いて窓を作り、そこからビデオCD切手を出して、消印を押しています。
 消印は2007年10月15日です。どうやらこの日が発行日だったようですね。

 なお、併せてレンティキュラー印刷切手の実逓カバーも入手しましたので、一緒にご披露します。(画像下)
 こちらも消印は2007年10月15日です。

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2008年12月16日 (火)

北京変わり種切手五輪(13)北朝鮮の円形切手

Beijingnk1 ハイチの「紙製」円形切手小型シートは2種類の図案が発行されていることは、以前お伝えしましたが、北朝鮮でも2種類発行されていることが判りました。

 ハイチと同様、レンティキュラー印刷切手の2種類の図案に合わせたものですが、同時に発行されたのではないらしく、1種(オリンピックマスコット図案)は今年前半に、もう1種(画像上)はごく最近になって、それぞれ別の切手商から購入しました。

 なお、マスコット図案の方は、実逓カバー(しかも北朝鮮国内書留便)も入手しましたので、ご披露します(画像下)。

Beijingnk2

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2008年12月 9日 (火)

北京変わり種切手五輪(12)加刷

Panda オーストリアは、今年、サッカーの欧州選手権(EURO2000)の記念切手を、これでもかというぐらい発行しました。しかし北京五輪に関しては、画像の加刷小型シートが発行されただけと、至って地味です。元々、この国は冬季五輪の切手しか発行していませんでしたので、仕方ないのかもしれません。

 台切手(注:加刷前の切手)は、2003年発行のパンダを描く円形切手入りの小型シートです。確かに、中国にちなんだ図案ではありますが、オリンピック切手としては違和感がぬぐえません。

 なお、この加刷切手は「郵趣」誌の12月号に掲載されていましたので、かなりの発行枚数があると思いますが、オーストリア郵政のホームページでは販売されていませんでした。正式にカタログに掲載されるかどうかは、微妙な所ですね。

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2008年12月 2日 (火)

グレーな立体切手&シルク切手

3dsilk こんにちは。
 また怪しい、レンティキュラー印刷(立体印刷)切手と、絹製切手を入手したので、ご紹介します。

 画像の上側は、「中国・イラク国交50周年」記念のレンティキュラー印刷切手のシートです。サイズは少し小振りですが、材質や仕上がりの感じは、以前ご紹介した「中国・エジプト国交50周年」記念シートと似ています。

 下側は、「中国・モロッコ国交50周年」記念の絹製シートです。これも、以前ご紹介した「中国・アフガニスタン国交50周年」記念シートと似ています。

 どちらも、中国の業者から購入したもので、業者は郵便に使えると言っていましたが、実際に使えるかどうかはグレーゾーンですね。ただ、私としては、記録に残す意味も含めて1枚はコレクションに入れておかないと、と思っています。

 一連の「国交50周年」関連シートは、グレーゾーンの変わり種切手の宝庫になっています。そのルーツは、2004年の「中国・ガボン国交30周年」になるのでしょうか・・・。

 なお、これとは別に、最近、スゴイ絹製切手を入手しました。現物は一応手元に届いたのですが、輸送中のトラブルで少しもめています。それが解決でき次第(今年中に)、ご紹介する予定です。「超大物」ですので、ご期待下さい。

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