ポリウレタン切手のガッカリと発見
前回紹介した、オーストリアのEURO2008決勝戦切手と一緒に、「ポリウレタン製」の円形切手も何枚か追加注文しました。
ところが、届いた切手のコンディションが悪くてガッカリ。夏の暑さのせいか、それとも郵送中の振動のせいか、切手本体と裏の剥離台紙が数ミリずれてしまっていたのです。
「これでは、コレクションとしての保存はできないな」と思いながらよく見ると、新しい発見をしました。
この切手は、いわゆる「セルフ糊」式のシール切手だと思っていましたが、厳密にはセルフ糊部分は「両面テープ」なのです。画像は、その両面テープ部分をそーっと剥がしたものです(何か細菌の顕微鏡写真のようですが…)。
また、この両面テープを剥がした後の切手の裏面は、布が貼られていることも判りました。したがって、隠れた布製切手でもあります。
この切手は、次のような素材の多重構造だということになります。
・表面のコーティング(樹脂?)
・ポリウレタン
・布
・両面テープ
・剥離台紙
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