立体印刷切手のおかしな図案
こんにちは、椙山さんのブログの記事を見て、私も手持ちの立体切手図案を改めて確認してみました。
さすがに椙山さんの選んだ、チープ感暫定1位切手に勝てそうなモノはありませんでしたが、小型シートの図案におかしなモノを見つけましたので、ご紹介します。
まず、1番目の画像は、イエメン王国が70年に発行した動物図案の立体印刷切手の小型シートですが、シート地の右側に、カンガルーが描かれています。ライオン、サイ、シマウマ、ダチョウとアフリカの動物の中に、オーストラリアのカンガルーが混じっているのは、ちょっとね…という感じです。
2番目の画像は、ウマルカイワンが72年に発行した、「世界ジャンボリー大会(71年8月開催)」記念の立体印刷切手の小型シートです。
日本で開催された大会を記念した切手なので、富士山や五重塔など、ジャポニカ図案満載の切手です。ところが、シート地の左側に描かれた歌舞伎役者らしき白い像は…札幌雪祭りの雪像ではないでしょうか。いくら日本的な図案といっても、8月の大会に冬の風物詩を載せるのは、砂漠の国らしき間違いですね。
…と言いたいところですが、真相はもう少し複雑です。
下の画像をご覧下さい。これは、ほぼ同時期に発行された、「札幌オリンピック」記念の立体印刷切手の小型シートです。
もうお判りですね。上の図案は、この小型シートの図案を流用したものなのです。札幌オリンピック記念であれば、雪祭りの雪像が描かれていても不思議ではありません。
しかも、右側の富士山らしき山の感じも似ています(よく見ると細部が異なります)。また、元の図案の方では雪像の右手が隠れているのに、流用先の図案ではきちんと右手全部が見えているというのも、面白いです。
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