イギリスの私製加刷ペーン
ちょっと前の話になりますが、「郵趣」誌3月号の25ページに、JAPEX'07ロゴを加刷した、イギリスのマーチン切手ペーンが海外でも人気であるとの記事が掲載されていました。
このペーンは、元々、1995年に発行され、企業のDM等に返送料として同封することを想定して発行されたもので、角に取り付けやすいように三角の折り線(ルレット目打)が付けられているのが特徴です。このペーンの余白が大きいことに注目して、私製加刷が施されたものがJAPEXでも500部限定で売られていたのです。
私製加刷とはいえ、なかなかのアイデアものだと思いますが、最近、本家英国の切手商から、同様の私製加刷ペーンの20種ロットというものを入手しました。
多くは、切手展(国際展を含む)の記念加刷ですが、中には、インドネシアの津波被害への募金を加刷したものもあり、なかなか興味深いものです。
ただ、台となるペーンは1995年に発行されたものなので、切手商等の在庫が無くなれば、この様な私製加刷ペーンもなくなってしまうのでしょうね。
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