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2008年2月

2008年2月18日 (月)

クウェートの金箔切手風シール

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 最近の国内某切手商のオークションの落札品です。ご覧の通り、1970年の万博の際にクウェートのパビリオンにて発売された、金箔切手風シールです。

 この万博の当時、私は幼稚園児でしたので、リアルタイムでの記憶や情報はほとんどありません。しかし、中学生頃に読んだ子供向けの切手関係書籍の中で、「大阪万博のクウェート館で金箔切手が売られて話題になったが、その切手は実は郵便に使用できないものだった。」という記事を読んだ記憶があり、ずっと頭の片隅で気になっていました。
 熱心に探し回れば、もっと前に入手できたのでしょうが、今回たまたま縁があって、その現物を手に入れることができました。

 画像ではよく判りませんが、金箔というより金紙製で、かなり安っぽいつくりです。また、一応目打ち風の縁取りがされていますがハサミで切らなければいけないし、裏糊も付いていないので封筒には部分的にのり付けがされているといった状態です。国名と額面が付けられているので、一見、切手と勘違いしそうですが、よく見ると、クウェートの切手に入れられている"POSTAGE"という文字がない点が、決定的におかしいですね。
 やはり、これは、正式な切手ではなく、切手風シールだったのだと、妙に納得した次第です。

 どちらにしても当時話題のアイテムですし、私は岡本太郎のファンでもあるので、太陽の塔風の変なイラストが書かれた(これは、岡本太郎氏本人のチェックを受けていないことは確実ですね)封筒は、ちょっと嬉しいです。大事に保存したいと思います。

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2008年2月14日 (木)

セルフ糊シール切手44周年

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 こんにちは。2月14日といえばバレンタインデー…ですが、1964年の今日、アフリカのシェラレオネより世界最初のセルフ糊シール切手が発行された日でもあります。

 この切手は、44年前の発行にもかかわらず、いまだにフレッシュな状態を保っており、当時のWALSALL社の印刷技術の高さが伺える切手といわれています。

 そしてもう一つ、あまり知られていませんが、この切手の印刷技術の素晴らしさが判る特徴があります。上の画像はこのセットの高額面切手のシートの左端3枚分です。これらの切手の中央の地球の図案の中をよーくみて下さい。…ちょっとこの画像では判らないですね。
 では、もっと拡大した、下の画像を見て下さい。もうお判りですね。地球の図案の中に極小さなアルファベットが隠れているのです。
 こういった隠し文字は、シークレットマークとも呼ばれ、最近の切手ではしばしば見られます。しかし、この切手のシークレットマークは、30面シートを構成するそれぞれの切手の位置により、異なる文字が異なる場所に隠されているという凝りようです(つまり30種類のシークレットマークがあります。)。したがって、単片切手でもシート上の位置を調べることが出来、いわゆるリコンストラクション(切手シートの復元・再構築)が可能なのです。

 ちなみに、下の画像のシークレットマークの位置は、次のとおりです。
 ・1番切手(シートの左上):アフリカ大陸北西部分に"KS(?)"
 ・2番切手:南アメリカ大陸の東端に"AA"
 ・3番切手:北アメリカ大陸の中に"FL"
 皆さんも、お時間があれば、お手元の切手とにらめっこして、シークレットマークを探してみて下さい。肉眼でも何とか識別できます。

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2008年2月13日 (水)

北京変わり種切手五輪(6)続・ビデオCD切手

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 昨年12月にご紹介した、北朝鮮のビデオCD切手の続編です。
 中国の切手商より、売り込みがあり、購入したプルーフ2点です。

 1つ目(画像左側)は、未完成品です。この切手はCDが八角形に切り取られているのですが、切り取られる前の円形の状態のものです。
 2つ目(画像右側)は、画像では、どこがプルーフなのか判らないですが、左のCDと比べると、図案が濃く、色合いも少し違うのが判りますでしょうか…。実は、こちらの方の図案は、CD上に直接印刷されているのではなく、同じ図案の紙製シールが貼られているのです。見本用に作ったのでしょうね。
 ちなみに、どちらのビデオCDにも画像はちゃんと収録されていました。

 なお、同時にハイチの織物切手の無目打・未裁断シート(製造過程で出た不良品のような感じです)も購入しました。こちらをご覧下さい
 どれも、ゲテモノ的で、プルーフというより製造過程からの横流し品のようなものですが、変わり種切手としてはエポックメイキングな切手ですので、迷った末に購入しました。

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2008年2月10日 (日)

コルク切手関連の話題

Corkpor2 「郵趣」誌2月号でも紹介されていました、ポルトガルのコルク製切手ですが、通常の切手(発行枚数23万枚)の方はもう手に入れられた方も多いかと思います。
 ところが、同時に発行された、AMORIM社(コルク材メーカー)の広告タブ付き切手(画像上)の方の入手が困難になっています。郵趣誌の掲載価格は同じ450円となっていましたが、こちらの方の発行枚数は、10面シートがわずか2,000枚(合計2万枚)と、通常の切手の10分の1しかないので、当然といえば当然ですが…。
 私は郵趣サービス社で買い損なったのでebayで調達しましたが、もうかなり値段が上がっており、1枚30ドル以上でなければ落札できない状態でした。もし売っているのを見かけたら、多少高くても購入しておくことをお勧めします。

 ところで、この実逓カバー(実際に郵便に使われた封筒)を手に入れようと、ポルトガルの切手商に頼んで、私宛にこの切手を貼った郵便を送ってもらいました。しばらくして届いた封筒(画像下)を見てニンマリです。
 なんと、珍しいことに税関の検査にかかって、一度開封されたようです。「税関の内容点検、外装の傷み等があったため、弊社にて補修しました。」と書かれた修復のテープや、税関の日付印が押されて、なかなか味のあるカバーとなりました。
 どうも先方が小包(small packet) 扱いで送ったのに、内容物の申告票が貼られていなかったため、開封検査されたようです。開封検査される経験自体、1年に1度あるかどうかなのに、変わり種切手を貼った郵便物で遭遇するとは、ラッキーでした。
 なお、封筒の中には切手が数枚入っているだけでしたので、結局関税は1円もかかりませんでした。
Corkporc1

 

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