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2007年12月23日 (日)

今年最大の成果

Bookant1 先ほど、「世界の変わった切手たち」のコーナーに、世界最初のセルフ糊切手帳の展示を追加しました。

 私は、四角形のセルフ糊切手については、1980年代前半ぐらいまでの初期のものは収集対象にしています。しかし恥ずかしながら、1974年から1982年までの間に、これだけの数のセルフ糊切手の切手帳が発行されていることをズッと知らなかったのです。

 たまたま、ebayで他の切手を検索している時に、ジブラルタルの切手帳を見付けたときの驚きといったら・・・。それが今年の1月のことです。
 その後調べると、他の英領・英連邦諸国からも時々発行され、1981年のチャールズ皇太子ご成婚記念で途絶えているらしいことも判りました。 リストを末尾に載せましたが、全部で25種になります。

 そして、これらを入手することが今年の大きな目標だったのです。
 幸い、英領・英連邦諸国の切手は海外の切手商での在庫も多く、3カ月ほどでほぼ収集できました。しかし、最後に残ったのは(25)の加刷切手です。これは、(24)の切手に"S.Atlantic Fund +50c"という文字が加刷された寄付金付き切手で(画像上・下参照)、フォークランド紛争関係の寄付金を集めるために発行されたもののようです。

Bookant2_2  これがなかなか見つからず苦労しましたが、11月に英国の切手商のリストに載っているのを発見し、先週無事入手できた次第です。
 何とか年内にリストアップした切手帳を集めることができホッとしています。ただし、このリストは私がスコットカタログで見当を付けて作成したものに過ぎません。ひょっとしたら、まだリストから漏れたセルフ糊切手帳が発見できるかも・・・。もし、何か情報があれば、お知らせ下さい。

<セルフ糊切手帳リスト>
(1)1974年 5月 2日 ジブラルタル(UPU100年)
(2)1975年 3 月 3日 モンセラット(工芸品)
(3)1975年12月17日 ジブラルタル(ミケランジェロ生誕500年)
(4)1977年 2月 7日 アンティグア(エリザベス2世銀婚)
(5)1977年 2月 7日 グレナダ・グレナディーン(エリザベス2世銀婚)
(6)1977年 2月 8日 グレナダ(エリザベス2世銀婚)
(7)1977年 4月 4日 アンティグア・バーブーダ(エリザベス2世銀婚)
(8)1977年10月31日 バルバドス(エリザベス2世銀婚、*単片3種)
(9)1978年 4月12日 グレナダ・グレナディーン(エリザベス2世即位25年)
(10)1978年 6月 2日 アンティグア(エリザベス2世即位25年)
(11)1978年 6月 2日 グレナダ(エリザベス2世即位25年)
(12)1978年 6月12日 ジブラルタル(エリザベス2世即位25年)
(13)1978年 7月24日 タークス・カイコス諸島(エリザベス2世即位25年)
(14)1978年10月12日 アンティグア・バーブーダ(エリザベス2世即位25年)
(15)1979年 7月20日 モーリシャス(アポロ11号月着陸10年)*2007.12.24追加
(16)1979年 9月27日 タークス・カイコス諸島(ローランド・ヒル死去100年)
(17)1981年 6月16日 アンティグア(皇太子ご成婚)
(18)1981年 6月16日 セントルシア(皇太子ご成婚)
(19)1981年 6月16日 グレナダ(皇太子ご成婚)
(20)1981年 6月16日 グレナダ・グレナディーン(皇太子ご成婚)
(21)1981年 6月16日 ドミニカ(皇太子ご成婚)
(22)1981年 7月 7日 タークス・カイコス諸島(皇太子ご成婚)
(23)1981年 10月29日 カイコス諸島(皇太子ご成婚)
(24)1981年 8月14日 アンティグア・バーブーダ(皇太子ご成婚)
(25)1982年 6月28日 アンティグア・バーブーダ(*(24)に寄付金加刷)

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コメント

 セルフ糊式切手帳のさきがけ期の貴重な情報ですね。私も散発的に入手はしていましたが、ウォルソル社が英連邦各国を対象にビジネス展開していたという「視点」が意識化されたのはありがたいです。これで、一連のセルフ糊式切手帳の見方ががらりと変わりました。
 で、自分のデータベースを調べましたら、2番目のモントセラトの工芸品(古代のカリブ工芸品)を持っていました。剥離台紙の裏面に広告が印刷されているので、自分は広告付き切手関係にファイリングしていました。広告入りという面が一連の発行群を成し得た重要なファクターではないかと思われます。
 また、作成されたリストに追加できるのではないかと思われるのが、モーリシャスが1979年7月20日に発行した「月着陸10年記念切手帳」です。英ウォルソル社製でもあり、一群に加えられるものと思います。

投稿: すぎやま | 2007年12月23日 (日) 22時48分

情報提供、ありがとうございます。モーリシャスというのは調査漏れでした。早速リストに追加しました。
裏面の広告については、手元の切手帳を見たところ、初期の3点((1)~(3))に入っている様です。
裏表紙ならともかく、切手帳の中のページの広告は目立たないので、途中で取りやめになったのかも知れませんね。

投稿: 荒牧 | 2007年12月24日 (月) 13時19分

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