セルフ糊切手の当たり年
Merry Christmas!!
ということで、アメリカが1974年に発行した、有名なセルフ糊シール式クリスマス切手の画像をアップします。
画像は、シートの左上部分ですが、耳紙部分に、"SELF STICKING STAMPS""REMOVE FROM BACKING"等の標語が入ったタブが付いているのが面白いです。
米国切手ですので、単片は簡単に入手できますが、できればタブ付きで集めたいところです。
ところで、この切手が発行された1974年は、このアメリカの切手の他にも、23日に紹介したジブラルタルやイギリス、さらにはノーフォーク島といった国(地域)からもセルフ糊切手が発行されました。
当時は、セルフ糊式シール切手というのは、四角形・変形を問わず珍しいものでしたので、この1974年は初期のセルフ糊切手の当たり年と言えるでしょう。
参考までに、1974年発行のセルフ糊切手のリストを末尾に掲載します。セルフ糊切手常連発行国のトンガを合わせると、この年には5か国から発行されたことになります。
ただし、1974年は世界最初のセルフ糊シール切手が発行されて10周年だというのに、先駆者のシェラレオネからの発行が既に途絶えていたのは残念です。
<1974年発行のセルフ糊式シール切手>
(1) 2月10日 イギリス(プライベートオーダー)
(2) 3月20日 トンガ(航空切手)
(3) 5月 2日 ジブラルタル(UPU100年)
(4) 6月20日 トンガ(UPU100年)
(5) 9月11日 トンガ(ガールスカウト)
(6)11月15日 アメリカ(クリスマス)
(7)12月11日 トンガ(王立海洋研究所)
(8)12月16日 ノーフォーク島(UPU100年)
| 固定リンク
「切手全般」カテゴリの記事
- ミッヘル「変わり種切手」カタログ(2021.03.20)
- おまけでもらえるマスク(2021.03.15)
- 「郵趣」5月号の特集記事(2020.04.01)
- ジャージー島(およびモン・サン・ミッシェル)にて(2018.09.16)
- ガーンジー島(およびハーム島)にて(2018.09.14)
「・セルフ糊シールタイプの変形切手」カテゴリの記事
- フランスの印刷50周年切手帳(2021.03.14)
- 「豚形」のフロック加工紙切手(2019.05.12)
- イエメン王国の実逓カバー2点(2018.12.26)
- 残念ながら目打なし(2017.10.30)
- 円盤付切手&パズルピース型切手(2013.05.04)
コメント