中国の絹製切手
絹製の切手は、ポーランドから1958年に発行されて以来、ポツポツと発行されてきましたが、昨年(2006年)中国からも絹製の小型シートが発行されました。
これを実際の郵便に使用した封筒(「実逓カバー」と言います。)が左上側の画像です。
中国の切手商の人に頼んで、私宛の郵便に貼付してもらったのですが、よく見ると絹切手のシート上には消印が押されず、サインペンのようなもので線が引かれた(「ペン消し」といいます。)状態で届きました。「ひょっとしたらこの絹切手は、中国本国では本当の切手ではなく、ただの記念品で、消印は押してくれないのかも。」と思いましたが、この点は、どうもグレーゾーンのようです。
詳しくは、椙山さんのブログをご覧下さい。 http://topofswan.tea-nifty.com/hyper_philatelist_annex/2007/06/post_37e9.html#comments
今年(2007年)になって、また中国から絹製の小型シートが発行されました。
前回に懲りずにまた、同じ切手商に頼んで実逓カバーを作ったところ、今度はバッチリとシート上に消印が押されて届きました。(郵便局は前回と同じです。)
前回はシートの他に他の切手がごちゃごちゃ貼ってあったのですが、今回はシンプルだったのが良かったのかも知れません。
しかし、この封筒、どちらもサイズが大きいので、整理に苦労するのが難点です。
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