2008年5月 8日 (木)

モールス信号切手

Sos  日付が変わったので昨日の話ですが、久しぶりにフジスタンプ(大阪)に行って、新切手を購入してきました。

 それにしても今年も変わり種切手ラッシュですね。特にオーストリアの「UEFA EURO 2008」記念切手は、円形のポリウレタン製切手に続いて、ガラス玉付切手、レンティキュラー印刷切手と発行が続き、怒濤の変わり種切手ラッシュとなっています。

 保守的なイギリスからも、最近は面白い切手が発行されていますが、今回新たに発行されたのが画像の「海難救助」切手です。
 切手自体は普通なのですが、目打(切手の周囲の切り取り穴)をよく見て下さい。通常のものと違い、・・・---・・・---と丸い穴と細長い穴が3個ずつ繰り返されています。このパターンをモールス信号に直すと、SOSO…となります。救助信号のSOSにちなんだ、アイデア満点の切手ですね。

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2008年4月17日 (木)

立体印刷切手のおかしな図案

3dss1 こんにちは、椙山さんのブログの記事を見て、私も手持ちの立体切手図案を改めて確認してみました。
 さすがに椙山さんの選んだ、チープ感暫定1位切手に勝てそうなモノはありませんでしたが、小型シートの図案におかしなモノを見つけましたので、ご紹介します。

 まず、1番目の画像は、イエメン王国が70年に発行した動物図案の立体印刷切手の小型シートですが、シート地の右側に、カンガルーが描かれています。ライオン、サイ、シマウマ、ダチョウとアフリカの動物の中に、オーストラリアのカンガルーが混じっているのは、ちょっとね…という感じです。

3dss2 2番目の画像は、ウマルカイワンが72年に発行した、「世界ジャンボリー大会(71年8月開催)」記念の立体印刷切手の小型シートです。

 日本で開催された大会を記念した切手なので、富士山や五重塔など、ジャポニカ図案満載の切手です。ところが、シート地の左側に描かれた歌舞伎役者らしき白い像は…札幌雪祭りの雪像ではないでしょうか。いくら日本的な図案といっても、8月の大会に冬の風物詩を載せるのは、砂漠の国らしき間違いですね。

 …と言いたいところですが、真相はもう少し複雑です。

 下の画像をご覧下さい。これは、ほぼ同時期に発行された、「札幌オリンピック」記念の立体印刷切手の小型シートです。
 もうお判りですね。上の図案は、この小型シートの図案を流用したものなのです。札幌オリンピック記念であれば、雪祭りの雪像が描かれていても不思議ではありません。
 しかも、右側の富士山らしき山の感じも似ています(よく見ると細部が異なります)。また、元の図案の方では雪像の右手が隠れているのに、流用先の図案ではきちんと右手全部が見えているというのも、面白いです。
3dss3

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2008年4月 3日 (木)

ブータンのCD-ROM付切手

Cd2bhuc 2月21日にブータンから発行された、話題のCD-ROM切手が現地から届きました。
 国内の切手商には、3月中旬に入荷していたので、既に入手された収集家の方も多いと思いますが、ちょっと期待はずれでしたね。何しろ、肝心のCD-ROM自体は切手ではなく、CD-ROMの袋の部分が切手であり、その袋の中にCD-ROMが密封されている形なのですから…。
 したがって、この切手についてはCD-ROM「付」切手、あるいはCD-ROMジャケット切手と呼ぶのが正確だと思います。

画像は、現地の人に頼んで実際に郵便に使ってもらった「実逓カバー」なのですが、さすがに切手として使うには違和感がありますね。また書留の国内便でお願いしたのですが、書留ラベル等を使わずに手書きで引受番号を書いており、着印等もないので、実逓の証拠に乏しいのがちょっと残念です。でも、一般に入手できる記念印付きのFDCとは違い、通常の消印(日付は3月10日)が押されており、しかも郵便局名が首都の"THIMPU"ではなく、”PARO"(空港のある都市)であるのは、貴重だと思っています。

 それにしても、宛先には、氏名、会社名、都市名だけしか書かれていません。ブータンでは、細かい住所が書いて無くても郵便物が届くのですね。

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2008年3月30日 (日)

イギリスの私製加刷ペーン

Uk1 ちょっと前の話になりますが、「郵趣」誌3月号の25ページに、JAPEX'07ロゴを加刷した、イギリスのマーチン切手ペーンが海外でも人気であるとの記事が掲載されていました。

 このペーンは、元々、1995年に発行され、企業のDM等に返送料として同封することを想定して発行されたもので、角に取り付けやすいように三角の折り線(ルレット目打)が付けられているのが特徴です。このペーンの余白が大きいことに注目して、私製加刷が施されたものがJAPEXでも500部限定で売られていたのです。

 私製加刷とはいえ、なかなかのアイデアものだと思いますが、最近、本家英国の切手商から、同様の私製加刷ペーンの20種ロットというものを入手しました。
Uk2 多くは、切手展(国際展を含む)の記念加刷ですが、中には、インドネシアの津波被害への募金を加刷したものもあり、なかなか興味深いものです。

 ただ、台となるペーンは1995年に発行されたものなので、切手商等の在庫が無くなれば、この様な私製加刷ペーンもなくなってしまうのでしょうね。

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2008年3月22日 (土)

国連のPスタンプ

Un1_2 ニューヨークでは、国連本部の見学にも行ってきました。
 実は私、中学時代から国連切手も集めているので、一度は訪問したかったのです。

 その国連ビルで作成したPスタンプが、上の画像です。ロビーの中央に"Personalized Stamp Shop"という看板が出ているコーナーがあるので、すぐ判りました(下の画像参照)。
 早速絵はがきを購入して、この切手を貼った実逓便を作成しました。17日に送って日本に着いたのが21日です。日付変更線を考慮すると実質3日での到着になり、その早さに驚きます。
 他に、ロビーには、国連切手の図案にもなった、シャガールのステンドグラス(一番下の画像)もあり、こちらの方もしっかり鑑賞してきました。
Un2
Un3

 

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2008年3月20日 (木)

焦げ穴切手

Cai1 例年は結構忙しい3月というのに、なぜかスケジュールに空きができたので、念願のニューヨーク旅行をしてきました。
 今回の旅行は、美術館・博物館巡りが目的だったので、切手商には寄っていないのですが、たまたま入手した珍品を紹介します。

 画像の切手は、グッゲンハイム美術館で購入したPスタンプです。これは、特別展を開催中の、現代美術家の蔡國強(Cai Guo-Qiang)氏の火を使って宇宙を表した作品にちなんだもので、なんとタブ部分に「本当の焦げ穴」が空いているのです(判りやすいように赤い紙を敷いています)。

 焦げ穴といえば、アルゼンチンが2004年に発行した切手が思い浮かびますが、その際は、焦げ穴を模した穴が空けられていただけで、本当の焦げ穴ではありませんでした。

Cai2 ところが、このPスタンプは、本当に焦がした穴が空いているのです。切手の裏側の画像を見ると、焦げ穴の縁が黒くなっているのがよく判ります。また、売られていたシートの焦げ穴は、当然のことながら同じ形のものはなく、1枚1枚異なっていました。

 具体的にどういう方法で焦げ穴を付けたのかは判りませんが、決して大きくない面積のタブを焦がすのは、大変だったと思います。また、焦がしすぎれば、切手部分まで焦げてしまいますので、失敗作もたくさん出たことと思います。

 ちなみに、画像の他にも、もう1種類のシートが売られていました。1シート(8枚)で$14+税ですので合計$28+税になりますが、焦げ穴を付ける手間と失敗作のリスクを考えると、決して高い値段ではないと思います。

 Pスタンプとはいえ、非常に面白いアイテムです。


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2008年3月 8日 (土)

ブータンのCD-ROM切手

 昨年から話題になっていた、ブータンのCD-ROM切手が発売されたようですね。ebayを覗くと、1セット$30ぐらいで入手できるようです。

 この切手については、ぜひ実逓カバーを入手しておきたいので、今、手配しているところです。無事カバーが入手できたら、このブログで紹介する予定です。

 なお、北朝鮮のビデオCD切手のカバーの方は、中国の業者に問い合わせてみましたが、入手の目途は立っていません。

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2008年2月18日 (月)

クウェートの金箔切手風シール

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 最近の国内某切手商のオークションの落札品です。ご覧の通り、1970年の万博の際にクウェートのパビリオンにて発売された、金箔切手風シールです。

 この万博の当時、私は幼稚園児でしたので、リアルタイムでの記憶や情報はほとんどありません。しかし、中学生頃に読んだ子供向けの切手関係書籍の中で、「大阪万博のクウェート館で金箔切手が売られて話題になったが、その切手は実は郵便に使用できないものだった。」という記事を読んだ記憶があり、ずっと頭の片隅で気になっていました。
 熱心に探し回れば、もっと前に入手できたのでしょうが、今回たまたま縁があって、その現物を手に入れることができました。

 画像ではよく判りませんが、金箔というより金紙製で、かなり安っぽいつくりです。また、一応目打ち風の縁取りがされていますがハサミで切らなければいけないし、裏糊も付いていないので封筒には部分的にのり付けがされているといった状態です。国名と額面が付けられているので、一見、切手と勘違いしそうですが、よく見ると、クウェートの切手に入れられている"POSTAGE"という文字がない点が、決定的におかしいですね。
 やはり、これは、正式な切手ではなく、切手風シールだったのだと、妙に納得した次第です。

 どちらにしても当時話題のアイテムですし、私は岡本太郎のファンでもあるので、太陽の塔風の変なイラストが書かれた(これは、岡本太郎氏本人のチェックを受けていないことは確実ですね)封筒は、ちょっと嬉しいです。大事に保存したいと思います。

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2008年2月14日 (木)

セルフ糊シール切手44周年

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 こんにちは。2月14日といえばバレンタインデー…ですが、1964年の今日、アフリカのシェラレオネより世界最初のセルフ糊シール切手が発行された日でもあります。

 この切手は、44年前の発行にもかかわらず、いまだにフレッシュな状態を保っており、当時のWALSALL社の印刷技術の高さが伺える切手といわれています。

 そしてもう一つ、あまり知られていませんが、この切手の印刷技術の素晴らしさが判る特徴があります。上の画像はこのセットの高額面切手のシートの左端3枚分です。これらの切手の中央の地球の図案の中をよーくみて下さい。…ちょっとこの画像では判らないですね。
 では、もっと拡大した、下の画像を見て下さい。もうお判りですね。地球の図案の中に極小さなアルファベットが隠れているのです。
 こういった隠し文字は、シークレットマークとも呼ばれ、最近の切手ではしばしば見られます。しかし、この切手のシークレットマークは、30面シートを構成するそれぞれの切手の位置により、異なる文字が異なる場所に隠されているという凝りようです(つまり30種類のシークレットマークがあります。)。したがって、単片切手でもシート上の位置を調べることが出来、いわゆるリコンストラクション(切手シートの復元・再構築)が可能なのです。

 ちなみに、下の画像のシークレットマークの位置は、次のとおりです。
 ・1番切手(シートの左上):アフリカ大陸北西部分に"KS(?)"
 ・2番切手:南アメリカ大陸の東端に"AA"
 ・3番切手:北アメリカ大陸の中に"FL"
 皆さんも、お時間があれば、お手元の切手とにらめっこして、シークレットマークを探してみて下さい。肉眼でも何とか識別できます。

Self1Self2Self3


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2008年2月13日 (水)

北京変わり種切手五輪(6)続・ビデオCD切手

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 昨年12月にご紹介した、北朝鮮のビデオCD切手の続編です。
 中国の切手商より、売り込みがあり、購入したプルーフ2点です。

 1つ目(画像左側)は、未完成品です。この切手はCDが八角形に切り取られているのですが、切り取られる前の円形の状態のものです。
 2つ目(画像右側)は、画像では、どこがプルーフなのか判らないですが、左のCDと比べると、図案が濃く、色合いも少し違うのが判りますでしょうか…。実は、こちらの方の図案は、CD上に直接印刷されているのではなく、同じ図案の紙製シールが貼られているのです。見本用に作ったのでしょうね。
 ちなみに、どちらのビデオCDにも画像はちゃんと収録されていました。

 なお、同時にハイチの織物切手の無目打・未裁断シート(製造過程で出た不良品のような感じです)も購入しました。こちらをご覧下さい
 どれも、ゲテモノ的で、プルーフというより製造過程からの横流し品のようなものですが、変わり種切手としてはエポックメイキングな切手ですので、迷った末に購入しました。

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