総合成績
新司法試験の総合成績が届きました。恐る恐るハガキのシールを剥がすと、論文は3124位、総合は3302位でした。
短答(択一)が4807位だったことを考えると、善戦だったのかもしれません。しかし内訳を見ると問題点がハッキリと分かります。直前に勉強をした公法と選択(租税法)だけが合格圏内で、民事と刑事は合格圏にははるかに及びませんでした。
民事は、本番で大きなミスをしたので、ある程度悪いのは仕方がありません。本来は得意科目ですので、このまま行っても来年は少しは上がると思います。
問題は刑事です。56.05点というのは刑法と刑事訴訟法の2科目合計ですが、1科目しかない租税法の53.52点と大して違いません。順位にすると5300ぐらいと、本当に下の方です。
実は、刑法も刑事訴訟法も、ロースクールの授業で勉強したきりでほとんど勉強していませんでした。直前に刑法の財産犯の箇所を少し見直しましたが、論文試験では出題されませんでしたのでホボ「無勉」状態だったのです。一般の受験生から見ると主要科目が無勉というのは信じられないでしょうが、仕事と併行しての勉強だとどうしても時間に限りがあり、こういうこともあるのです。
反対に言えば伸びしろも大きいわけで、普通に勉強すれば、30点ぐらいアップさせることは十分可能です。また、刑事は短答式試験でも58点と一番悪かったので、こちらの点も伸びてくれると思います。
5月の試験後の勉強の進捗は、民法をひととおり済ませ、会社法のテキストを半分ぐらい読んだところです。とりあえず年内の目標として、会社法を終わらせて刑法を一周は勉強したいと思っています。
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