お二人の方から
月曜日に、法科大学院の定期試験が終わりました。
最後の科目の民事法総合(会社法関係)は、かなり厳しい問題だったため、試験終了の打ち上げ会での雰囲気はあまり良くなかったです。
3年次配当の選択必須科目ですので、この科目を落としても他の選択必須科目でカバーできる人は良いのですが、他の科目の登録を回避したり落としている人もいますからね…。
ところで、先週、このブログにアクセスされたお二人の方から、質問やメッセージを受け取りました。ありがとうございました。1日40~50人程度のアクセス量しかないこのブログでは初めてのことでしたので、嬉しく思います。
なお、このように直接連絡して下さることも歓迎しております。ただし、その際は本名の記載をお願いします(今回はどちらの方も本名記載でした。ありがとうございます)。匿名でのご質問等であれば、ブログのコメント機能をお使い下さい。
(1)法科大学院(未修)に合格して迷っているAさんへ
ご丁寧なお礼のメールをいただき、ありがとうございました。メールで話させていただいた件が多少なりとも参考になれば幸いです。
なお、法科大学院のスケジュールはハードですが、締め切り前のシステム開発や、中小企業診断士の実務補習を経験した人にとっては、大したことはありません。しかし、理系出身者の方は、文系特有の曖昧な基準にカルチャーショックを受けるかもしれません。
(2)神戸学院大学ロースクールに入学予定のBさんへ
丁寧なご挨拶ありがとうございました。同じ授業でお会いする可能性は低いですが、小さな学校ですので、私を見かけたら、遠慮無く声をかけて下さい。学校裏の「神戸珈琲」で何かごちそうしますよ。
(ロースクールにおける時間の使い方について)
必須科目でも3分の1ぐらいの学生が落ちる科目があるなど、単位取得が厳しいので、ほとんどの学生は授業の予習・小テスト・レポートに追われて図書館に籠もっています。
ただ、私の経験では、上記だけを長時間こなしても、知識が自分の血肉になることはありません。また最終的な単位の有無は定期試験の成績次第ですが、それに対応するには基本書からの知識吸収が必要です。忙しいでしょうが、基本書を早めに決めて、1日10頁でも良いですから読み進んで下さい。私の場合は、通学電車の中(片道40分)を基本書読みに当てています。
(入学前に学んでおくべきこと)
法学検定の問題集は勉強した気になるだけで、あまり役には立たないと思います。宅建主任クラスの試験であれば問題集中心の勉強だけでも合格できますが…。
難関試験では、まずはインプット勉強を優先すべきです。知識がインプットされていないのに問題演習をしてもアウトプット勉強にはなりません。また、問題集の解説でインプット勉強をしている人も実は多いのですが、この方法は最初の内は力が伸びて合理的に感じますが、断片的な勉強になるため、しばらくすると限界がきます。
神戸学院大学では、憲法と民法が特に厳しいので、このどちらかでも勉強を進めておくと良いかと思います。ただし、憲法の基本書は抽象的な話が多いので、先に判例集を読んで重要な判例の考えをしっかり把握した方が理解が進みます。判例集は、個人的には判例百選よりも、伊藤塾の「判例シリーズ憲法(弘文堂)」がお勧めです。この本は非常に読みやすいので、1か月あれば十分です。


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