世界最小の切手の第2弾
以前(2022年)、オーストラリアが限定発売した盆栽図案の世界最小の切手をご紹介しましたが、翌2023年11月にも同サイズの切手を収めた小型シートが発売されていることが判りました。
今回はPeacock Spiders という小型のクモを描いた切手で、小型シートは1種、その中に通常サイズの切手(commemorative size stamps)と超小型切手(tiny miniature stamps)が3種ずつ収められています。超小型切手のサイズは2022年の世界最小の切手と全く同じサイズ(6.5 x 9.375mm)です。発行数も同じ限定150セットです。
なぜクモの図案を超小型切手にしたのかといえば、おさらくこのPeacock Spidersというのが幅5mm弱とすごく小さな種類で、それを実物大で印刷するのにちょうど良いというのが理由のようです。
さらに面白いことに、このセットには、通常サイズの切手と超小型切手の中間サイズ(miniature size stamp)の切手も収められています。最初の画像の一番上のものが中間サイズの切手セットです。
なお、全体のセットは、中間サイズの切手3種セット、中間サイズの初日カバー、中間サイズのメダル付き初日カバー、通常サイズの切手と超小型切手を収めた小型シートの計4点がフォルダに収められています。
実はこの切手の発売の情報は半年以上前に知っていたのですが、オーストリア郵政のページを見ると海外向けには発送できないことになっており、日本から購入できないのがネックでした。販売期間が今年末に迫ってきたので、割高になるのを覚悟で現地の個人輸入代行業者の方に代理購入してもらい、ようやく入手できました。
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